maliのタイに憧れ日記

タイ好き飲んだくれ日記

カオサンで髪を切る

2012-01-26 19:54:12 | 日記
近所を徘徊用のタイパンツに穴が開いた。

しかも、穴の位置がマズイ。
本来、最も隠しておくべき部分が開帳している。
これがタイパンツならぬ、パンティーであれば、プレイ用のセクシー下着に転ずれるのかもしれないが、
履き古して色落ちしてヨレヨレなタイパンツと、それを着る私にセックスアピールなど皆無なので、
使用期限をまっとうした水色のタイパンツに、今までありがとうとお礼を言って、ゴミ箱へinした。

捨ててしまったものの、自宅でのくつろぎ着はやっぱりタイパンツに限る。

新しいタイパンツを求め、またもカオサンへ繰り出した。

目当てのタイパンツをゲット。



これからよろしく。

そしてなんとなく思い立って、髪を切ることに。
思えばタイに来て9ヶ月、一度も髪を切っていなかった事に気づく。

伸びよ、増やせよといった感じで、もうすぐ腰に到達しつつある私史上最長のロングヘア。
もちろんお手入れとは無縁の性格ゆえ、トリートメントはおろか、コンディショナーすら不使用。
枝毛88%、ゴワゴワキシキシの手触りでシャンプーのCMとは真逆。
ロングヘアーに憧れを抱く男どもの理想を打ち砕くスタイルだ。

自分としては、持ち前の勘違い的プラス思考で、
ワイルドビューティーな女ターザンのイメージを持ってわりと満足していた。
だけどさすがに、この長さに加えて、もともとの毛量も多いので、シャンプーも面倒くさいし、
抜け毛も半端無くて掃除が大変なので、ちょいと軽くしてもらうことにした。

カオサン通りから、ランブトリ通りへ抜ける道にある美容院。
ヘアカット150Bと書いてあったので、店のお姉さんに話しかける。

「長さは変えずに髪を軽くして欲しいんだけど、カット150B?」

「シャンプーするならプラス50B。ブローはする?」

「ブローはいらない。じゃあシャンプーとカットでお願いします。」

中に通されて、シャンプー台に寝かされる。
タイの美容院でのシャンプーはお湯ではなく、水だと聞かされていたけど、ちゃんとお湯を使ってくれた。
シャンプー中に、「タイ語が喋れるのね。タイ人のボーイフレンドでもいるの?」と聞かれ、
「いない、欲しい」と即答したら、何がそんなにおかしいのか爆笑され、
シャンプーの泡が目に飛んでくるんじゃないかとヒヤヒヤした事を抜かせば、なかなか気持ちが良かった。

シャンプーが終わって、カット。
要望通り、これでもかこれでもかと大量にすいてくれて、女ターザンから落ち武者となった。

エクストラ料金が掛かるブローを拒否した為、湿った髪のまま店をでた。
掛かった時間はシャンプーを併せても15分弱。
日本にいる時は、いかにも「お洒落です!」といった感じの美容院へ行って、無駄に金と時間を掛けていたけど、
これからは駅前の1000円カットで何の問題も無いと感じた。

頭も軽くなった事だし、さらなる癒しを求めて、タイマッサージへ。

担当してくれたのは、かなりふくよかなお姉さん。
マッサージ師さんは、個人的には細い人よりも、太めの人の方が、
手が肉厚で気持ちよいと思っているので、今回は当たりだわと密かに期待した。

ところが、手は柔らかく申し分ないのだけど、
そのボリューミーな体型のわりには小さなポークビッツの様な親指に、
容赦なく全体重を掛けてくるので、半端なく痛い。
強めが好きな私でも、あまりの痛さに悶絶。
タイマッサージの技はプロレス技を掛けられているとしか思えず、マットをバンバン叩き、降参の意を表するも、
隣のおばちゃんとくっちゃべっていて気づいてもらえず、さらには耳元でゲップを連発される。
完全に陵辱だ。

圧死寸前のコースが終了して料金を支払う自分の姿が、犯されたあげくカツアゲされている様で情けなかった。

ふらふらしながら、相変わらず日本食以外に食欲がでない私は、お馴染みの日本食屋台へ。



からあげ定食90B!安い!うまーい!

カオサンで、陵辱された落ち武者がようやく微笑んだ。




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