m o n o l o g u e

taddy // graphic designer / artist / poet

l a n g u a g e (2)

2005-08-26 | cafe_monologue


さて、花金の今日も行くざますよ。
耳かっぽじってよー聞いとけやー(-_-)/ (高田本部長風)

【其之弐】 「環 境!」

言語習得は、頭でするものではなく、全身を使ってするものです。

「その国の言葉=その国の文化」なんです。
たとえば、日本語独特の単語、日本語独特の言い回し、日本語独特のアクセントやイントネーション、日本語独特の話し方みたいのがあるでしょ?
それは他の言語でも同じこと。これってオツムだけじゃ習得できるもんじゃなくて、その言葉が話されている環境が必要なんですねー。
国内でも東京から沖縄に行けば、しばらくすると沖縄の雰囲気が全身にしみこんできますよね。

だから、習得しようとしている言葉が話されている環境に可能な限り自分をおくこと!
これが二つめのポイントなりー。

もちろんベストなのはその国に行っちゃうこと。
百聞は一見にしかず!はばたいちゃってください。その国にどっぷり漬かっちゃえば習得スピードもアップ。

だけどただ行けば良いってもんじゃないっす。ボクが留学したときもそれがすんごく顕著に現れました。
アメリカ政府がやってるプログラムを通して行ったんだけど、開始前と開始後に参加者全員の研修がありやした。
行く前はみんな似たようなレベル。しかし、留学プログラム終了後の個々人の英語力の差はバラバラ!
あんま行く前と変わってないような人もいれば、ネイティブ並みまでアップしてる人も。

同じアメリカに同じ期間いたのにwhy?
それは個人の心構えにつきるんですよ。
ただボーっと英語が話されている環境にいてもあまり意味ないっす。僕個人が心がけたのは;

 1. 日本人に絶対会わない、日本語を話さない。
 2. とことんアメリカ人になりきる。

この二つ。
日本に帰れば日本人うじゃうじゃいて毎日日本語は話さなくちゃいけないのに、わざわざメリケン国で日本と接する必要ないじゃん!
郷に入れば郷に従えと言うがごとく、アメリカ人になろうぜ、べいべー!着るものから話し方までぜーんぶアメリカンだぜ、べいべー!
ってな感じで。
そこのキミ、冷めた目でみないよーに (-_-)/

お蔭さまで、自慢ですが、同じ留学生仲間の中でも周囲が驚くくらいの英語力をゲッチュしました♪

ただ、みんながみんな留学したりできるわけじゃありませんよね。
国内でも十分マスターできます。実際、留学プログラムの日本側事務局の代表は一度もアメリカ行ったことない人でした。だけどベラベラ。

国内でもできるだけその言語が話されている環境を自分から作ること。

例えば・・・

・衛星放送が見れる人はCNNなどの英語ニュース、英語のドラマや映画を一日中流し続ける。
・現地の生活が伝わってくるドラマや映画を見て、登場人物の話し方やイントネーション、しぐさをマネしまくる。つまり外国人になりきる!
(ただし外でやるといやらしいかぶれ野郎になっちゃうんで、良い子はお家の中だけでね♪)
・外国人が多く出入りする場所(レストランや交流センターや外国人のパーティetc)に顔を出す。

僕も日本にいると24時間日本語の日本文化の環境にいるんで、100%日本語モードになってます。
で、アメリカに行くと、最初は自分がまだ日本語モードになってて英語モードになってないのを痛感するんです。
だけど、1、2日したらしぐさから頭の中の思考回路まで全部英語モードに切り換りまっす。
で、逆に日本に帰ってきて最初の数日は英語モードが抜けなくて、日本語の発音がおかしかったり、しぐさがアメリカンのままだったり。

そう。言語習得には相手の文化に心を開くことと、その国の人間になりきる演技力も必要ってことかな!
おぅ、いえぁ~。

taddy


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