気ままに戯言 ・・・

日々の出来事であったり、見聞きしたものへの感想であったり、時には不動産の知識や裏話であったり、気ままに書き綴ります。

本末転倒では・・・?

2020年07月30日 | off course
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 静岡県沼津市は新型コロナウイルスで打撃を受けた観光業の支援策として、首都圏からの客も対象とした独自の観光支援キャンペーンを始める。同市は「東京都民を含め、来訪者を除外しない」としており、割引対象から東京を除外した政府の観光支援事業「Go To トラベル」とは一線を画した形だ。  市によると、キャンペーンではダイビングやレンタルボードなど海のレジャーの利用料金を、5千円を上限に半額補助。市内の施設の宿泊客にはバスやタクシーの共通利用券500円を無料配布するほか、人気アニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」のオリジナルペットボトルなどもプレゼントする(共同通信)。
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 と、このニュースを見て些か驚かされました。首都圏を筆頭に全国で感染者が増大する中、観光・レジャーに訪れる他県からの来訪者に対し概ねの自治体が “自粛” を要請しているというのに、ここ沼津市は “来訪歓迎!” ですか・・・? これ、飲食・小売・宿泊業に携わる方々とっては確かに歓迎すべき施策なのかもしれませんが、その他の業界、そして一般市民にとってはまことに不安を抱かせるキャンペーンなのではないかと感じます。 言うまでもなくコロナによって飲食・小売・宿泊業が危機的状況に陥っているのは誰もが分かっているものの、だからと言ってそれを助ける為にコロナを広める可能性を秘めた対象を手招きで呼ぼうとするキャンペーンを張るというのは、ちょっと首を捻ってしまいます。

 これ、「政府のGo to トラベルとは一線を画した形だ」などと言っても、発想そのものはまるで変わりませんね。 金を出す相手先が違うのでは? と思います。 今、金を出すなら困っている業種・業態そのものに対してであって、何もリスクを伴う観光客にニンジンをぶら下げて当地に呼び込み、売上を確保してもらおうなどというのは些か本末転倒だと感じます。 私的には最近、近所のファミレスあたりは客入りを見ながらたまには行くものの、港湾の飲食街などは他県ナンバーが多いから恐くて行けずにおります。 こうしたキャンペーンを張れば益々その傾向は顕著になるだろうし、どうなのかなぁ~・・・、結果的に首都圏を含めた県外ナンバーが今以上に増えることによって、逆に地元客は益々足が遠のく・・・にはならないのでしょうか?


賞味期限・・・

2020年07月27日 | 流通業ウンチク
 いつもお客様用のアイスコーヒーは “微糖” を購入しているのに、先日買ってきたアイスコーヒーはよく見もせずに、間違えて “無糖” を買ってきてしまいました。 そこで改めてガムシロを買わねばと近くの某コンビニエンスストアーへ行ったところ、私の場合、必ず確認する賞味期限に目をやると、これが “2020.07.06” となっているではありませんか! 「ギョッ! 」と思い再度確認してみると、製造日は一年前の “2019.07.06” そして賞味期限は間違いなく “2020.07.06”・・・ 。 今日は7月27日なので、なんと三週間も期限を過ぎた商品が並んでいたのです

 今をときめく小売店コンビニエンスストアーともあろうところが、三週間も期限を過ぎた商品を平然と棚に並べておくなんてちょっとばかり信じられません。 しょうがないから一番奥に陳列されている同じ商品を取り出してみると、こちらは “2021.06.06” となっています。 当然ながらそちらの商品をレジに持ち込み、一応店員さんに 「この商品、賞味期限切れのものが棚に並んでますよ。確認した方が良いのでは?」と教えると、その店員さん 「えっ! ホントですか? 確認してみます!」と言って私のレジを済ませたあとすぐに棚に向かい、数分すると戻ってきて、その間にコーヒーを入れていた私に 「ホントでした。ありがとうございました! 助かりました! 」と御礼を言ってきました。

 でも、ビックリしたのはその後です。 その店員さんが下げてきた商品は買物カゴに入れてきたのですが、私が指摘したガムシロ以外に3~4つもの商品が・・・ 。ちょっとばかり (唖然・・・ ) でした。 チェーンによってこうしたところの商品管理にマニュアルの違いがあるのか、或はその店のオーナーによる従業員教育の差によって生じるミスなのかは分かりませんが、これ、そのチェーン全体への不信感にもつながる問題ですよね。 まあ、コンビニの母体は何れのチェーンも大手流通業ばかりですから、こうしたところのマニュアルにはさほど差がないと思われますので、恐らく店単体の教育不徹底なのでしょうが、あまり確認もせずにこうした商品を購入してしまうお客さんのことを考えると・・・同情です。

 コンビニに限らず、商品をカゴに入れる前には必ず賞味・消費期限の確認は必要ですネ・・・こうしたことはままありますから 。 女性の場合は比較的きちんと確認される方が多いのかな? とは思いますが、男性の場合はあまり頓着のない方が多そう・・・。店側も日配品関係(弁当や総菜や乳製品・飲料など)には比較的神経を尖らせても、賞味期限が長いものにはどちらかと言うと目が行き届かない傾向があるようです。 後で「あちゃ~~!!」とならぬよう、皆さんも是非その都度 “賞味期限・消費期限” を御確認下さいネ


外食で驚き!

2020年07月13日 | 雑談
 昨日は日曜日でしたが、売買契約が1件あったので午前中だけ出勤をさせて頂きました。 ずっと雨続きであったにも関わらず、天気予報も “曇り時々雨” だったのに昨日はカラリと晴れ、売主さんにとっても買主さんにとっても気分良く契約にお臨み頂けたものと思っています。 普段はあいにく雨だったりすると「雨降って地固まる! と言いますからね、雨の日の契約も縁起がいいですよぉ~! なんて調子の良いことを言ったりすることもありますが(スイマセン! )、本音のところはやはり “晴れ!” に越したことはありませんね。 気分が違います

 今回の契約の売主さんは当方にとってもう十数年前からのお付き合いがあるお客様。 某企業の経営者であるのにとても腰が低く、性格は明るく、いつも笑顔が絶えない素晴らしい人格をお持ちの方でしたので、きっと買主さん御夫婦も気分良く安心して署名・捺印をして頂けたことと思っています。 仲介をする私にとってもまさに終始気分良くすすめられた売買契約でしたから・・・。


 さて、午後に帰宅してから夕方まで家でノンビリしていると、カミさんと娘が「晩御飯、たまには焼肉食べたいねぇ~!」などと言ってきます。 内心(なんだよ、また外食かね!)とは思いつつ、数少ないながら、ここのところ行った店ではコロナの影響で席は空いた店が多かったことから、(ま、心配ないか?)と渋々了解・・・ (というのは私自身、年齢のせいもあってあまり焼肉を好まない傾向・・・でも、たまには二人の希望を聞かねば嫌われちゃうので渋々)。 日曜日はいつもですが、早めの夕食で5時前には焼肉屋へと馳せ参じました。

 すると驚きです! なんと店は大変混みあっており、私らが席に着いた15分後くらいにはほぼ満席の状態 。 (おいおい、何だよこれは! コロナはどうしたんだヨ! 自粛はどうしたんだヨ!)・・・と、お恥ずかしながら自分達のことは棚に上げ 、混みあう店に客にビックリです。 これは焼肉屋さんだからこれまでもそうだったのか、或はここへきて他の店も含め混みあい出したのかは分かりませんが、店内は最近ではお目に掛かったことのないほどの盛況ぶりした・・・。 これによってまたまた反省しましたね。 やっぱり、もうしばらく外食は極力避けた方が良いのだな・・・と


気を遣い過ぎ??

2020年07月10日 | 雑談
 梅雨とは言え、こう雨ばかり続くのは本当に気分が滅入ってしまいます。 それも例年のような雨量ではなく、九州を筆頭に甚大な被害を及ぼし続けている今年の大量の雨。 日本にとってはコロナとダブルパンチで苦しめられているのですから正に恐怖と言える今年の梅雨です。 コロナも感染者が東京では過去最多を更新し続けており、収束の気配など微塵も感じられず、いかにPCR検査数が増えたとは言え、こうした数字を見ているといかに潜在的感染者数が多いのかを思い知らされてしまいます。 ここ静岡県内の感染者数こそ数字上は微増であるものの、皆さん、気を付けて下さいネ! 甘く考えているとやられます・・・。

 さて、明後日に予定されている売買契約関連の書類作成が一段落し、今、一息つきながらのコーヒータイムにこのブログを打ち込んでいますが、書類を作成しながらも頭から離れなかったこと、それは前回の契約時もそうだったようにやはり契約読み合せ時のコロナ対策でした。 当方では入口に消毒薬を設置し、応接テーブルには幅1,800mmのアクリル板で対面飛沫を防ぐようにしているのですが、そうした対応をそれで良しとされる方もいれば、或は不十分と感じられる方もいらっしゃるのじゃないか? と心配してしまうのです。 なにせ2時間程度に及ぶ説明ややり取りですからね。 神経質な方だと心配になる方もいらっしゃるでしょう。

 ただ、そういう方に対してもこれ以上どうすればいいか? と考えるとこれがなかなか思いつきません。 出席者全員がフェイスガードを付けながら、というのもあまりに仰々し過ぎますし、一人一人が2m以上離れて座り・・・というのも当方の応接テーブルでは物理的に無理です。 まあ、考え過ぎ、心配し過ぎ、と言われてしまえばそれまでですが、でも、人によってあるべき姿、考え方、というのはそれぞれですからね。 気を遣い過ぎることでお相手の反感をかってしまうということもないでしょう。 ホント嫌ですね、このコロナ。 本来なら売買契約は物件の説明と理解に集中すべきことなのに、余計な事柄に神経を使わねばならない、この今の状況には甚だ閉口してしまいます。


今後は果たして・・・

2020年07月03日 | off course
 思っていたとおりに、東京でのコロナ感染者数が再び伸び始めましたネ。今日は124人ということですが、その124人は検査前までいったい何人と接触していたことやら・・・? 想像するだけで身の毛がよだちます。 首都圏以外の新規感染者数は今のところ落ち着いているものの、恐らくこれは表面的なもので、実際の潜在感染者数は見えないながらも増えていると思われます。 恐いのはあまり極端に症状の出ない若者を主とした潜在罹患者ですよね。 (ちょっとヤバイかも?)と思いながら、恐さと世間体を気にして病院にも行かず、我慢して日常生活を送ってしまう。 そういう人達が全国にどれだけいることでしょう・・・

 少し前までは世界的に見ると感染者数も死亡者数も低いレベルで落ち着いていた日本ですが、しかしここへきて、日本の死亡率の伸びは欧米諸国に比べても高くなっているそうです (絶対数ではなく)。 現在の日本の死亡率は凡そ5.2% (感染者18,723に対して死者数974人)ですが、欧米は率として5%を割っているところも多いですから、ちょっと前まで言われていた “日本の不思議” は今や通用しませんね。 まずはともあれ、東京を中心とした首都圏においては再び “緊急事態宣言” を発しなければダメなのでしょう! 勿論業種により、死活問題となる商売は幾つも出ることとは思いますが、経済が大事か生命が大事かと問われれば、間違いなく “命” としか答えようがないのでは?

 こういう状態に再び陥ったのも、これは我々国民の意識と言わざるを得ません。 国民の九十数パーセントはそうした意識を持ちつつも、ほんの数パーセントの人達の意識は残念ながら希薄と言わざるを得ず、勿論、そういう意識を持っていても、そして日頃から気を付けていても感染する時は感染してしまいますが、絶対数からすれば今のような数字に再び陥ることは避けられたと考えます。 国も経済状況を鑑みてなかなか強硬手段をとれずにおりますが、しかし、一番大事なのは我々国民ひとりひとりの意識。その上で、国にはもっともっとPCR検査を手軽に行えるように更なる対策を講じたり、更には経営が行き詰っていると言われる民間医療機関に診察や治療の例外を与えるなどして(これはなかなか難しいか?)、医療体制の拡充に努めて欲しいと素人ながらに思っていますが、さて、今後の流れは果たして・・・・・・

後の祭りにならぬよう・・・

2020年07月02日 | 業界裏話
 今日は仏滅であるのに、お客様の御希望があって売買契約を1件終了させました。 以前にも当方から幾つもの不動産を購入して下さったお客様でS様というお方が、「私は何でも契約行為があると出来る限り “仏滅” しか行わないようにしている。自分勝手な解釈だけれど仏滅の日が最低で底! 契約がその日であればそこからは上がっていくしかないからね。だから敢えて仏滅を選ぶんだよ。」 これはあくまでもS様が買主の立場の時に御希望されることで、御自分が売主の立場である時は当然に買主様の御希望を優先されましたが、長く不動産の仕事に携わらせて頂いている中でもこういう方はとても稀。 そして、今日のお客様もS様のようなお考えではないものの、「ゼンゼン日なんて気にしない!」と、あくまでも御自分の一番都合の良い日を選ばれた・・・とのことです。

 さて話は変わり、1週間後にも売買契約を予定していますが、その物件、少し前に当ブログで記述した “しばらく売れなかった物件も、どういうワケか1件申込みが入ったりするとその後に複数件の問い合わせが集中する!” がまたまた現実のものとなりました。 凡そ1年くらいの間、たま~に問い合わせを頂いていてもなかなか進展せずにヤッキリしていたのですが、2週間ほど前に突然事務所にお越し下さった御夫婦がなんと、数日後にお申込みを下さったのです。 そして、契約日が決まったことでWeb上の物件掲載を削除すると、その後、住宅会社さんから2件、一般のお客様から1件の問い合わせ、というよりも “購入希望” に近い連絡が入り面食らってしまいました。 そのうちの1件は既に申し込みが入っていることを伝えてもなかなか諦めきれない御様子で、こちらとしては失礼ながら(だったらもっと早くに連絡頂戴ヨ!)の心境でした。

 想像するにこれ、きっと前々からその物件を知っていたにも関わらず、具体的行動に移されなかったのでしょうね。 長い期間掲載されているから多分大丈夫だ・・・とか、いろいろな住宅会社さんを検討されていたとか、或は(もうちょっと経てば価格が下がるかも?)・・・とか、おそらくほぼ当物件を本命と考えていたのに、ちょっとノンビリ構えてしまった・・・が、当たらずとも遠からずではないのかな? それがWeb上の掲載が突然消えてしまい、慌てて問い合わせを頂いたのだと思います。 でないと、当方が「申し込みが入ってます。」に対して、普通は「あっ、そうですか。」とサラリお答えになるものですから・・・。興味のある物件が見つかったら、まずは業者と先にコンタクトをとるのが重要ですね。そうすれば申し込みのタイミングを逸する可能性は少なくなります。