気ままに戯言 ・・・

日々の出来事であったり、見聞きしたものへの感想であったり、時には不動産の知識や裏話であったり、気ままに書き綴ります。

再生住宅と自前リフォーム・・・

2017年05月31日 | 不動産情報
 実際には十数年前から一部の企業で企画し販売しておりましたが、今、“再生住宅” と銘打って数々の企業が中古住宅をリフォームして再生させた商品を住宅市場に投じています。この再生住宅、多少見た目、荒れた家でも安く買い取り、様々なリフォームを施して建物を甦らせていますが、その中身と言えばシステムキッチンやユニットバス、ウォシュレット付便器などの新調は当たり前。壁も天井も床も外壁も家の型はともかく、ちょっと見は新築と見間違えるほど綺麗にリフォームされています。当然に売主は業者となりますから最短でも2年の瑕疵担保責任は付保されますし、買主の立場からすれば安心感ある物件と判断されるのでしょう。

 しかし、ちょっと考えれば分かることですが、再生住宅会社としては販売価格の中にかなりの利益が上積みされており、買主にとって本当に得かどうかは甚だ疑問が残ります。例えば、ある中古住宅を再生住宅会社が700万で買い取ったとします。そしてその建物にリフォーム代400万を注ぎ込んだとしましょう。すると原価としては1,100万です。これは大まかな予想ですが、恐らくエンドユーザーへの販売価格として1,700万~1,800万程度の値付けがされるのではないかな? 勿論、再生住宅会社としては諸税や手数料等経費も掛かるので、差額600~700万がそのまま利益とはなりませんが、しかし、それでも低く見積もって400~500万の利益を計上しているでしょう。

 例えて言った700万の仕入れ価格。再生住宅会社の仕入れる物件は殆どの売主が「安くても良いから即現金化したい!」との希望から、泣く泣く相場を割った金額に妥協して売り渡しています。しかしこれがもし、一般の買主にその金額で売り渡せるとしたら先程の例えでみれば買主の負担は1,100万で済んでしまいます。900万で買い取ったって再生住宅会社並みのリフォームを施しても1,300万。これは段違いですよネ! 但し、瑕疵担保責任は付保されませんのでマイナス面はありますが、ただ、この瑕疵担保にしても構造躯体の異常や雨漏り・白蟻等、主要構造物に関する欠陥に対してのみ付保されるものですから、これは心配であれば低料金で事前調査もできることです。

 一般のお客様は一口でリフォームと言っても、なかなか知識が伴いませんから発注者として不安に駆られることもあると思いますが、仲介をする不動産業者等から聞き及び、自前でのリフォームをもっともっとチャレンジしてみるべきと感じています。恐らく再生住宅会社の販売する価格の2割がたは安く仕上がるとおもいますよ・・・同レベルの出来栄えで。
 と言う訳で、今回はこんな物件を御紹介します・・・沼津市根古屋(原ニュータウン)の一戸建て中古住宅。リフォーム予算は再生住宅会社並みに完璧にやって400万強程度。リフォーム箇所をチョイスすれば200万~300万でも充分綺麗になるレベルと思われます。

 沼津市根古屋(原ニュータウン) 中古住宅


我流リハビリ・・・

2017年05月30日 | 雑談
 足の痛みがゼンゼン引かないで参ってマス・・・。立ち上がる時が最悪で、歩いている間もビッコひきひきですが、股関節から膝までの痛みは初めてなのでちょっとばかり不安に駆られています。初めは大腿骨頭と寛骨臼との間の軟骨が擦り減っているのか、或はずれているのかな? とも思いましたが、ネットでいろいろ検索してみると痛む箇所が徐々に移ったりもするので、どうやらこれは骨自体と言うよりも神経系の痛みであるのが濃厚、という気がしています。痛くなってから早1ヶ月強・・・去年の腕の痛みと同様に、また長期戦かも?・・・歳を取る毎に体のあちこちに弊害が出てきて、正直、歳には抗えないことを嫌と言うほど痛感させられている今日この頃です。

 ただ、何度かお話ししているように私は基本、お医者さんをあまり信用していないので未だに病院へは行っておりません。きっと皆さんが聞けば「何を言ってんだか・・・」と思われることでしょうが、最後の最後、自分ではどうにもならず症状が進む一方だったり、或は素人には全く分からぬ重い病気だったりすれば、これはお医者さんに頼るしかないので私もお医者さんにかかるしかありません。ですが、あっちが痛いのこっちが痛いの、はたまた胃の調子を悪くしたの風邪をひいたの、があったとしても、普段、医者には殆どかからないのです。経験上、去年の腕の痛みもそうでしたが、失礼ながらお医者さんは患者に何度も通院してもらうことが主であり、本当は原因の分からぬことも多いのでは・・・? と思っています

 結局、去年の腕の痛みはその後、我流ストレッチ2~3週間ほどで治ってしまいましたから、病院や整体・整骨院等もそうですが、通って治ったとしてもそれは “時間的な自然治癒” に近かったのではないかな? と思わざるを得ません。ま、エラソ~にこんなこと言っていても、本当に悪くなればいの一番に「助けてぇ~!!」なんて病院へ駆け込むのが一貫性のない私ですが、でも、外傷や骨・筋肉・神経の断裂等ならともかく、少なくとも「リハビリに!」なんて言われるような症状であれば通院は概ね “ムダ” と言っても過言でないのでは?

 幸い、仕事に支障を及ぼすことはあまりないので助かっていますが、果たしてこの先、どうなることやら・・・ 。カミさんはもし骨に異常があったらと「レントゲンだけでも撮ってきて!」と何度も言いますが、もう暫く様子をみて、改善しないようであればしょうがない!・・・渋々、行ってきたいと思っています 。しかしその前に、今回の症状も自然治癒プラス我流リハビリでどうなるか?・・・を観察することにします。ま、ある日突然、このブログの更新が急に止まった時には(1ヶ月以上)、きっと入院しているか死んでいるかのどちらかかも?・・・そんな時は笑ってやって下さい「あのバカ、医者を信用してないからあのザマ! ケケケッ! 」・・・と。


契約後にどん底・・・

2017年05月29日 | 業界裏話
 昨日の日曜日は賃貸の一戸建契約があったので日曜日としては多少早めの出勤・・・とは言っても10:30頃ですが。お越し下さったのは契約者御本人と連帯保証人となる御姉様、そして同居されるお母上が立ち会われました。重要事項の説明と賃貸借契約書等、一連の御説明をしているとお母上は飽き飽きしてこられたのか、娘さんである御姉様に「ちょっとキー貸して!」と車の中へ逆戻り。そりゃそうですよね、かなり御高齢になるお母上、重説や契約書の難しい文言を聞いていたって(チンプンカンプン! )が本音でしょう。結局、所要時間1時間程度で無事署名・捺印まで済ませることができましたが・・・。

 当事務所へは契約者御本人が原付バイクで、御姉様とお母上が車で来られたのですが、契約終了後「もう一度物件内部を見たい。」との御要望があったので、別々に現地へ行くのも何だと私の車に同乗してもらい向かうことに・・・。これはお母上が未だ物件を見ていなかったのでお二人に望まれたのですが、内覧をしてもらうとお母上は「リビングもDKも広いねぇ~!」とたいそう喜ばれており、私としては一安心でした。10~15分程度で借主さんが「お手数掛けてすいません。ありがとうございました!」と仰って下さったので、再び私の車で事務所へ逆戻り

 事務所へ着くと、問題はここからでした・・・ 。当方の事務所は店前に3台停められるのですが、若干キツめの3台分。私は他2台が少しでも余裕をもって停められるようにと一番左側ギリギリへいつも停めているのですが、今回は同乗者がいたので左ギリギリに寄せると降りられないと思い、左側をかなり空けて駐車すべくバックで後退すると、バックモニターが付いていながらあまり確認もしなかった為、駐車場ど真ん中に停めてあった契約者さんの原付バイクを擦ってしまい、ガチャ~ン とバイクを横倒ししてしまったのです!・・・「アチャ~~!! 」 です。

 当然に不注意極まりなかった私の責任。傷付いた部分の全面修理をお願いし、修理代を請求してくれるようお願いをしたものの、相手の立場になれば誰でもそうだと思いますが、修理できりゃ~いいってモンじゃありませんよね! ましてやバイクは未だ去年買ったばかりの新車だそう・・・。私も痛手ですが、契約者さんはもっと傷心だとお察しします。賃貸の契約でしたから、これで仲介手数料など、あって無きが如しとなり、契約者さんには言えませんが(いったい何の為に契約したのやら・・・ )の結末でした。あ~~~・・・返す返すも、何でちゃんと後ろを確認しなかったんだろ! 皆さん、運転に慣れはいけません! 四方八方注意力を持って運転しましょう!


玉置浩二の ”Song's”

2017年05月27日 | 音楽談義
 玉置浩二がNHK “Song’s” に出演するというので、一昨日の木曜日、カミさんに録画してもらって昨日の夜、見てみました。感想はと言うと・・・さすが! ですね、玉置浩二。あの歌声はもう歌が上手いとか声が良いとかを遥かに超越している。最後の曲の方はもう、思わず涙ぐんでしまったほどの感動でした。全曲、オリジナルには程遠いアレンジでの演奏であり歌でしたが、どんなアレンジであっても違和感を感じさせない素晴らしい歌いっぷりは、これはもう黒人の一流R&Bシンガーをも凌駕するような、且つての日本人歌手ではお目にかかれなかった領域の歌い手さんです。

 プライベートではあの大好きな薬師丸ひろ子ちゃんと離婚して反感を持たれたり、仕事でもコンサートで聴衆が気に食わないからと、コンサート自体を途中でボイコットするなど悪い印象も数々ですが、その後と現在の玉置浩二を見ていると、“それもそれこそが玉置浩二なのだ!” と納得せざるを得ません。自分の気持ちに正直で、そこには常識も世間体もクソもない。その時の気分、感情、思い入れ、そしてそれを素直に表現することこそが大事で、即ちそれがミュージシャン、シンガーとしての自分を最高の境地に達しめることだと信じている。少なくとも・・・普通の人ではありません。

 ワインレッドの心から始まった安全地帯の音楽もそれはそれなりに好きで、この時の玉置浩二の歌もかなり上手ではあったけれど、今の玉置浩二は全くレベルが違います。今年59歳というから今が絶頂期なのでしょうね。加齢と共に徐々に徐々に声も衰えてゆくと思われるから、玉置浩二のコンサートに行くならこの数年が行き時なのかもしれません。一度も生で聞いたことのない私としても、是非この数年の間に機会を作りたく思っています。玉置浩二、間違いなく現在の日本におけるトップシンガーだと感じています。


曲がったことは嫌いです

2017年05月26日 | 業界裏話
 同業者である I さんの事務所へ一緒に進めている案件の件でお邪魔をしたら、雑談の中で、I さん「ランドサーチさんは先日の〇〇〇〇(某住宅会社)の催事には行かなかったの?」と聞かれました。私は「行かなかったヨ!」と即座に答え、更に「行きたくもない!」とも付け加えることに・・・。なぜかと言うとこの住宅会社、当面お付き合いすらしたくないと思っている会社だからであります。理由はひとつだけ・・・、この会社の管理職であるAは不動産業者相手に、自社物件を取り扱わせることを良いことに個人的に見返りを要求し、私腹を肥やしているという醜聞を従来から耳にしていて、そんな体質の住宅会社とはお付き合いしたくない! と腹を立てているからに他なりません。

 体質、と言いましたが、勿論これは会社全体が・・・ということではないでしょう。A個人が冒している乱心なのだとは思います。しかし、実際はそれに気付かず放置している会社も会社だと私は思っており、会社勤めでありながらこうした行為をしているA自身も第一に許せませんが、若干会社も会社、今流行りの言葉、コンプライアンスという面からも会社全体のイメージを落とす放任さ加減です。例えばAが個人事業主であったなら、私は何とも思いません。それなら十分に有り得ることであって売上であり利益です。しかし、企業の社員が個人的にやるのはいけません。やるなら会社としてやるべきです。

 こういう社員を抱えていると、会社としては大変なマイナスです。尤も、それを相手にしている不動産業者は不動産業者で、話を貰えるのですから何とも思っていないでしょう・・・と言うよりも逆に美味しい話なのだと思います。ですから相手にしている業者さんに対しては批判する気持ちなど毛頭ありません。私が批判しているのはあくまでも企業の社員であるA個人・・・多少会社で、その他は全く以て当たり前の商売をしていると思います。私は長く、自らが会社勤めであったので、どうしてもこうしてルールから外れた行いをすることに苛立ってしまいますが、良いのか悪いのか?・・・ま、少なからず損はしても得はしておらないのでしょう。

サボッてましてスイマセン・・・

2017年05月25日 | 雑談
 ちょっと何日も更新をサボッてしまい申し訳ありませんでした(少ない閲覧者数ながらもお読み下さっている皆様へ )。仕事がいろいろと重なり、どうにもPCの前でブログを更新できる時間を捻出できなかったことと(言い訳! )、打ち込む内容があまり思いつかなかったこと(これが本音?)が理由であります。今、多少大きな案件を一つ抱えており、その他にも成約に向けて交渉中の物件が幾つかあって事務所を不在にしていることも多いのです。そしてまた、そういう時に限って士業の諸先生から「こういう契約書を作って欲しい!」「こんな覚書・合意書を作成して欲しい!」との依頼があったりして、基本、どんな事でも仕事を断らない私としてはプチ・パニックな状態です

 ただ、忙しく動いていることと商売繁盛であることがイコールでないのは悲しいところ・・・。つい先日も前年度決算が終わり、改めて決算報告書を見ると・・・これが目が点 。おまけに消費税の納付も今回からみなし仕入れ率が不動産業の場合、50%から40%に引き下げられてしまったので納付額が増えています。会社勤めをやっていた時にはあまり頓着ありませんでしたが、自分で事業を営むようになるとその税額の多さには改めて驚かされてしまいます。安倍首相もいろいろな国に行き、いとも簡単に支援だ援助だのと莫大な金額を約束している姿を見るにつけ(いったい誰の金だ!?)と腹立たしく思いますが、いいですね、人の金を、税金を我が物顔で扱う政治家や官公庁の人達は・・・

 さて、話はコロリと変わり、ブログテーマが無かったとは言え更新しなかったこの数日にもいろいろな事がありました。TVを見ていて一番癪に障ったのはボクシングの村田VSエンダム戦。結果が出た後、「なんだこりゃ~~!」とジャッジに対して不満爆発! 完全に勝っていましたよね、村田! ま、WBAメンドーサ会長がエンダムに肩入れしたジャッジの二人を処分すると言われているし、再戦も実現させると言うから良いようなものの、でも、村田並びにジムからすれば堪ったものではありません。再び12Rを戦うというのは大変なことですから・・・、せいぜい5Rくらいで決着つけさせないと選手の体が持たないでしょう。

 ちょっとばかり忙しい思いをしている中でも、私の唯一楽しみは家に帰ってTVを見ながら(特にスポーツ観戦)チビリチビリと盃を傾けること。ダラダラと飲み続けてよくカミさんに怒られますが、これがなければ翌日の英気を養えないのです(そう思っているのは自分だけ)。そう、スポーツ以外で飲みながら見ていて面白い番組というと、最近では “Youは何しにニッポンへ(TV東京)” とかも好きですね。その他にもTV東京の番組、結構面白いのをやりますヨ。家で飲んでいるのも良いけれど、でも、たまには仕事がうまくいって仲間達と美味しいお酒が飲みたいと思ってマス(最近少ないので)。これを度々できるよう、今後も精一杯頑張ります!

家系ラーメン・・・

2017年05月19日 | 雑談
 MSNニュース(東洋経済オンライン)の「家系ラーメン」に関する記事を読んで、昔を思い出してしまいました。今でこそあっちにもこっちにも「家系」を名乗る個人店、チェーン店が増えてきて、この地域にも何店か看板を掲げていますが、この記事の中でも「家系ブームに乗っかって2000年過ぎ頃から「~家」をつけながらも、本来の家系の流れをくまない豚骨しょうゆラーメンのお店がさらに増え始めた。そして、ここ3~4年で数社の「資本系」が一気に家系ラーメン店を各地にオープンさせたという図式だ。」と言っているように、その “本来の家系” の味を知っている私としては、ブームに乗って広がった数ある似非家系ラーメンの味を「美味しい!」とはあまり思えません。

 私が最初に家系ラーメンを食べたのは、もうかれこれ35年前くらいでしょうか? 当時東神奈川に勤務していた私は同僚から「お昼はラーメンを食べようヨ! 旨いラーメン屋があるから。」と言われてついて行ったのが最初です。本当はその頃の私は昼食にラーメンというのはあまり好みでなく、どちらかと言えばファミレスでハンバーグやフライものなどでも食べている方が好み。しかし、その時は誘われたので仕方なくついて行き、東横線東白楽駅からほど近いところにある “六角家” という店に連れていかれたのです(という店、などと言っても、今じゃ超有名店ですネ!)。

 それでも、その頃から店はお客さんで長蛇の列。内心(なんじゃよぉ~コレ! 待ってまで食べるのかよぉ~!)とゲンナリしたものの、しかし、待ちながらちょっと見ていると回転は頗る早そう!・・・並んで待っている間に注文と好みを一人一人聞き(固めだとか油少な目だとか海苔多めだとか)、座ればさほど待たずに「お待ちどぉ~!」と注文品が出てきます。初めてだった私は(すげぇ~な、コレ! よくまあメモも取らずにこれだけの注文を聞き、それを口頭で厨房に伝えて暗記のみで伝えられるモンだ!)と、ラーメン以前に感心することしきり。(こりゃ、タダのラーメン屋じゃない!)と感じたものでした。

 そしてラーメンが目の前に出されると、プ~~ンと豚骨の生臭いくらいの香りが鼻をつき(それが全然嫌味でなく)、鶏油が表面に5mm以上あろうかという厚みで浮いている。(ドギつ!)と思いながらも麺を口に運ぶと、これが(ウマ~ッ!!)・・・今迄味わったことのない仰天するほどの美味しさだったのです。その時食べたのは “普通のラーメン・中盛・チョイスは全部普通(分からなかったから)”・・・途端に虜になり、その日から昼食は毎日六角家。そう、週に4~5日のペースでラーメンを食する私になりました。

 まるで中毒にでもなったかのように六角家に通う私。たまに・・・(スープの中に麻薬でも入ってるんじゃないか?)と疑うほどの取り憑かれようでした。東神奈川を離れると同時に食べる機会は激減しましたが、その頃の私は(オレ、ラーメン屋でもやろうかナ?)と思わせられるほどの入れ込みようだったのです。その後、静岡に戻り〇〇家・・・という看板を見る毎に一度は入ってみる私ですが、残念ながら見た目は似ていても同様な味に巡り合ったことはありません。でも、その頃の六角家もそうでしたが、味というのは多少なりともその都度違い、また、時代によっても変えていくものでしょうから、もし久し振りに六角家へ行ったとしても当初の感動があるとは限りませんけどね。何はともあれ六角家さん、私の知る限り最高のラーメンでした!


情けないリーダー達・・・

2017年05月18日 | off course
 あんまり長いことないのでしょうかね?・・・トランプ大統領。大統領選でのロシアサイバー攻撃、ロシア外相への機密情報漏洩疑惑、前代未聞のスキャンダルにアメリカのみならず世界中がこの問題に注目しています。大統領弾劾によって罷免ともなればアメリカでは初、ニクソン大統領やクリントン大統領は弾劾への動きや実際に訴追を受けたりしたものの、ニクソンは土壇場で辞任、クリントンは議会での評決に救われているから実際に罷免された訳ではありませんので・・・。ま、トランプ大統領にしても現実に弾劾ともなれば、恐らくその前に辞任・・・ということになるのでしょうが、はっきり言って超大国アメリカのリーダーがこんなことになれば、恥ずかしい限りですね。

 とは言え、この日本のリーダー、安倍晋三首相も最近はこれを対岸の火事と笑っていられません。昭恵夫人の森友学園問題がようやく治まりかけてきたかな? と思っていたら、今度は本人の加計学園問題。この件でもまたまた昭恵夫人の名前がチラホラ出ていますが、TVやネットでの情報をそのまま見聞きしている限りでは、これはいかに安倍首相応援団の一人と自負している私でさえも溜息しか出てこないのが本音です。一国を背負ったとてつもない責任の立場であるのに、あっちもこっちも脇が甘いというか何と言うか・・・。やっぱり一人の普通の人間ですね、周囲からいろいろと奉られればどうしても “驕り” が出てしまうのでしょう。

 しかし大なり小なり政治の世界に飛び込む人間というのは、凡そ自意識が強く我が強く、表面的には綺麗事を並べ立てても腹の中では私利私欲ばかりに執心の人物ばかりなのかもしれません。残念ながらそういう人でないと自分の周りを見てもそうですが、立候補なんてしていませんよネ。要は目立ちたい! ステータスを勝ち得たい! 周りが頭を下げてくる立場になりたい! 金も握りたい!・・・これがメインで政策や主張など手段に過ぎず、持ち前の上手な喋りによって一般庶民の目を眩ませる。そしてなってしまえばやりたい放題です。任期が終了する直前になればまたまた綺麗事をぶり返す演技者に成りすますのですが、これに騙されてしまうのが不勉強な庶民の悲しいところ。この構図・・・きっといつまで経っても変わらないのでしょう。だからダメなのです・・・何処の国も。


頑張れYAMAHA音楽振興会!!

2017年05月16日 | off course
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 日本音楽著作権協会(JASRAC)が音楽教室から著作権料を徴収する方針を決めたことに対し、音楽教室大手・ヤマハ音楽振興会(東京都目黒区)が7月にも、「教室での演奏には著作権は及ばない」として、JASRACへの支払い義務がないことの確認を求める訴訟を東京地裁に起こす方針を固めた。
 JASRACは来年1月の徴収開始を目指し、教室を運営する各社に使用料を年間受講料収入の2・5%とする規定案を提示し、意見があれば回答するよう要請している。使用料規定は7月にも文化庁に提出する予定だ。
 これに対し、ヤマハや河合楽器製作所など教室側は2月、「音楽教育を守る会」を結成し、JASRACに対し「演奏権は及ばない」とする反論を各社が送付した。さらに使用料規定を出さないようJASRACに指導することを文化庁に要請し、要請に賛同する署名も約3万人分集めた。
 同会は今月30日の会合で訴訟の原告団に参加するよう約350の会員社に呼びかけるが、ヤマハによると複数社が参加を検討しているという。訴訟により、使用料率など金額の多寡が問題でなく著作権がそもそも及ばないと訴える狙いだ。
 著作権法は、公衆に直接聞かせたり見せたりする目的で演奏する「演奏権」を、作曲家や作詞家が専有すると定める。同会側は「技芸の伝達が目的で聞かせることが目的でない」と主張。JASRACは「人気曲を使い、魅力を生徒が味わっている以上、聞かせることが目的」と反論している。
***********************************************************************MSNニュース(朝日新聞デジタル)より

 これ、本当におかしい・・・JASRACの徴収方針。音楽教室でいろいろな曲を演奏するというのは基本、楽器を練習する為。CD等が売れなくなり著作権料が減少しているからと言って、こんなところにまで権料を徴収するというのは本末転倒でしょう。通常の教室の中では先生・生徒のみだし、たまに発表会があったって聴衆であるのは身内が殆ど、曲を聞いていると言うよりは成果を見聞きしに行っているだけなのに・・・。

 考えてみれば、あのカラオケだっておかしい・・・一人カラオケであろうが数人で行こうが、或は団体で行こうが皆で楽しんでいるだけ、「公衆に直接聞かせたり見せたり」しているワケでなし・・・。それなのに1部屋単位で当たり前に課金されているという現実は個人的にまったく納得がいかない・・・。あくまでも不特定多数である “公衆” の面前で演奏する、唄う、が対象となるのでは? 私はそう思いますが、如何なものなのでしょう。


勝手なことばかり・・・

2017年05月15日 | 業界裏話
 某住宅会社の営業Aさんが、当方取り扱いの土地をお客様に紹介してくれたのは良いのですが、数日後に「お客さん、気に入ってくれてるんですけど、価格、もう少し下がりませんかねぇ~!?」と言ってきました。その土地、他の近傍物件に比べれば多少安く価格を設定しており、古屋もあることから解体費もかかる為、売主さんとしてはギリギリの設定で価格を御理解下さった物件です。私は「ムリ! ムリ! 他の土地と比べてみてヨ! 相場より安い設定だから。」と言うと、「そこを何とか・・・予算が多少オーバーしちゃってるんで!」と、勝手なことを言われます

 言ってやりました・・・「予算が “多少” オーバーしてるなら、建物をおマケしてやりなさいよ。何でもかんでも土地にばかり皺寄せさせ、自分とこの住宅は一切おマケしないなんて、ちょっと都合良すぎない?」・・・と。
Aさん・・・「そりゃ、だって、無理ですよぉ~! 会社が承知してくれないモン!」・・・ですと 。おかしくないですかねぇ~~・・・個人の資産である土地には「まけろ! まけろ!」、そこに建てる会社の方は痛くも痒くもナシ。相場より高めだと思われる設定ならいざ知らず、足元を見て交渉すればいくらでもまけると思っている。

 しかし、私にはそんな足元をみた交渉、通用しません。それなら買ってくれなくても良いと思っていますから・・・。どんな立派な住宅を建てたって、25年もすれば査定評価 “ゼロ” となってしまうのが木造住宅。そこへいくと土地は多少の価格変動こそあれ、いつまでも資産として残り、お金に代えられる唯一のものです。消耗品である建物には住宅会社の言うなりにお金を投じ、資産として残る不動産にはディスカウントを求める買主さんも買主さんですが、高所に立って見てみれば、住宅営業さんだってその辺はお分かりになる話でしょう

 ま、私は決して妥協致しません(と言っても決めるのは売主さんだけど)。土地というのはマイホーム取得の際に、一番に重きを置くべき対象です。いつか諸事情があって売却せねばならなくなった時、助けてくれるのは土地であり、建物では決してありません。もっと土地の価格というものを正当に評価して欲しいですね。