日本専門評論

日本国内の問題を、専門的に、あれこれ評論します。

政府による命令報道の裏では、外国による命令報道がされている

2006年11月17日 22時05分19秒 | 政治

◆空々しい命令放送騒ぎ

 命令放送をめぐり、批判的な意見がメディアをにぎわせている。短波ラジオ国際放送で北朝鮮による拉致問題を重点的に扱うよう、 総務大臣がNHKに命令したというものである。すでに3月、電波監理審議会への諮問を待たず口頭で要請があったと伝えられる。
 日本新聞協会や民放は「報道・放送の自由を侵す」などと政府の介入を非難するが、わたしには空々しく聞こえる。国内のテレビや新聞は、 命令報道であふれているように見えるからである。
 NHKは総務相による要請の事実が明るみに出て、表向きには抵抗する構えを見せた。 今年1?9月に主にニュースで扱った北朝鮮関連の原稿は約2000本で、うち拉致問題が約700本と実績を強調している。なるほど、 『ニュース7』では毎日のように拉致関連の情報が流される。工作員の特定や拉致方法の分析、新しい被害者の認定など…。
 しかし、これらはすべて自発的に放送されたものだろうか。気のせいか、在日米兵による犯罪事件や米軍再編に向けた動きがあった日に限って、 長い時間を割いているような印象をもつ。
 米国の要請による構造改革によって年間の自殺者は8年連続で3万人を超える一方、拉致された疑いのある日本人はせいぜい100人。 国内放送ですら、すでに十分命令されているのではないか。
 命令の疑いを感じるのは、拉致問題だけでない。10月から騒がれ始めた教育問題もそうだ。最初はいじめの問題、 次は高校の必修科目の履修漏れ、そしてタウンミーティングでのやらせ質問と続く。一連の報道がたきつける議論の先には、 共通して教育委員会制度への批判が待つ。「教育委員会は元校長や教育官僚の天下り職であり、 文科省の意に沿うだけの空疎な組織は子どもたちに向き合う役割を期待できない」といった調子である。
 しかし、突然そんなことを言い出すのはおかしい。いじめが原因とみられる自殺はいまに始まったことでないし、 履修漏れは1994年と2003年の社会・理科の指導要領改正と週5日制の実施が背景にある。 履修漏れはすでに2001年に広島と兵庫で起きており、このときはとくに問題にならなかった。
 折しも現在、米国が教育市場の開放を求めており、昨年亡くなった吉川元忠神奈川大学教授によれば、 株式会社の参入を認める制度改正を狙っている。『日米投資イニシアティブ報告書』2006年版には次の文言がある。
 「米国政府は、少子高齢化社会が進む日本において、今後、教育及び医療サービス分野が重要であり、 米国企業がこれらの分野において質の高いサービスを提供ができるとして、これらの分野にかかる対日直接投資環境を改善するよう要請した」
 株式会社参入の最大の障壁になるのが、公共心の高い人物で構成されがちな教育委員会である。規制改革・ 民間開放推進会議は7月の中間答申で、教育委員会の必置規定を地方自治法から外し、 首長の責任で教育行政を行うことを選択できることを盛り込んだ。安倍政権は発足直後に教育再生会議を立ち上げている。民放では、 教育を考える6時間の特番まで組まれた。教育をめぐる嵐のような過熱報道に、政府が何の関与もしていないと考える方が不自然ではないか。
 権力の介入が疑われる報道は枚挙にいとまがない。相次ぐ談合事件は、世界最高水準の技術をもつわが国のゼネコンを瀕死(ひんし) 状態に追いやっている。談合排除のための公正取引委員会の強化は『年次改革要望書』にも明記されているとおり、 米国に毎年求められてきたこと。
 鉄道事故や航空機トラブルは、民営化や自由化と絡ませて報道されることはない。「マッカーサーを叱(しか)った男」 として白洲次郎がにわかにもてはやされるが、米軍再編を「片務性の解消」と宣伝する動きと軌を一にする。
 最近の韓国ドラマ・ブームは、「日本と他の自由主義極東諸国との間の相互理解を促進する」とのCIAの対日戦略文書と合致する。 大リーグ情報は完全にニュースの一部となったが、数年前に書かれた対日戦略の報告書には、 「日本人は米国に認められると世界に認められたと思い込んで、そのナショナリズムを満足させるとともに、米国に好意をもつ」とある。 占領期以来、ニュースをはじめ歴史番組や海外ドラマ、スポーツに至るまで、テレビが与えた影響を振り返れば、 ほぼ全部が米国の命令に思えてくる。
 いま騒がれている国際放送は北朝鮮の拉致被害者に向けられるものだが、 われわれはすでに米国発の命令放送を見聞きさせられているともいえる。米軍の駐留によって、 国民全員が米国に拉致されているようなものだからだ。いつも命令の仲介役を務める政府は今回、 放送法を使って合法的に命令しようとしたために物議を醸したにすぎない。
 ところがこの動きを批判するマスコミは、米国による圧倒的な命令には目をつぶっている。政府の介入を問題視するのは結構だが、 外国による要請はそれ以上に大きな問題として扱うべきではないか。

以上抜粋。

(私のコメント)

アメリカの対日戦略ばかりだけでなく、中共の対日戦略も考える必要があると思います。中共は、 中国経済を維持するために北朝鮮に攻め込んで、北朝鮮特需を求めることとなります。したがって日本では、 中国による北朝鮮支配=傀儡政権の樹立を容認するマスコミ報道が増えていくこととなります。そして北朝鮮国内のクーデター路線から、 中共による武力行使による北朝鮮保護へとシフトしていくでしょう。

それと同時に中共は、傀儡政権の北朝鮮に韓国を併合させるために、日韓関係を悪化させようとします。日本が、 利権や在日利権から解放されれば簡単なことです。アメリカによる在日朝鮮人利権の排除に加えて、 中共による在日韓国人利権の排除という動きが出てくるのではないでしょうか? 中共にしてみれば、在日朝鮮人・ 韓国人の利権が在日中国人の手に移れば万々歳でしょう。


中華文明を汚す捏造大国韓国

2006年11月17日 21時39分52秒 | 歴史

漢方を 「韓医学」で世界遺産申請 中国で猛反発

 韓国が中国の伝統医学である「漢方(中医学)」を「韓医学」と名前を改め、世界文化遺産の認定申請の動きが出ている。これに対して、 中国内で猛反発が起き、対韓国感情が悪化しそうな雲行きだ。(矢板明夫)

 中国の華僑向け通信社・中国新聞社がこのほど、配信したもので、この記事を「広州日報」や「安徽日報」など多くの地方紙が転載。 インターネットの反応も大きく、13日現在、重複分を含めて、約30万以上もの中国語のサイトがこの記事を転載している。

 このような中国での関心の高さの背景には、中韓両国間で、ここ数年、伝統文化をめぐり繰り広げられてきた激しい“抗争”がある。

 昨年11月、中国で2000年以上の歴史を持つ「端午の節句」(旧暦5月5日)が、韓国によって「江陵端午祭」との名前でユネスコ (国連教育科学文化機関)の「世界無形文化遺産」に申請、選定された。当時の中国メディアは「強盗にあった気持ちだ」 などと一斉に猛反発した。

 ユネスコの資料などによると、中国は現在、兵馬俑、故宮、万里の長城など33項目の世界文化遺産の認定を受けている。 旧正月や少林拳など約100項目は申請中だという。

 今回の記事では、「韓医学」と「漢方」の共通点や、世界文化遺産申請の具体的日程について触れていない。しかし、 端午の節句で悔しい思いをしただけに、中国人の警戒感は強い。「固有文化を守るため、徹底的に抗戦すべし」 と言った勇ましい書き込みがネット上に殺到している。

 中国の民間文芸家協会副主席の白庚勝氏は中国新聞社に対し「中国の文明は韓国、日本、 ベトナムなどの周辺国に大きな影響を与えてきた。これらの国家と共有している文化も多い」と述べたうえで、 「政府は世界文化遺産を申請する際、これらの国々が共有している文化を優先して申請すべきだ」と指摘している。

「漢字は韓国人が発明した!?」
中国の掲示板で面白い文章を見つけました。

元の文章は26日に書かれたそうですが、すでに4箇所でコピペされてますから結構共感を得ているようです。

 

韓国の漢字使用を歓迎する

世界の祭孔権(※1)に関する紛争の余波がまだ収まっていない中、また漢字は韓国人が発明したという千一夜物語 〔つまり荒唐無稽な話という意味でしょう=訳者注 〕が伝わってきた。

韓国≪朝鮮日報≫の報道によれば、韓国ソウル大学歴史学教授朴正秀は次のように記者に語った。十年にわたる研究と考証を経て、 朝鮮民族が最初に漢字を発明し、後に朝鮮人が中原に移り住み、漢字を中国に持ち込んだことによって現在の漢文化が形成されたと彼は考える。 彼は、道理にしたがって堂々と漢字を復活させ、国連に漢字を世界文化遺産にするよう申請せよと政府に建言する。

韓国の教科書が「韓国文化が黄河文明を育んだ」と主張したり、端午の節句を世界遺産に申請したり、中医〔漢方医学〕 を韓医に変えて世界遺産に申請したり、また自分が“金属活字印刷”の起源国と称したり、今また漢字は韓国人が発明したと言う-- 韓国人はこの2年何の薬を呑んだのか、なぜこれほどまでに破廉恥に中華文化遺産を強奪するのか?

筆者はかつて《どういう人が中医に反対するのか》という一文で述べたことがある:「韓国人は尊大にしてかつ自己を卑下した 〔劣等感と優越感の同居する〕民族だ。彼らがワールドカップ競技場で声をそろえて叫ぶ‘大韓民国’ という口号から誰でもそれを見て取ることが出来る。:国土がかわいそうなほど小さく、どうしても自らを‘大’と称さなければならないが、 本当のところは劣等感の塊なのだ。

それに、去年‘漢城’を改めて‘首爾’としたが、やっと中国の影から脱したと思ったら、 アメリカのもっと大きな影に入ってしまうとは思いもよらなかった。これには私に反論する人がいる。しかし私が見るところほとんどは韓国人だ。 “大”が意味するのは“大小”の“大”ではなく、“首爾”は西洋化した名称ではないと彼は言う。この話を信じる人がいるか? “大韓民国” の“大”については、少なくとも後には“大小”の“大”と同じになった。 少なくとも「大韓民国」 と大声で叫んでいる人が大小の大と理解していることは疑いない。

多くの人が韓国人は尊大だと考えている。これは私も否定しない。なぜ尊大なのか? 韓国人のうぬぼれ話の中にうかがえる手がかりは、 サッカー、囲碁、アーチェリーなどスポーツ種目の高水準、加えて韓国の電器、自動車が中国でよく売れていることだ。 それに韓国のテレビドラマが東アジアで人気があるといういわゆる“寒流”〔 原文のまま・「韓」と「寒」は中国語でも同じ発音=訳者注 〕。 これは確かに事実だ。しかしこの一点で夜郎自大になるのはいささか憐れみの情を禁じえない。 とくに今中国の囲碁のレベルはすでに韓国を上回る勢いだ。韓国ドラマは仔細に見てみると、陳腐な公式化画一化の傾向が誰の目にも明らかだ。 これが中国映画がたびたび国際的な賞を獲得できて、韓国ドラマが暇つぶしにしかならないことの根本原因だ。

実は近年韓国熱が急膨張したのは、中国の数十万の農業関係の官員が韓国に行って新村建設〔セマウル運動〕を学んだのが原因だと思う。 それぞれの土地の状況に応じたやり方をせねばならない農業でさえ韓国に学ぶ(実際はだだの韓国旅行だ)、 まったく中国人として恥ずかしいことだ! このようなことでは、中国人が韓国人にさげすまれてもしかたがない。

しかし韓国人も心の底には劣等感がある。国土がかわいそうなほど小さいから、それに中国の被保護国だから。 さらに韓国人が人に合わせる顔がないと感じているのは、その文化の大半が中国から来ていることだ。その文字は漢字を使い (過去はずっとそうだった)、図書館は中国の古い書籍で満たされており、民間には中国の物語が流布しており、祭日には中国の祭日が多くあり、 紀念する偉人も中国の古代の偉人だ。また韓国人の姓氏を見ても、絶対多数は中国の姓氏だ。高麗は実は漢族に高度に同化された民族だ。 同化の程度は今でも中国の版図にあるいくつかの少数民族をも上回る。

韓国人が今なすべきことは、心の持ち方を正すことだと私は考える。歴史を勇気を持って認めなければならない (まさに今韓国と中国が一致して日本に第二次大戦の歴史を正視せよと求めているように)。歴史を認めるのは少しも恥ずかしいことではない。 歴史を認めないのが好ましくないことだ。ひとつには歴史は客観的に存在しており、それは誰にも否定できるものではないからで、 二つにはそれを否定する者の心中の闇と劣等感をかえってうきぼりにするからだ。韓国人は西洋と接触してもう長い、 西洋の考え方を吸収しなければならない。西洋の考え方のいいところは現在と未来を重視することだ。 君たち韓国人は今自分がうまくやっていると考えるなら、なぜいつまでも臆病に過去にこだわる必要がある?

もう一点は、昔の人が創造した輝かしい文化は全人類が享受できるもので、わが国は君たちが中華文化を吸収するのを禁じたことはなく、 さらには君たちに使用料を徴収することはない。だから君たちは韓国語から漢字を排除する必要はまったくない: 過去に排除したのなら、 今復活させるかまたは全部漢字を使うかはどうぞご自由に。この方面では君たちは大和民族に比べて心が狭い。原因はおそらく劣等感のため、 小国意識のためだろう。私の考えでは、このような意識を君たちはさっさと太平洋にでもほうりなげたほうがよい。 でなければ百年後にまた同じような意識でアメリカに接しているだろう。

今は韓国はもう中国の保護国ではないが、アメリカの保護国だ。韓国がアメリカの保護を必要としなくなった日には、 英語は韓国が発明したものだ、NBAは韓国が創った、アメリカの数多くのノーベル賞受賞者は韓国籍だと言いだすかな?  あるいはもっと率直に、アメリカは韓国の保護国だ、現在韓国に駐留している米軍は、 韓国が保護国から徴発して本土を守らせているのだと言うかな!

まだある。韓国人の潘基文が次期国連事務総長に当選したが、これがまた韓国人が極度の自己卑下から極度の尊大に転じる機会を与えた:  韓国人は自国が全世界の宗主国で、全世界の文明はすべて韓国人が発明創造したとすっぱり宣言すればよい! しかし少し考えれば、 国連事務総長など何ほどのものでもないということがわかる。なぜなら、今の事務総長のアナンを含めて事務総長はすべて小国出身で、 数十年前はアジアの小国ブータンも事務総長を出したからだ。(※2)

だから筆者は、韓国人に小国意識を捨てたほうがよいと勧める。天下の笑いものにならないように。

しかしわれわれはやはり韓国人に感謝しなければならない: 君たちが一生懸命中華文化の起源国の地位を争わなければ、 先祖の恩を忘れた、反中医、反孔子、 一切の中華伝統文化に反対する一握りの中国人は無知ゆえにもっと恐れを知らない恥知らずになるだろうから。

 


(※2) 文中にブータンが国連事務総長を出したとありますが、もちろんこれは間違いです。ブータンは中国語で「不丹」と書きますから、 かつて事務総長を務めたビルマ人のウ・タント(「呉丹」と書く)と取り違えたんでしょう。


(※1)祭孔権については次をお読みください。

 

孔子は韓国人にならなければならない!?

韓国の消息によれば、韓国人はすでに孔子を祭る大典を世界文化遺産に申請する準備をしている。 次の一歩は孔子を徹底的に韓国人に変えてしまうことだ。

(中略)

9月28日は孔子生誕2557周年で、大陸と台湾で同時に祭孔大典が挙行される。しかし、その前の9月26日、 一組の韓国祭孔大典の写真が各ポータルサイトの最初に来た。中国の前に自国の祭孔活動の大規模な宣伝をする韓国人の意図はどこにあるのか?

韓国人は中華文化中の優秀な部分を自分のものとして占有したがる。これは初めてではない。2005年、 韓国は中国から伝わった端午の節句を世界文化遺産に申請し成功し、すべての中国人が心を痛めるところとなった。祭孔大典は彼らの次の目標だ。

韓国人の祭孔の資料を仔細に研究してみれば、彼らが一貫して正統を受け継いでいると強調していることがわかる。

(中略)

韓国人の目的ははっきりしている。彼らこそが祭孔の正統で、彼らだけが孔子を祭る資格があると人々に感じさせることだ。
 
(中略)

韓国人が身分不相応にも孔子を狙うのは昨日今日に始まったことではない。韓国の歴史教科書の挿絵では、中国の東北〔旧満州〕、 山東はみな韓国の歴史上の領土だ! 山東はみな韓国の人で、山東人孔子は理の当然のごとく韓国人だ。この教科書には、 「農耕文化を持つ漢人を鎮圧した」「大唐を懲罰する戦争」などの語句が随所に見られる。 我々は日本人の教科書修正事件に注意力を集中してきたが、韓国人もこの種のことに非常に長けていることに気づかなかった。

韓国人が孔子が韓国人であると論証するするのはこのような根拠だ: 朝鮮半島に最初に建てられた政権は商朝の貴族箕子朝鮮だ。 箕子は商朝の紂王の親戚だ。西周の武王が紂を討った。箕子は西周の統治を受けることを望まず、 五千人の商朝人を率いて朝鮮半島と遼東半島に逃れ、政治難民国家-箕子朝鮮を建てた。しかるに、商朝人は大部分が中国に残り、 西周に封じられた宋、衛など多くの国に分布した。宋国の最初の君子は箕子の親戚-微子だ。孔子は宋国の貴族の子孫で、 当然韓国の祖宗箕子の子孫ということになる。

中国人から見れば、このようなこじつけでようやくつながる関係は疑いもなくおかしくて恥ずかしいものだ。 しかしこのような教科書で育った韓国人にとっては疑いもなく不変の真理だ。 だからこそ祭孔大典の世界文化遺産への申請がこれほど多くの韓国人に支持され、韓国人が堂々と「孔子は我々のものだ」 という暴論を発するのだ。

歴史を改竄するのが第一歩、祭孔大典を申請するのが第二歩、続いて来るのは国際社会で孔子は本当に韓国人だという印象を造ることで、 最終目的は韓国こそがアジア文化の淵源で、韓国文明が中国を含む東アジア文明を育んだというところまで達する!
(後略)

 


おもしろい! 日頃いがみあっている?日本人と中国人が韓国人への見方ではみごとに一致する?

とくに、第一歩、第二歩と策を弄して世界の人に自分の都合のいい印象を植えつけようとするなんて日本人が言いたいことですね。 「従軍慰安婦」とか。

ちょっとした有名人なら誰でも韓国人にしてしまうというのも日本でよく言われていることです。

だけど、歴史を自己に都合のいいように改竄しているというところは中国人も韓国人もどっちもどっちなんですけどね。 「高麗は実は漢族に高度に同化された民族だ」なんていうのは、中国政府が最近盛んにやっている朝鮮併呑工作の一環だし。 骨がらみの歴史中毒という点ではどちらも同じ。

それに、韓国人が尊大だ尊大だと繰り返す人の中華思想のなんとまあ尊大なことよ。 この尊大さも韓国人と同じく劣等感の裏返しに見えるんですけど。

以上抜粋。

(私のコメント) 

捏造大国韓国が、韓国こそが本家であると嘘を吐いて、中華文明を汚し始めました。以前から韓国は、同じように日本文明を汚してきました。 文明・文化に関しては、日中共闘も模索してはとも思います。もっとも中共は、 尖閣諸島だけでなく沖縄までもを中共の領土としていますからかなり無理がありますが、 領土問題と無関係な部分では考えても良いのではないかと思うのです。


中国の終わりの始まり

2006年11月17日 21時12分09秒 | 経済

対中投資の減少をどうみるか (11/17)

労働集約型の中国の工場
 日本の対中投資が2006年に入って大きく落ち込んでいる。1-9月期は前年同期比30%以上のマイナスになった。 03年から3年連続で過去最高を更新し続けてきた日本の対中投資の急減は何を意味するのか。
世界規模で減少

 対中投資が減っているのは日本だけではない。欧米諸国の多くも減少傾向にある。世界全体からの対中投資は昨年が0.5%の減少、 今年1-9月期も1.5%のマイナスとなっている。米国は02年の54億ドルをピークに3年連続で対中投資が減少しており、 昨年はピーク時に比べ、43%減の31億ドルにまで落ち込んだ。

 こうした流れの説明でまず最初にくるのは、「投資一巡」説だ。もちろん企業の設備投資は永遠に拡大を続けるわけではなく、 エレクトロニクス、自動車などで中国生産拠点がある程度出そろったのは間違いない。

 だが、世界経済が依然として4%台の高成長を続け、途上国、産油国などでモノの需要が勢いよく伸びる中で、「世界の工場」 たる中国の生産拠点の増設が鈍るのもやや違和感がある。

 世界を見渡せば、自動車工場はインド、ロシア、北米、南米などで新増設が続いており、液晶テレビは欧州、 メキシコなどで組み立てラインが新設されている。日本国内は半導体、薄型テレビ、自動車から工作機械、 建設機械などの工場の大型投資が盛り上がっている。

 対中投資が減少に転じた原因には、中国固有の問題があるとみるべきだろう。

立ちはだかる貿易摩擦

 中国の投資環境は急激に悪化している。人件費はこのところ毎年、最低賃金が10%前後引き上げられるなど急上昇している。早晩、 「人件費の安い」という形容句は中国からはずされるだろう。電力や輸送用燃料などエネルギーの不足も続いてる。

 だが、外資を最も悩ませているのは、貿易上の様々リスクだろう。貿易摩擦では、対米、対EUをはじめ世界とあつれきを起こしている。 「中国で生産したばかりに欧米に輸出できない」といった事象は繊維、靴などで現実化したが、他の分野にも広がるのは避けられない。

 日本もかつて貿易摩擦を引き起こした鉄鋼では、06年1-9月の中国の鉄鋼輸出は3616万トンに達し、 世界最大の鉄鋼輸出国になった。中国国内で余剰となった鉄鋼が売り先を求め、世界に流出する構造で、 中国の鉄鋼メーカーの余剰生産能力をみれば、鉄鋼貿易摩擦が深刻化するのはまもなくだろう。貿易摩擦の余波は外資も直撃する。

 貿易摩擦と比例して人民元に対する切り上げ圧力は一段と高まっている。中国政府は市場における人民元の緩やかな上昇を容認しており、 人民元は着実に切り上がっている。中国からの輸出品の競争力は当然弱まる。

 最近では環境対応、移転価格税制などで想定外の負担を外資が強いられるケースも増えている。中国政府の外資政策では、 労働集約型の外資の工場はもはや不要であり、高度な研究開発機能の移転が外資の進出条件になりつつある。

外資から見放される中国

 究極の出来事は「三顧の礼」で誘致した外資への突然の立ち退き要求だろう。日本企業の進出も活発な上海市嘉定区では、 地元政府が都市計画の変更を理由に日系企業10社を含む外資に立ち退きを迫っている。 その中には2年前に工場ができあがったばかりという企業もあり、 地元政府で誘致担当だった役人が今度は外資企業の追い出しにかかっているという。 工業用地を宅地転用して地元政府が高収益をあげようという狙いで、似た事例は都市化の進む沿海部の各地で出てくるだろう。

 外資の対中投資が減少するのは明確な原因がある。

 中国の国内市場を狙う外資の投資は今後も続くだろうが、輸出型生産拠点の進出は激減する可能性がある。 中国のモノづくりの進化を支えてきたのは、高度な技術を持ち込み、部材を現地企業に発注してきた外資の輸出型生産拠点だ。それが止まった時、 中国は民族企業だけで独自にモノづくりの水準を高めていけるのか。

 外資から見放される理由とその打撃を中国は考えるべき時だ。

以上抜粋。

(私のコメント) 

アメリカの対中投資減少の穴を埋めてきた日本の対中投資も減少を始めました。中国のカントリーリスクが公に語られるようになった現在、 今後の対中投資は加速度的に減少していくこととなるでしょう。

そして韓国経済の破綻を想起すれば、海外からの投資が景気をもたらしている中国経済は、 海外からの投資が減少すれば破綻することを意味します。中国経済を回転させるエネルギーが無くなれば、ガス欠するのは自明でしょう。

中国は、2008年の北京オリンピックまで経済が持たない可能性があります。中共は、 これを回避するために北朝鮮を利用することと思われます。経済を誤魔化すには戦争が一番であることは、アメリカが実証しています。 軍需景気の意義はそこにあり、北朝鮮特需で中国経済を維持しようと思われるのです。

というのは中共が戦争を起こすとして、非難されない対象が北朝鮮です。現実問題として、北朝鮮は中共の属国であり、 中共が北朝鮮を支配しても外交上問題はありません。もっとも中共にとって北朝鮮という対米緩衝地は必要であり、 朝鮮人民を救うという大義名分で北朝鮮に攻め込み、傀儡政権を樹立させることとなるでしょう。

そしてこのシナリオであれば、日米ロは受け入れることが可能であり、韓国は時代主義ゆえに尻尾を振るでしょう。そして中共は、 おそらく次のシナリオを画策します。(1)北朝鮮特需を長期化させるために、対北朝鮮戦争を長期化させる。(2)隙あらば、 中華文明を汚す韓国を、中共の傀儡政権となる北朝鮮に併合させる。アメリカの次期大統領次第でしょうが、日本も備えた方が良いかと思います。