私にはできないことだらけだ。
タイ語も英語もうまくしゃべれないし、運転もできない、楽器も弾けない、水泳もできない。
仕事はまだまだミスも多いし聞いてばかり。
でも、できないことがたくさんあるっていうことは、これからできることがたくさんあるってこと。
だから楽しくて嬉しくてわくわくする。
きのうよりも今日、今日よりも明日、できることが少しずつ増えていくのがわかる。
タイにきてすぐの1ヶ月前は、当然だけど自分の住んでるアパートの周りすらもまったくわからなかった。
でも、今はエムちゃんが笑顔で迎えてくれる食堂や
無愛想だけど優しいおばさんがつくってくれる激うまクゥイッティオ屋台、
行くたびにタイ語を教えてくれるきれいなお姉さんがいるシェイクジュース屋さんがある。
タイにきて生活していると、自分に必要なものはなにかというのが見えてくる気がする。
日本にいると、たくさんの情報にからみとられて、本当は必要ないのに欲しがったり、不安になったり、勇気がもてなかったりした。
タイにいたって、もちろん情報はいっぱいあるんだけど、タイ語がまだ不自由なのもあり、必要なことにしかフォーカスがあたらない。
今私がしなくてはいけないことは、仕事をきちんとこなせるようになること、タイ語と英語を不自由なく使えるようになること。
1年じゃたりないな。もっと住みたいな。。まあそこは追々旦那さんと要相談。まだ11ヶ月あるし!
このブログは旦那さんのお母さんも読んでくれているので、きっとこれを読んだら心配させてしまうなあ。
「まあ、まりちゃん戻ってこないのかしら!」って。
勝手な嫁でごめんなさい。
もっとタイに住みたい気持ちはあるけれど、1年たったら戻ってきて、それからどうするかはまたそのあと決める。そうします。
タイにきてまだ慣れないことは、交通量の多い道路を横断するとき。
毎回渡るタイミングを見過ごし、このまま一生立ち往生するんじゃないかと思う。
あいつら信号無視とか普通だし、渡ってんのにスピード緩める気配ないし車優先社会まじこええよ。
日本にいるときは、赤信号はとまって青信号は渡って、もし事故にあったら歩行者に落ち度があっても車の過失になる。
だからなんにも考えずに、その安全に慣れきってたから、
タイで、道路を渡るときは大げさだけど常に死ぬか生きるかの賭けをしている気がする。
でもこの前、白人が同じように道路横断に立ち往生していて、それを横目に、私、タイミングよく車の間を渡り抜けることに成功♪
フフン♪と思った。
きっと彼らは、私のことをローカルタイ人と思ったに違いない。
ほんとはビビリの日本人なのに。