気ままに戯言 ・・・

日々の出来事であったり、見聞きしたものへの感想であったり、時には不動産の知識や裏話であったり、気ままに書き綴ります。

今年もあと2ヶ月・・・

2015年10月31日 | 雑談
 昨日は午前中に決済・引き渡しがありました。日頃からお世話になっているT税理士先生が自宅兼事務所として購入した物件の決済でしたが、終始和やかな雰囲気で引き渡しまで終了させることができました。T先生、今迄は仮事務所的な賃貸物件で仕事されており、場所も広さもイマイチでしたので(失礼!)、これからは比較的目立つ場所の、それも大通りに面した駐車場もタップリな事務所で気分良くお仕事が出来ると思われます。住居部分も広いのでこちらもゆったり!・・・ですが、外でお酒を飲むのが好きな先生・・・奥さんの目が光る自宅兼事務所で、今後も同じ頻度で出歩くことが出来るのでしょうか?・・・そこがちょっと心配です。

 ちょっと間を置いて、翌々週には東京へ決済・引き渡しに出向かねばなりません。県外で決済を行うのは年に一度くらいしかありませんが、私としては正直なところ、この県外での決済は多少憂鬱さがあるのです。人によっては「気分転換できていいじゃない!」と好む人もいるのでしょうが、私の場合は何処へ行っても決済が終わると即帰路へ・・・ですので、「せっかく〇〇へ来たのだから当地の旨いものでも食べて行こう!」とか、「ちょっと寄り道して〇〇へ・・・」ということが一切なく、高い交通費と時間を使って行く利点がありません。それであっても丸一日潰れてしまいますから、やはり地元での決済が気楽です。とは言え、買主さんの都合ですから仕方ありませんが・・・。

 大震災後の不動産低迷振りも最近ではすっかりなりを潜めて、不動産売買は比較的順調に推移しているようです。収益物件や事業用物件等を中心に、内容的には首都圏のお客様や外国人のお客様の購入が活発だからこその傾向なのかもしれません。特に海沿いの物件などは価格がかなり底をついてきていますから、買い時と言えば買い時なのでしょう。それに伴って県外での決済も徐々に増えており、そのうち当地周囲の物件のあちらこちらが県外所有者、外国人所有者になってしまうのでは?・・・と案じる部分もあります。しかし胸の内はともかく、どなたが購入されようと業者である我々の立場では “商売” ですから、お客様は選べません。

 今年もあと2ヶ月でお終い・・・歳を取る毎に猛スピードで年月が経過してゆきますが、不動産業を始めて早14年目、時が経つのが早すぎて、未だに気分は新参者業者であるのが不思議です。サラリーマンだったらベテランの域でしょうから、それだけ不動産業というのがいかに奥深いか・・・とも言えるのでしょう。翌々週の決済が終了したらちょっとばかり休養を取って、年末まで、ラストスパートをかけてゆきたいと思います。

妹の方が適任だ・・・

2015年10月28日 | off course
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 韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の妹、朴槿令(クンリョン)氏(61)が4日夜に配信された日本のインターネット番組で、「日本の首相が替わるたびに謝罪を求め、隣人を責めるのは第三国から見て恥ずかしいことだ」と述べ、歴史問題を蒸し返す韓国政府の姿勢に疑問を呈した。50年前に父、朴正煕(チョンヒ)元大統領が成し遂げた日韓国交正常化による日本からの援助が韓国の経済発展にとって「決定的だった」ともし、元慰安婦女性らの支援は自国が責任を持つべきとの認識を示した。

 冒頭、日本の印象について、「マナーや礼儀正しさ、相手への配慮など、日本には韓国にない長所がある。韓国も礼儀の国といわれたが、今は当てはまらない。日本から学んで礼儀正しい生活をしてほしい」と現在の韓国社会に注文を付けた。

 世論の大反発を押し切ってまで、正煕氏が国交正常化を断行したことについては、「国交正常化こそ生きる道と思って推進した父を誇らしく思う」とし、日本からの無償・有償援助が製鉄所や高速道路建設など、韓国経済発展の「原動力になった」と評価した。日本に対して過去の歴史を問い続けることは、「浮気した夫の悪い噂を立てていることと同じ。歴史を後退させることで、韓国の国益にもよいことではない」と苦言を呈した。

 慰安婦問題についても、日本の援助で自立経済の基盤ができたと前置きしたうえで、「隣人を責め続けるのではなく、自らの手で(元慰安婦である)祖母や母を慰めて暮らしていくことが重要だ」と、韓国が責任を持って元慰安婦らに補償や支援をしていく重要さを強調した。

 首相ら日本の政治家が靖国神社に参拝するごとに韓国外務省が批判することについても「内政干渉になる」と批判。「子孫として祖先をまいることを拒むことはできない。靖国参拝をして戦争を起こそうとは誰も思っていない。そう思う方がおかしい」と変わることない韓国世論のあり方に疑問を投げかけた。現在の日本については、「他の国を侵略する憲法でもなく、軍国主義の時代でもない」と理解を示した上で、「(戦前)当時の『親日』と国交正常化後の『親日』は全く変わっている」と、いまだに親日派をつるし上げようとする韓国の左派勢力の姿勢を批判した。

 自ら社団法人「韓国災難救護」の総裁を務めるなど、社会支援に従事している経験から韓国のハンセン病患者らに対し、人知れず支援の手を差し伸べる日本人が少なくないにもかかわらず、韓国で「あまり知られていない」実態も憂えた。

 姉の槿恵氏の対日政策については、国交正常化50年の式典で日韓関係の深化に言及し、駐日大使を経験した李丙●(=王へんに其)(イ・ビョンギ)氏を秘書室長に起用したことを挙げ、日韓関係にとって「いいシグナルだ」とし、「私たちは、新しいスタートを切らなければならない。見守ってほしい」と期待を込めた。

 最後に、番組を視聴した日本のネットユーザーに向け、「韓国では、日本を非難するニュースばかりが流れるが、大半の国民は私と同じ考え方を持っていることを分かっていただき、もっと韓国を好きになってほしい」と訴えた。この日配信されたインタビューは録画で、槿令氏は収録を終え韓国に帰国した先月30日、ソウルの空港で韓国の報道陣に同様の主張をしたところ、韓国内で物議を醸した。

 インタビューを終え、朴槿令氏はこうも付け加えた。

「よいことをしようとすると、水を差す人がいます。そういう人を警戒しないといけません。賢い人は分かると思います」

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 まったく知りませんでしたが、朴槿恵大統領の妹であるこの朴槿令さん、まともですね。14歳年下だという夫のシン・ドンウク共和党総裁も同様の考え方をしているそうで、私達日本人からみれば「朴槿恵じゃなく、妹の朴槿令さんを大統領にしろ!(若しくは夫のシン・ドンウクさん)」と言いたくなります。「大半の国民は私と同じ考えを持っていることを分かっていただき・・・」と言っていますが、大半かどうかは分からないけれども私としては信じたい気持ちです。

 まず、この朴槿令さん、言っちゃなんですが、“顔” からしてまともですね。顔立ちがいいとかじゃなく、姉の朴槿恵に比べると優しく良識を持った顔をしている(旦那もそうです)・・・と思われる。帰国すればこうした発言が批判の的となるのは必然としても、呉善花さんといい、この朴槿令といい、著名な韓国人が(あり? 呉善花さんは帰化して日本人か?)前向きな考えを示してくれるというのは日本人として安心します。徐々に徐々に、韓国政界でもこの姿勢がスタンダードとなってくれることを、切に望みます。

個人間売買も良いけれど・・・

2015年10月24日 | 売買知識編
 突然にふらりと事務所にお越し下さったNさんという御年輩の男性が、「こういう土地建物を売りたいのだけれど、お宅で売ってくれるか?」と、20年程前に個人間で売買されたという契約書をお持ちになり、お見せ頂きました。その売買契約書は1枚だけ、B4サイズのワープロ打ち契約書です。聞けばその当時にお付き合いがあったという某弁護士さんにお作り頂いたそうで、中の条文などまるで頓着なしに、弁護士作成を100%信じて両者ハンコをポンポ~ンと押し、何事もなく売買が終了したそうです。建物もありますが、Nさんはその家を今迄貸すでもなく売るでもなく、単に資産として抱えていただけだったそうです。

 私はその弁護士さんの作られた売買契約書、条文の一つにある「危険負担」という項目に目が止まりました。「売買契約以降、残金決済引き渡しまでに、万一本物件が滅失毀損した場合の負担は乙(買主)が負う」と記載されています。確かに民法上(534条第1項)は、こうした目的物が特定されている場合の危険負担は債権者主義から買主負担となっておりますが、不動産取引の通念上はそれを訂正し、買主を保護する為に危険負担は甲である売主が負うものとされるのが一般的です。Nさんの場合は自らの住宅として使う目的ではなかったことと、滅失毀損など滅多にあることではないことを考えればどうでも良いことだったのでしょうが、仮にその万一が起こった時は目が点となる内容で契約したことになります。

 Nさん、「へ~、そうなの? 弁護士が作ったものだから不動産屋よりも確かだと思ってた。」と言っておられましたが、やはり餅は餅屋、不動産取引に関しては不動産業者に任せるが一番安心と思われます。条文全体も5~6条のもので、それ以外の万一も何も想定しておりません。Nさん、どうやら境界も土地の法的規制も建物の内容もまったく把握しないまま(当然に重説もなし)、物件に関する書類は何も手渡されぬままに契約した格好です。物件はまだ見ておりませんが(Google ストリートビューでは確認しました)、現調すれば何かと問題山積みの物件である気配、濃厚でした。

 しかしその弁護士さん、自分で作っているのですから不動産売買契約書くらい見たことがあるでしょうに・・・。まさか既存の契約書の危険負担条項を見て「んっ! この条文はおかしい。民法とは反対のことを謳ってる。だから不動産屋はモノ知らずなんだ!」と思って書き代えたかどうかは分かりませんが、そうだとしたら常識知らずは弁護士さんの方だった訳です。繰り返しますが “餅は餅屋” 、不動産取引に関しては一番にたくさんの事例に接し、売主さん買主さん双方の本来あるべき責任と義務を熟知しています。個人間売買も良いですが、出来れば不動産業者を介在させるのがベストです。

子供に白い目??

2015年10月23日 | off course
 ちょっと前にFace Bookで、乗合バスに乗っていた赤ちゃん連れのお母さんが泣き喚く赤ちゃんに他の乗客を気遣って動揺しオロオロしているところを、バックミラーで見た運転手さんがすかさず「お母さん、気にされなくて大丈夫ですよ! 赤ちゃん、きっとお腹が空いたか眠くなっちゃったんじゃないですか? ゆっくり座ってらして下さい!」とか何とか、お母さんを気遣った言葉をマイクで投げかけたという運転手さんへの賛辞が書き込まれていましたが、それを読んだ私も、その話が事実か創作かは別として、(うん、いい話だな!)と、ちょっとばかり感動していたことを思い出します。

 実は昨日、家族3人で某レストランに食事に行ったのですが、我々のテーブルの斜向かいに、夫婦と1歳にも満たないと思われる子供を連れた同じく3人家族が食事をしていました。店内全体は暫く静かな雰囲気で皆食事をしていたのですが、突然に、その子が「ギャーッ!」と奇声を上げだしました。一度始まるとその奇声は5分おきくらいに何度か続き、私らを含めた周囲のお客さんは正直申し上げて閉口します。みんな食事中なのですから、その度にドキッともするし、食べたものが喉に痞えそうになるのです。私の観察するところ、先の運転手さんのような言葉を投げ掛けてあげるような表情の方は誰もおりませんでした・・・私を含めて。

 それは何故かと言うと、親の子供への処し方です。その御夫婦、子供が奇声を上げてもまるで知らん振り。子供に注意を与え、そんな小さな子ですから効くか効かないかは別として、(あっ! 周囲に迷惑を掛けてしまう!)との姿勢が見えるように言い聞かせているとか、或は一時的にでも抱き上げ、外に連れ出すなどの行動をとっていれば、周りのお客さんは「あ~、大変だな!」と理解を示し、それこそ前述の運転手さんのような言葉を投げ掛けてあげたくもなるのです。ところが、「赤ん坊なんだから当たり前!」「子供が燥いで何が悪い!」的な態度が見え隠れすれば、周囲は理解どころか反感すら持ってしまいます。

 要は、子供ではないのです。周囲は親の意識、態度へ眉間に皺を寄せているのです。前述バス内のお母さんも、きっと本当にオロオロしている態度であったからこそ、同乗のお客さんに申し訳ないという気持ちが前面に出ていたからこそ、運転手さんもそうした言葉を投げ掛けられたのでしょう。少子化のこの時代に、若い奥さんがよく「周囲に理解がないから子供なんて生めない!」「ちょっと子供が騒げば白い目で見られる!」などという言葉を聞いたりもしますが、理解を感じられないのも白い目で見られるのも、それは貴方自身が作り出している反応なのですよ!・・・と言いたく思います。

誰が悪いのか?

2015年10月22日 | 売買知識編
 某金融機関の部長さんと世間話をしていると、その部長さん・・・「そう言えば最近、中古住宅や中古マンションの価格が上がっているように思うのだけれど、気のせいかなぁ~?」と仰られます。更に「でも、売れてないですよねぇ~!」・・・とも。それに対し私は「それって、最近いろいろ出ている、あの “一括査定サイト” の影響もひとつにはありそうですね?」と言うと、「えっ? 一括査定サイト? あ~~、あの売却査定を幾つもの業者に依頼するあのサイトのこと?」と、サイトの存在そのものは御存知の様子です。部長さん「そのサイトで、なぜ?」と聞かれるので、このブログでも何度か述べた私なりの理由を話させて頂きました。

 部長さん「なるほどなぁ~~!」と頷かれます。一括査定によって査定金額の張り合いが生じることで、価格を高めに設定している業者さんは一部であること、但し、そうした業者さんは比較的手広く営業しているところなので、物件数はある程度目立つこと、などをお話しすると、「それって、買主もさることながら、売主にとってもマイナス要素の方が大きいね?」と、すぐに全体像を理解して下さったようです。金融機関としても融資の際は担保評価に関わることでもあり、業者の独り善がりな設定金額は金融機関にとっても他人事ではありません。まあ、ですがそうした物件、売れないのですから融資も発生しませんが・・・。

 一般的に売主さんは好意にしている不動産業者をお持ちの方が少ないのでしょう。知らないこともあって万一不動産を売却せねばならない時には手軽な売却サイトを利用する。一社だけでなく複数社に査定を出してもらえるのだからそれも好都合と考える。しかし業者側からしてみれば競争です。1件の売却情報が入る時点で万の単位の料金を支払わねばならないのですから、何としても媒介を取りたいと売主が喜ぶような査定金額を提示してしまうのは分からないではありません。ところがその後は売れずにドツボに嵌ってゆく。そんな悪循環です。

 低価格の建売住宅により、まるで値引き競争が当たり前のように不動産を見つめ出した購入客層。業者は業者で売り物件を掻き集める為に本来あるべき義務と責任を忘れ、偽りの数値を叩き出す。業者が介在し、売主と買主の意識をまるで逆方向に導いているような構図です。確かに不動産の価格はこうだ! という決まった数字などありませんが、安いものには裏があり、高いものにも何らかの裏があるのです。とは言っても、相場を知り得ない一般のお客様には安い高いすら分からないのかもしれません。高額なものを売り買いするのですから、もっと人(業者)の話を聞きましょう! そしてもっと知識を得ましょう!

良い処に落ち着いた?

2015年10月21日 | 雑談
 巨人軍の監督が凡そ高橋由伸に決まりそうですね・・・いいところかな? 江川だとイマイチ好き嫌いが別れそうだし、松井にはまだまだそんな気なし。由伸は現役の選手達からも慕われているようだから、選手としては故障ばかりでなかなかフルシーズン戦えなかった経緯だけれど、代打要員としても、ここぞ! という時に期待に応える実力は誰もが知るところ。才能はありながら苦労もしているし、人間的にも好かれているというのは一番に適任者なのかもしれません。そして何と言ってもナベツネさんのイチオシ候補者ですからね! 慶応出は得です・・・ハイ

 これでセリーグ球団は全てが40代の監督となるそうです。ヤクルト真中が44、阪神金本が47、広島緒方も47、DeNAラミレスが41、中日谷繁が44、そして由伸が40と、こうして比べると由伸が一番若い監督になります。こりゃ面白くなりそうですネ、来年のセリーグは・・・。しかし、最近はTVでもプロ野球中継、BSでないと殆ど見ることができません。TV局は視聴率が重要であるのは分かっているけれど、試合を最後まできちんと放映すればもっとみんなが見ると思うのですけどね。つまらんバラエティーばかりでホント今のTVは面白くない。放映して下さいよ、来年は!

 それにしても、江川はコケたでしょうね。ちょっと前に報道陣に囲まれて満更でも無し、との記事を見ましたが、幾日も経たぬ間にいきなり由伸クンじゃ~立つ瀬ない。報道陣に質問された時も「球団からの連絡はまだない」とは言っていたらしいけれど、報道側の早トチリから “その気にさせて捨てられて” では、ムカッ腹立つことこの上ないと思われます。巨人としては野球賭博事件もあったことだし、やはりイメージ的にはクリーンな高橋由伸がこの時期、最適であったのでしょう。私も個人的には良い処に落ち着いた、と思っています。また来年も巨人の試合、見る気になってますヨ!

宅建試験終了!

2015年10月19日 | 雑談
 昨日は午後から宅地建物取引士試験が北口のプラザヴェルデで行われました。私たちは当然に午前中から準備に追われておりましたが、受験者の皆さんも、これは毎年そうですが結構早い時間から会場に姿を見せる人が大勢います。参考書片手にプラザヴェルデ内のテーブルで最後の復習(あがき?)をする顔は真剣そのもの。老若男女問わず、取引士!に格上げされた資格取得に対する意気込みがヒシヒシと感じられます。

 私らが受け持った会場は一番大きな会場で受験者数は400人以上。私ともう一人のコンビはその中の一角、50人強の受験者に対して目を光らせた訳ですが、なんと、昨日は今迄経験したことのないような試験中の挙動不審者に遭遇してしまいました。この人を仮にAさんとすると、Aさんは試験中、常に体を右に左に動かしています。足はずっと貧乏ゆすり。よくよく見ると、前の受験者の答案用紙がかなり右手にあり、丸見えになっています。Aさんの視線はどうやらその答案用紙にあるらしく、気付いた私はすぐさまAさんの所に歩み寄り、横に立ちます。すぐに視線を逸らすAさん。当人に指摘する迄には至りませんでしたが、試験中、終始これが続いたのです。

 これ、前の人もいけませんね。あまりに堂々と答案用紙を周囲の見える位置に置くべきじゃない。度が過ぎれば指摘するつもりでしたが、結局は最後まで前述のようなAさんに対するプレッシャーのみで終わりました。しかしAさん、例えそれが本当にカンニングだったとしても、宅建試験の合格率は15~16%。要は10人中、合格者は1.5人程度です。人の回答を真似ても正解の確率は1割5分程度。正直な処、リスクを犯してまで盗み見るような価値はありません。合格率15%をもっと肝に銘じるべきでしょうね。

 さて、そんな事もありましたが無事に試験は終了。終了後はお決まりの打ち上げです。4時から予約した某中華料理店に希望者三十数人が集まり、まこと楽しい時間を過ごさせて頂きました。その後はこれまたお決まりの二次会、三次会へ・・・。日曜日だというのに結局帰宅したのは11時。6時間以上も飲んだくれてしまいました。最後までお付き合い下さった Iさんお二人にSさん、そしてOさんお二人、計5人の皆様、本当にお疲れ様でした!

大手だからこそ・・・

2015年10月17日 | 売買知識編
 横浜市都筑区の大型マンション傾斜事件。バルコニーの手摺りに2.5cmほどの落差が出ているそうで、一部パイルが支持層まで到達しておらずに下請けである旭化成建材のデータ改竄が大きなニュースになっています。販売した三井不動産レジデンシャルにしても旭化成建材にしても大手であり、購入された現在の入居者さんは裏切られた気持ちでいっぱいでしょう。しかしこれ、私としての感想は大手だからこそ、大手であるが故の慣れと驕りによる結果、としか思えません。

不動産業者としてでなく個人的には(あくまでも個人的には!)・・・ですが、あんなでっかいマンション(恐らく上層階での2.5cmなのでしょうから)の差異くらい、「大したことないじゃないの!」とも思いますが、実際に購入し住まわれている方達からみれば大事件なのでしょう。きっと2.5cmの落差が生じていることよりも、一部にパイルが支持層まで届いていないことにより、先々に不安が生じたことの方に恐怖心を抱いているのでしょう・・・。

 今回のようにデータ改竄とか、悪意(知っていてやった)により施工されたという事実は許されないことです。しかし、そうでなくても人間が造る建築物に完璧なものなどはありません。今の時点で完璧と思われても、将来どんな地震や災害が訪れて崩壊の憂き目に合ってしまうかもしれませんし・・・。建築物というのはそういうものであるのに、その時点での完璧を求めずに手を抜いてしまえば、必ずや今回のような事件は起こります。商品となる対象を沢山扱う企業であればあるほど、目が行き届かなくなる事態は発生します。社員一人一人の意識にもよりますが。

 一般の消費者は “大手” という言葉に騙されてしまう傾向があるようです。私らの扱う不動産仲介物件に対してもそう、言葉は悪いですが質より量です。1件1件の物件にさほどの頓着はありません。売り捌く従業員の目的は “ノルマの達成” ですから・・・。売主買主それぞれのお客様にとって何が大事か、だから業者は何を成すべきか、が本当の意味で身に付いていないと大きなクレームとなって返ってきます。看板に騙されず、建築業であれ不動産業であれ、1件1件の物件を大事に扱う業者を見極めることが一番に大事なこと、と思います。

明後日は宅建試験・・・

2015年10月16日 | 雑談
 明後日は宅建試験の日です。今回、当地区は従来の高校を借りた試験場とは異なり、沼津駅北口のプラザヴェルデで行われます。今迄の1教室20~40人の試験から、大ホールで200~300人が一同に介しての試験となりますから、だいぶ雰囲気の違う試験になるのではないかな? お陰様で我々も一部の人を除き受験生に話をすることが無くなりますので、多少気が楽になります。但し、受験生にとってはより多く監督員の目が光りますから、何卒御注意下さい。挙動不審な受験は禁物ですゾ!

 試験日が目の前なのに私はと言えば、2~3日前からいたって体調不良です。半年ほど前に、俗に言う “テニス肘” で散々苦労をしていましたが、1~2ヶ月前にある程度それは解消。ところが、3日前くらいから今度は肘の前後、腕の筋がまるでちぎれるような痛みが走るようになってしまいました。恐らくテニス肘の延長・・・毎日毎日PCを前に同じような姿勢をとっているので、きっと肩甲骨周囲の筋肉が凝り固まり、腕の神経を刺激しているのかとも思いますが、何しろ半端な痛みじゃありません。横になって寝ている時は良いのですが、立っていたりするとダメ、机の前でPCを操作などしている時は最悪です。

 と言う訳で我慢出来ずに、今日は日頃から敬遠している病院に行って参りました。評判が良いと言われる隣町の某整形外科でしたが、先生・・・「首曲げてみて?」「腕を上に上げて?」「こうして、ああして!」といろいろ動かされ、「どう? 痛くない?」・・・私「ゼンゼン大丈夫です!」・・・先生「おっかしいなぁ~?」・・・やっぱりアテになりません。結局、ありきたりの鎮痛剤と塗り薬をもらって「しばらく様子みて!」で終わりです。それなのに、あの整形外科を訪れる患者さんの数は何でしょう? 確かにお年寄り、御年輩が主ですが、これじゃ~病院、儲かってしょうがないでしょうね!

 立っているだけで痛いので、明後日の試験に多少の不安を感じています。調子悪いからと言ってドタキャンは出来ないし、何とか明日までに少しでも緩和するようあの手この手を使ってみたいと思っています。そうだ、行ったことないけれども今流行りのマッサージチェーン店にでも行ってみるか? 他の試験スタッフに迷惑が掛からぬよう、出来ることは何でもやってみるつもりです。

大事なデータが~・・・

2015年10月14日 | 雑談
 PCのデータを整理していて余計なフォルダやファイルを削除していたら、こともあろうに大事なメールのフォルダまで削除してしまいました。ゴミ箱に入れて、何も考えずに ”ゴミ箱を空にする” までクリック。その後にメールを開けようとしたら ”データが見つかりません!”・・・「えっ? あっ! ギョエ~~~!!」と叫びそうになるほどのショック! こんなことは今迄やったことはなかったので、慌てていろいろなサイトを閲覧して復元方法を模索すると、結構あるんですね、復元ソフトが・・・。早速ダウンロードして現在進行中ですが、これが意外と時間が掛かるのです。始めてから既に2時間を経過・・・未だにやっとこ70%の処理具合です。・・・選んだソフトが悪かったのか?

 こうしてみるとPCっていうのは、ゴミ箱を空にしてもデータは何処かに潜伏しているのですね。PCを廃棄する時でもデータを簡易に削除するだけなら、プロはいとも簡単に元のデータを復元してしまうのでしょう。私の場合は廃棄する時に市販のソフトを使って ”完全抹消” というヤツをやってますが、実際のところどこまで完全消去できているのか素人ですから分かりません。しかし、分からないながらもそのまま捨てればデータを盗もうと思えば幾らでも出来てしまいますから、一応お金を投じて抹消ソフトを信じるしかありません。家庭で使うようなPCでしたら大したデータもないでしょうが、仕事で使っているPCは重要なデータがいっぱい、個人情報もたくさん入っていますし・・・。

 PCは便利ですが、反面危険性はアナログ時代の比ではありません。幸い私らのような零細企業にはハッカーなどが入り込む確立など少ないですが、官庁や大企業などは大変でしょう。とは言え、未だにそこそこの企業でもWindowsXPを使っている企業もあるというのですから驚きです・!・・というより呆れます。常に新しいシステムを導入してゆくというのはお金も掛かるし知識もある程度必要ですが、オンラインでPCを仕事に活用してゆくことは責任も伴うので投資と努力は現在のビジネスでは必須です。私の場合はそこそこ好きですから頑張ってついていってますが、嫌いな人には現代のビジネスツール、辛いでしょうネ!