スティーブンキングの小説を読むという英語の宿題の為、カオサンに古本を探しに行ってきた。
サパーンタクシンで船を待ってると、いつもの庶民の足とは違う船がやってきた。
プラアーティット(カオサンの近くの船着場)に行きたいんだけど、この船乗っていいいの?
と係員に聞いたら、乗れ乗れ急げというのでそのまま乗った。
ツアリストボートって書いてあって、外人ばっか乗ってる。
観光客用ってこと?てことは、高い?
なんか、無駄に係員いるし。
「左にみえますのは~暁の寺、ワットアルンでございま~す」とかガイドしてくれるし。
い、いくら払えばいいのだろう…とドキドキしてたら、30Bだった。ホッ。
いつも乗ってたのは14Bだったから、高いっちゃ高いけど、急行で途中の船着場飛ばすので早く着いたし全然いいわ~。
カオサンについて、とりあえず飯!
実は朝ごはんを我慢して来た。
その理由は、前回来たときに遂げられなかった日本食屋台のカツカレーを食すという目的の為!
カオサンの一本北側の通り、ランブトリ通りには魅力的な飯屋さんがたくさんあるんだけど
無視してカツカレーを目指して早歩き。
着いた!
おっと店、開いてねえ!
ああん、もおおおう。
意気消沈。もうなんでもいいや、と肩を落とす。
その隣の店の看板に、ビール!大瓶69B!と書いてあって
フラフラと吸い寄せられて、とりあえず、ビール。あと、パッタイ。でオーダー。
う~~~む。こんなにケチャップ味のパッタイ初めて食べた。
そこら辺で30Bで売ってる屋台の方が、きっとうまい・・・。失敗。
しかも、食べ終わったら、お目当ての日本食屋台、店を開けやがったし。
くそーと思って、写真を撮ったら、店で飲んだくれてるタイ人のおっちゃんがカモンカモンと言ってきた。
カモンじゃねえよー、もうすっかりお腹がいっぱいなんだよ~。。次回は必ず!
そのあと、すぐ近くの別の店でビール大瓶60Bっていう看板が出ててまたもがっくりする。
気を取り直して古本屋めぐり。
カオサンは本屋さんがたくさんある。英語の本ばっかだけど。
楽しい。
でも、古本のくせして、そんなに安くなかったりする。
20Bとかでバンバン売ってるのかと思ったよ。
内容云々よりも、一番安くて一番薄いスティーブンキングの小説を探してゲットし、
ついでにアイラブバンコクとカオサンロードなタンクトップ2枚衝動買い。
タイ好きとしては、このトップスは押さえとかなきゃな!とホクホク。
コンビニにはいったら、インド人の怪しげな男が微笑みかけてきた。
なんやねん、用無いわ!と思って無視して、冷蔵庫から水を取ったら、耳元で
「ウォーター・・・」と言ってきた。
は?!何?水は英語でウォーターって知ってるわ!なめるな!
いかん、どうやら変な人のようだ・・・と思ってすぐレジに並んだら、そいつも後ろに並んできやがった。
こっちをガン見してるのがわかるが、彼の存在を無視する。見えてない見えてない。隣にインド人なんていません。
レジの前にあった、虫除けスプレーを手に取ると、またも耳元で
「モスキート・・・」と囁きやがった。
なんなんだよ!オマエ!
おつりをもらって早いところ去ろうとしたら、退き際にインド語なのか意味不明な言葉を発してきた。
なんだ?卑猥なことでも言ったのか?
だとしたら、それって一体どういう意味なの?ねえねえ教えて、
と食いつきたくなる乾いた下ネタ好きな自分をどうにか抑えてセブンをでる。
雨降りの中、また船に乗って帰ってきた。
帰り道の近所の屋台で、揚げ餃子みたいなものが売ってて、これ何?と聞いたら、そのまま、
「ギョウザ」
という言葉が返ってきたので、びっくりして思わず買ってみた。
感想。
ん~~~、揚げたてだったら美味いと思われる。
買ったやつはすでに冷たくなっていて、お弁当に入ってる春巻きみたいに、しなっとしちゃってて残念だった。
あと、付いてた醤油のように思えたタレが、すげー甘くてビックリ。
今日は、食運が良くなかったな。