goo blog サービス終了のお知らせ 

日本専門評論

日本国内の問題を、専門的に、あれこれ評論します。

教育基本法改正は、失敗に終わる

2006年12月17日 20時59分30秒 | 政治

12月17日の産経抄

 昭和21年5月に発足した第1次吉田内閣で、文相に就いたのは田中耕太郎だった。戦前から剛直な自由主義者で知られた法学者である。 8カ月後には吉田首相と対立して内閣を去るが、その間心を砕いたのが教育勅語に代わる教育基本法の制定だった。

 ▼主権在民となれば、勅語をそのまま教育の柱とするのは難しい。 しかしその精神を基本法として引き継ぐべきだというのが田中らの考えだった。「父母ニ孝ニ兄弟ニ友ニ夫婦相和シ…」 といった日本の伝統的な道徳心などである。

 ▼だが、教育勅語を否定する連合国軍総司令部の影響下にできた基本法はそうした人々の期待を裏切るものだった。道徳心ばかりでなく、 日本の伝統や故郷、愛国心といった教えるべきものが抜け落ちた。どこの国の法律なのか分からないものとなったのだ。

 ▼その基本法の改正論議が今の国会で行われているとき、テレビでの「識者」の発言に驚きあきれた。 「いじめによる自殺など大変な問題があるのに、基本法の改正などやってるヒマはないはずだ」と。アベコベである。 教育の荒廃がひどいからこそ改正しなければならなかったのだ。

 ▼無国籍化した基本法のもと、学校でも家でも受験に必要以上の国の歴史を教えない。わが町の歴史も親孝行も兄弟愛もパスだ。 国や故郷、そして先祖たちへの愛着を感じなくなった子供たちの心が根無し草状態となり、荒(すさ)んでいくとしても不思議ではない。

 ▼教育基本法はその制定より後に生まれた首相により、ようやく改正された。「国を愛する態度を養う」などの文言も入った。 改正推進派にはまだ不満はある。しかし、ひとりでも多く戦後教育の問題点に気づいてくれれば、目的の大半は果たされたと言ってもいいだろう。

以上抜粋。

(私のコメント)

教育基本法が改正されましたが、経緯と結果を見るに、日本人の劣化が感じられます。産経抄が述べるように、 まず戦後の倫理崩壊があって、教育勅語が見直されて、教育基本法が改正されました。その見直された教育勅語もまた、 戦前の倫理崩壊から作られたことをどれだけの人が知っているでしょうか?

明治になって、学制が整備されると、学力主義・試験主義が蔓延りました。明治天皇は、道徳教育の復権を考えて、 江戸時代の往来物を念頭に、元田に教育勅語を草案させます。井上のアホたれが明治政府の強化に利用して、 教育勅語を台無しにしてしまいました。

戦後日本は、教育基本法によって空疎な道徳教育しか持てず、偏差値教育という名の学力主義が台頭し、倫理崩壊が崩壊してしまいました。 政府与党は、教育基本法を改正し、公明党の横槍で「国を愛する心を養う」ではなく「国を愛する態度を養う」という文言を入れてしまいました。

歴史は繰り返すといいますが、本当にその通りです。そして日蓮主義も繰り返され、 戦前の国柱会と同様に戦後の創価学会が日本を戦争に駆り立てていくことでしょう。

話を戻しますが、「国を愛する心」であれば国旗・国歌に対して何をしても愛国心からだと嘯くことはできますが(例えば、 国旗を破り捨てて、寸法が違っていたから破ったのだ。寸法間違いの方が不敬であるなど)、「国を愛する態度」 だと態度そのものが決められてしまうのです。哲学の無い創価学会に支配された公明党も哲学が無いということなのでしょう。


談合批判は筋違いである

2006年12月14日 19時05分30秒 | 政治

談合ファシズムが日本を滅ぼす!

今日のNHK「クローズアップ現代」は談合特集でした。この番組、現場の声をさまざま取り上げておりますが、 建設会社の各現場の中における「あきらめ」のようなおびえの声が聞かれました。「古いしきたりからの決別」 と建設会社の関係者は言っておりますが、完全に強化された独禁法におびえきっているわけです。この番組では、 年次改革要望書のことは一言もふれて居らず、談合摘発がさも疑いなき正義であるように表現していましたが、 取材している記者が本当にそう考えているのなら病は深い。後半には、一応「公共事業の質」という視点については、「厳しくチェックせよ」 と言っているものの具体論に欠ける。

ただ、この番組は建設会社にも様々なレベルがあり、去年、談合決別宣言をした「スーパー・ゼネコン」と、中小の談合依存業者とでは、 まったく一言に談合といっても全く違うということである。

要するに、中小の建設会社にとっては、「談合は福祉」であるということ。これが、巨大ゼネコンの談合と大きく違う点である。 ある地方での中小の談合システムについて解説があった。この談合システムは、地元大手の建設会社が「受注調整」 の順番を破ったことで崩れたのだが、巨大公共事業ではない、細かい公共事業についてはこのような受注調整は、 福祉の一環として非常に有効なのではないかという印象を持った。このシステムは、共存共栄の観点からは、特に地方においては、 積極的に表に見える形で行うべきではないか。裏に隠すから談合になるのであって、福祉政策の一環として表の世界に出してしまえばいい。

一方、大手ゼネコンは案外、地方の建設会社の談合破りが相次ぐことで、 中小が互いにつぶし合いをしてくれることを歓迎しているのではないか。中小が淘汰されれば、 巨大で価格吸収力のある大ゼネコンが利を得るという仕組みである。

ただ、その巨大ゼネコンも、三菱重工のような会社は橋梁談合事件の摘発によるマイナス・ イメージのせいで海外で受注を断られるということが多発し、社を挙げて談合脱却などコンプライアンスに力を入れているという。

こうなると、巨大ゼネコン同士の国際競争の次元であり、この背景には少なからず、年次改革要望書が進める談合罰則強化の流れで、 日本ゼネコンの体力を衰えさせるという国際資本によるねらいがある。

つまり、民族資本どうしの争いと、国際資本どうしの争いがあって、最終的に割を食うのが国内の中小建設会社であるという構図である。

このように、一言に談合といっても様々なレベルがある。イラクの復興事業の受注はそれ自体がハリバートンやベクテルによる談合であり、 談合を一言で悪と決めつけること自体が、間違っているのである。

特捜検察官たちは自らが正義と考える前に、もう少し、自分たちが所詮、権力の使い走りであることを認識した方がいい。

以上抜粋。

(私のコメント)

まず談合とは別の紐付き援助の問題がありました。日本の海外支援は紐付きだから間違っているという主張です。

しかしどこの国を見ても、紐付きでない援助なんてありません。日本は、税金を使って、外国との友好を築き、 同時に日本企業を育ててきたのに、これを放棄して日本の税金で外国企業を育てるようになったのです。

談合もまた同じ間違いなのです。紐付き援助の問題は、政治家や官僚へのキックバックで、談合もまたキックバックの問題なのです。 談合が無ければ、キックバックはあっても良いわけがありません。問題を取り違えてはならないのです。

税金の無駄遣いは、談合によるコスト高ではないのです。コストの試算ができない無能官僚が、コスト高を生み出しているのです。

実際、官僚が工事現場の視察に来ても、工事を知らないので、陰で手抜き工事をしてもバレやしないと笑われているのです (実際にはしませんが、鉄筋を減らしても理解できないとバカにさされています)。そもそも官僚は、調達コストからいい加減です。 出入りの業者しか使わないので、資材コストは跳ね上がるのです。

私案ですが、公共工事は、工事請負業者と資材調達業者を分離すると面白いと思っています。 工事請負業者に資材をチェックさせることができますし、資材調達の得意な業者は、より安く仕入れてくるからです。 とはいっても官僚が無能な限りは難しいでしょう。所詮、官僚は丸投げするだけなのです。


ルーマンで理解する官僚制度ー官僚が無気力になる理由ー

2006年12月12日 20時40分06秒 | 政治

霞ヶ関からエース官僚が逃げはじめた
 
これまでは、出世の望みの薄いパッとしない人材が外部に活路を求めていった
ところがいまは事務次官も狙えるエース級が相当な勢いで辞めているという
 
西村 健(ジャーナリスト)

葬られた若手の改革案

 ここに一つづりのペーパーがある。一向に回復の兆しが見えて来ない景気の惨状。累積する一方の国債残高。低迷する株価。 相次ぐ企業倒産-----。日に日に閉塞の度を増すかに見える日本経済に何とか再生の光を当てるため、 まずはその司令塔たる中央官庁のあり方を根本的に改めようと図った"行財政基盤刷新制度案"だ。

 作成したのは「このままでは日本は破滅への道を直進するだけ」との危機意識に駆られた、有志の若手キャリア官僚グループ。

「このシステムを導入することにより、ある日突然、日本がよくなるというものではないが、 それでも霞が関-----引いては日本全体が再生への道を歩み出すために、何とか新しい礎となる指針は作れないか」

 と独自の研究を積み、学者の意見も参考にしながら会合を重ねて作成したものだという。 夜も昼もない激務に追い回される中央官僚の日常。その合間を縫って試行錯誤を繰り返し、 これだけの案を作り上げた彼らの努力と苦労のほどは想像するに余りある。が-----。

 ようやくでき上がったこの案を役所の上層部に見せてみたところ、その反応は文字通り「ケンもホロロ」だった。 それも中身のできが悪いからではない。逆だ。あまりにできがよいためだったというから、これほどやり切れない話もないではないか。 そもそも作成途中で国内外の識者の意見も取り入れてみたというこの案が、決して独りよがりの机上の空論でないことだけは確かなのである。

「要は、このシステムを導入するということは、従来のシステムを否定することになる。つまりは先輩諸氏のやってきたこと、 これまでの行政のあり方そのものを否定することにつながる、というわけです。しかし否定するも何も、 実際これだけ日本経済が疲弊しているんだから、これまでのやり方が誤りだったことは誰の眼にも明らかじゃないですか。なのに…」

 結局は「前例踏襲主義」という霞が関独自の“前近代的”捉が、 正義感あふれる若手官僚らの"やる気"をあっさり潰してくれたというわけだ。"司令塔"がこんな有様なのだから、 日本全体が停滞してしまっているのも、いわば当然の事態かもしれない。

サッサと辞表を提出

 こんな-----日本の現状以上に閉塞感あふれる-----中央官庁の街、霞が関。そこから今や、 想像を絶する速度で頭脳流出が進行している。優秀な官僚ほど旧態依然たる霞が関の現状にさっさと見切りをつけ、 政治や民間の世界へ転身しているというのだ。

「従来、役人を辞めて政治の道へ進む人たちというのは、役所の中ではいま一つパッとせず、 内部の出世に見切りをつけたタイプが多かった。あるいは、OBを組織的に族議員化させ、国会内での利権確保に省を挙げて努めてきた建設、 農水両省出身とかね。それが最近、変わってきているんです」

 そう、最近の動向を指摘してくれたのは、とある外務官僚だ。

「ここ二、三年の傾向でしょうか。そのまま役所内にいても十分出世の見込める人が、 サッサと辞表を提出して国政の場へと打って出ている。それも自民党からという王道じゃない。野党から出る人が増えてきているんですよ」

(中略)

役人は与党職員の小間使い

「霞が関で仕事をしていて、空しいと思うことは何か?」

 こう現職官僚に質問してみると、複数返ってきた回答が「国会対応」であった。どういうことか。

 巷間よく知られているように、国会で各大臣の読み上げている閣僚答弁は、すべて前夜のうちに官僚によって書き上げられたものである。 この"国会対応"が役所においては「徹夜も覚悟」の難作業。ヒアリング結果にもあるように、何より「国会議員の質問通告が遅い」ためだ。

 明日の委員会で与野党議員により発される質問内容は、すべてその前夜までに各省庁に伝えられてくる。 すべての質問内容が判明して初めて答弁作成作業に入るわけだが、特に野党議員においてはその通告が遅い場合が多く、 作業が深夜に至ることも珍しくないため、どうしても徹夜含みの超過勤務になってしまう。また、 自分の部署に関係する質問が最終的には出なかったにしても、それでもすべての質問が出そろうまで、可能性のあるところは全員"待機” が命じられる。

 質問が振られてくると担当の課長補佐クラスが答弁案を作成する。続く仕事はその案を持っての決裁作業。省のトップが行う答弁に、 わずかな言葉の食い違いがあってもあちこちの部署に影響の出る恐れがあるためだ。こうしてすべての部署の了解を取り終え、 ようやく正式の答弁文書の作成に入ることができるという次第。

 続いて必要な仕事が大臣レク(レクチャーの意味)だ。 答弁に立つ多くが派閥の力学で大臣職を回してもらった"素人同然"の大臣である。したがって委員会が始まる前に担当の職員が当人に会い、 答弁書を手に「これはこういう意味の質問ですので、このように答えてください」と逐一説明しなければならないというわけ。 このように役所全体が至れり尽くせり世話を焼いて初めて、大臣は国会の場で質問に応じることができるのである。

 そこである経済(経済産業省)官僚に、「そこまで手取り足取りしてあげる意味が本当にあるのだろうか?」と、 ストレートに疑問を投げかけてみた。返ってきたのは「仮にも自省のトップである存在に対して、 組織の人間があれこれフォローするのは当然のことでしょう?何と言ってもわが国は、議院内閣制ですからねえ……」という返事。

 内心では忸怩たる思いもあるのだが、制度のあり方そのものを云々する資格は自分たち官僚にはないというのが本音のようだった。

 このような、あまりに官僚頼みの国会運営を何とかしょうと、"政府委員制度"廃止という国会改革が行われたのは九九年のことだ。 各省庁の幹部クラスが“政府委員"として大臣の代わりに答弁していたそれまでの制度を廃止して、 国会には厳密に代議士以外は立てないことにした。この改革によって役人の雑務は、多少は軽減されることになったのか。

「とんでもない。前よりいっそう仕事が大変になっただけですよ」

 そう苦笑しながら答えてくれたのは厚労省(厚生労働省)のノンキャリ職員。

「以前は、大臣は政策の大枠について答弁するのであって、細かい数字を答えるものは"政府委員"がやるという役割分担ができていた。 つまり、"政府委員"答弁は、中身がよくわかっている省の局長がやるんだから、あまり厳密に文言を検討する必要もなかったんです。 決裁も局内で回せばよかったし、レクだって簡単なもので済んだ。ところが、あれからすべて大臣答弁ということになってしまったので、 決裁もすべて大臣官房まで上げることになった。レクも相手は中身をまるで知らない素人だから、手取り足取り教えなきゃ理解してくれない……」

 自分の能力も顧みない"政治主導"が押し進められたばっかりに、役人の費やす労力はさらに増すことになっただけということのようだ。 これでは若手官僚の恨み節が漏れるのも、仕方のないところではあろう。

「国会答弁」ばかりではない。役人は役所にいる間四六時中(下手をすれば家に帰った後でさえ)、いつ「あの件はどうなってる?」 という議員事務所からの問い合わせや、「あれに関する資料をくれ」という要求があるかと、常に神経を張り詰めていなければならない。

 大切な代議士センセイからの問い合わせである。あらゆる用件を放り出して、その仕事が最優先事項。

「この件は現在、こういうことになっています」-----そういう文書を早急に作成し、 関連する資料もあれこれくっつけて大慌てで議員事務所まで持参しなければならない。もちろんその文書作成の際にも、 関係部署間の了解を取らなければならないのは言わずもがな。議員先生からの電話一つで、 役所内ではこのような上を下への大騒動が繰り広げられるのだ。

 ただし、これは与党の先生からの電話であった場合の話。これが野党からのものであれば、役人の対応は豹変する。 特に某共産主義系の党からの資料要求であった場合。どこかの雑誌のコピーを取って、それを議員事務所にファックスして終わり・・・・・ ということもしばしばではある。

 さらに若手職員のヒアリング結果には「与党内の意見調整に各府省の幹部職員が走り回っている」という現状の指摘もあった。 後になってうるさ型の議員が「俺は聞いてないぞ」と言い出した日には、通る政策だって通らなくなってしまう。そのため万全には万全を期し、 ほとんど関係なさそうな議員にまで、事前の"根回し"をしておく。これが現在役人にとって重要な仕事の一つなのだ。

「政策の中身じゃない。最近のセンセイは『俺は聞いてない』だの『俺より先にあいつのところに話を持っていった』だの、 そんなレベルでゴネて話を通してくれなくなるから、たまりませんよ」とボやくのは外務省のキャリア官僚。

「だからなるべく怒らせないように、広くあちこちに話を通しておかなければならないんだけど、今度は"根回し"をしたとたん、 すぐ懇意のマスコミに話をバラしてしまう。どんなに念を押しておいても駄目なんです。だから、今日の夕刊に載ることだけはないように、 夕刊の締め切りを過ぎてからセンセイたちの"根回し"に一斉に動く。そんなところにまで気を遣わなければならないんだから」

 もはやここまでくると、役人は与党議員の小間使いではないか?という気にさえなってしまう。「ヒアリング結果」にあった 「自分の仕事が国のために役立っているという実感が持てない」のも当然と言えよう。

外交機密費問題も……

 ではなぜ役人はここまで代議士の"奴隷"であるかのように振る舞わなければならないのか。答えは「人事」である。

 一応制度上は、組織のトップである閣僚たちを除いて、政治家は役所内の人事に口を出すことは一切禁じられている。しかし現実には、 特に役所とべったりの"族議員"に顕著なように、「あいつは気に食わない」「あんな奴は飛ばしてしまえ」と、 ほとんど公然と人事に口を差し挟んでくるのが実態なのだ。

 あの時センセイを怒らせてしまったばっかりに、俺はこんな閑職に飛ばされてしまった……。役人はポストが命。 いつどんな報復人事が待っているか知れたものではない以上、「なるべくセンセイを怒らせることのないよう」、 彼らが穏便にコトをすませようとするのは当然の心理だろう。

 さらに厚労キャリア官僚が指摘する。「政治家だけではない。人事権を握る特殊な派閥勢力として、 "三種"と呼ばれるノンキャリ事務官たちも存在します。二年ごとに全国レベルで異動のあるキャリアと違い、 彼らは言わば"徒弟制度"を組んで、先輩から後輩へ人事や会計といった特定のポストをずっと継承し続けている。 局内の人事は実質すべてこの"三種事務官"が握っているんです。『あのキャリアは皆でサポートしよう』『あいつは干してしまえ』 という申し送りが、彼ら内部の"徒弟制度"を通じて徹底されますからね。そういう 『この人たちに仁義を切っておかないと通るものも通らなどという息苦しさが役所内にもあることは確かです」

「若手ヒアリング結果」にも「人事制度等の改革」は「公務員制度等改革に期待するもの」として真っ先に挙げられていた。彼らの 「公務員においても信賞必罰は徹底すべき」という意見の裏に、「何で動かされるか分かったものではない現行の不透明人事では、 自分の信念に従って仕事をすることなんてできない」という本音があることは確実であろう。

 人事と同様、複数の役人から「不透明」として挙げられたのが予算制度だ。これもよく知られている通り、 来年度予算案作成のために官僚の費やす労力は並大抵のものではない。地方のヒアリングが始まる五月頃から、 予算を担当する職員たちには連日徹夜の激務が始まる。新しい政策を練るための委員会を行う、その委員先生の足代、 会議に出されるコーヒー代から一々積み上げられた、膨大な資料を伴う概算要求書を作成しなければならないためである。

 ところがそれだけの労力を費やして通った予算なのに、その執行に対するチェックは驚くほどおざなりなのが実態だ。ならば、 まったく新しい政策を打ち立てて予算を通すのは大変だから、すでについている複数年度事業の予算を振り分けてこちらの事業に使おう。 そうした"知恵"を発揮する「要領のよい」人間が出てくるのも致し方のないところ。 もともと予算をつけやすいところに必要以上の額を要求しておいて、浮いた部分を他のところに回す。こうした予算執行上の"操作"が、 霞が関では公然の秘密として罷り通っているのだ。

 ある外務官僚は「ましてや、そもそも設定してある単価が実態とはあまりにかけ離れている」と指摘する。

「例えば外交機密費問題が現在話題になっていますが、発端は旅費法に設定してある単価が現実とまったく合っていないこと。 法律に則ってつけた予算の額では、実際にホテルに泊まることなどとてもできないんです。だから頭のいい人が出てきて、 機密費から差額を充てることを思いついた。するともうちょっと機密費を水増しすれば、こちらにも流用できる……と。 そうしているうちにだんだん罪.悪感が麻痺していったんでしょう」

 このように予算をうまく使い回し、公文書とは掛け離れた執行を要領よく果たせる者のみが、内部で「優秀」と評価されているこの実態。 「正当に評価してもらいたい」というのは役人共通の願望らしいのだが-----。

官僚自身が「思考」を放棄

 小間使いのような国会対応。不透明な人事システム。現実と乖離した予算制度……。ここまで現場の恨みつらみを書き連ねてきたが、 考えてみればこれは何も今に始まったことではあるまい。なのになぜ今になって優秀な役人たちが、 将来を悲嘆して頭脳流出を呼ぶまで追い詰められているのだろうか。これらの諸問題とは彼らが知恵を絞ってみても、 改善できないほどの構造問題なのだろうか。

「優秀な人たちが悲観するのは無理もない。そんな問題意識を持っているのは彼ら少数派だけですからね。 そうではないほとんどの今の役人は、ものを考えること自体放棄しているのが現状なんです」

 そう自廟気味に話すのは内閣官房のキャリア職員である。

「自分が何のために仕事をしているのか。国民が自分たちに求めている任務とは何なのか。そういうことをまったく考えていない。 だから省益に走ったり、派閥抗争に労力をつぎ込んでみたり、馬鹿なことばっかりしているんです」と彼は言う。 「第一"国会待機"なんて仕事じゃない。なのにそれで残業して、仕事をした気になっている。国民は誰も、 官僚にそんなことやれなんて言ってないですよ。自分たちの意識改革もできないでいて、『政治が悪い』『民間より待遇が悪い』 なんてボやくこと自体おこがましい」と同意する財務官僚の指摘も、なかなかに手厳しい。

 前出の松井氏や古川氏のめざすような大胆な行革まで待つことはない。要は役人個人個人が自分の存在意義をちゃんと考え、 それに基づいて内部改革を求めれば、職場の環境改善くらい決して不可能ではないということだろう。しかし肝心の当の官僚自身が「思考」 を放棄しているのだとすれば、それも空しい夢物語と思えてしまう。考えることをやめ、『前例踏襲主義』に凝り固まった役所内の空気が、 冒頭の若手官僚の"やる気"を粉微塵に砕いてしまったのだ。

「入省を希望する卒業予定者の面接をしていると嫌になることがあります。『幅広い仕事をやりたい』と言うんだけど、じゃあ 『今の日本をどうしたい?』と質問しても何も答えられない。最近そんな人間ばかり多くなったような気がする」と嘆息を漏らす厚労官僚。 内閣宣房キャリアも続ける。

「今回の機密費問題なんて、いかに役人が何も考えていないかという実態を露にしたという意味で、いい事件だったのかもしれません。 逮捕された元要人外国訪問支援室長だって、要は機密費からうまく資金を捻出しだしたら、政治家も外交官も喜ぶものだから、 いつの間にかそれが自分の役目だと錯覚してしまったんでしょう。そこからだんだんエスカレートしていった……。 機密費なんてもともとダーティーなもの。それでもそもそも何のために使われるものかという意識が根っこにありさえずれば、 あんな情けない事件は起こってない」

(後略)

以上抜粋。

(私のコメント)

ルーマンの社会学を齧った頃に抱いた考えを思い出します。ルーマンの社会学は難しいと言われますが、 実は非常にシンプルで簡単なのですが、ここでは平易に書きます。

ルーマンによれば、社会を観察すると、あるシステムと環境(システムの外部)を認識できます。そして、 そのシステムはコードに基づいたプログラムに従って作用し、環境(システムの外部)とコミュニケーションします。システムは、 システムの存在する理由であるルールに従って、ルールが求める目的を達成するために何らかの手段を企てるわけです。 ちなみにプログラムはコードに取って代わる、すなわち手段が目的となるといった形で、 システムは自己に基づいた変容を可能とするとしています(オートポイエシス論)。

で、このシステムを官僚機構で考えてみます。官僚機構は、政治が利益の再配分をするのだから、当然、 利益の再配分を実行する役割を担います。官僚機構は、利益の再配分を実行するというコードに基づいて、再配分された利益を提供します (環境とのコミュニケーションです)。

ところが利益の再配分を実行するというコードが変容してしまいます。この理由は、 官僚機構というシステムの外部からの影響もありますが、システムの内部の問題もあります(ルーマンは、システムと環境だけで考えますので、 システムの内部というのは変なのですが、わかりやすいのでこうしておきます)。

官僚機構というシステムの内部にある官僚というシステムは(官僚自身は、官僚機構も環境に含めて認識する)は、これまた当然、 官僚機構というシステムの利益の再配分を実行するというコードに規定されます。そして利益の再配分を実行するという目的(コード)のために、 法律によって付与された役職があります。官僚は、役職という手段(プログラム)によって、利益の再配分を実行するという目的(コード) を達成するのです。

先に述べたように、手段(プログラム)が目的(コード)となっていくわけですから、官僚は役職の獲得を目的(コード)とし、 省庁内の出世評価基準を満たすことを手段(プログラム)として行動します(利益の再配分を忘れるのです)。

要するに心から日本を良くしようと思っていても、それなりの影響力のある役職に就かなければ何もできないので、官僚は、 官僚独自の出世評価基準に基づいて出世競争をするわけです。で、官僚は、出世競争をしているうちに、 日本を良くしようという思いを忘れてしまうのです。

だからルーマンを是とするなら、官僚機構というシステムの外部から働きかけて、利益の再配分という本来の目的(コード) を満足させるように、官僚の出世評価基準という手段(プログラム)を変えてやる必要があるのです。 心ある若手官僚が求めていることは実に当たり前のことなのです。

ちなみに成果主義の崩壊も同様に説明できるのですが、こちらは御自分でお願いします。そうそう創価学会の腐り方も同じです。


アメリカの要望で、同和・朝鮮・創価学会は潰される

2006年12月10日 19時09分28秒 | 政治

西日本・ ところどころ

 さいきん西日本方面で急に「表」のマスコミがとりあげるようになったのが「解同」ですね。解放同盟の天敵は共産党なのですけれども、 東京圏では解同ではなくて会の方が有力に見えます。つまり行政から「対策団体」として扱われている。この2つの団体は「棲み分け」 の関係。全国を西と東でほぼ二分している。
 で、この棲み分けができている理由ですが、「地理固有の文化」と関係があるのは明らかでしょう。東日本では、 「住所を何度も変えれば出自は関係なくなる」と人々は思っています。関西ではそうではない。わざわざ固まっています。 特に近畿のアナーキーな風土の中ではそれが安全・安価・有利と思っているわけでしょう。それゆえ「いわれある差別」ですよ。
 旧軍の刑務所施設に興味のある人でも、最も手に負えない兵隊を収監した陸軍懲治監獄がどうして関東ではなく関西(姫路師団内) に儲けられたか、東日本に生まれ育った人には、まあ見当もつかないでしょう。また、幕末のテロのメッカはどうして京都だったのかもね。 反政府行為の居心地の良い環境があると考えてよいのではないですか。

 だから放っときゃ関東の差別はなくなる趨勢です。ところがそれは困るというヤクザが大日本会の中にも多いのでしょう。 自分が行政窓口に差し出す名刺に、大きな対策団体のできるだけ高い役職の肩書きを添記できることを以て有利なことと考える。 そんな考えであるうちは、東京でも「いわれある差別」は一部に残りますよ。

 利権には、公共事業の受注もあるんですが、それと並んででかいのが、「脱税」と「節税」です。大きな対策団体(往々、 その筆頭者は被差別とは関係のない普通の税理士や社労士)の役職(理事等)のついた名詞を税務署員に示すことで、 これまでは脱税ができた。ほんらいと関係ないヤクザがを名乗りたくなる大きな誘惑がここにあったんです。 この不当きわまる担税回避特権に関しては、朝鮮総聯もまったく同じ。戦後うまれたパチンコ屋がちゃんと税金を払っていたら、 あんな巨大産業にはなっていません。しばしば朝鮮とがフュージョンするのにも理由がありました。

 わたしが「マックKEMPOHが日本を滅ぼす」と言うのも、こういうところなんです。大蔵省の役人は、 自分たちが日本で一番頭の良いリーダーであると自惚れていながら、に公平な課税を強制してこなかった。「法の下の平等」および 「法の支配」を、国家の指導的エリートみずからが破壊してました。それで少しも恥ずるところがなかった。これが 「自由を戦って守ることは致しません」と堂々と謳い上げた押し付け条約=フィリピン式奴隷契約=偽憲法の当然の帰結ですよ。エリートに、 国家リーダーの精神的資格(自由の敵とは戦争する、市民を襲う野獣は殺す、という気概)がないのです。

 それで、とうとうアメリカが怒った。財務省がアメリカから叱られた。
 ここ数週間のうちに、解同系、大日本系、そして総聯の関係先に、たてつづけに税金関係(税理士法違反・等)を理由とする「手入れ」 がありましたでしょう。挙げられているのはいずれも小さなタマですけど、象徴的な意味は大きいのです。動いたのは警察ですけども、 動かしたのは日本の財務省です。その日本の財務省に命令を出したのはホワイトハウスです。
 意義としてはこれは大ニュースだ。けれども既成新聞の扱いは小さい。ネットの上でも、評論家はほとんどコメントしてない。たぶん誰も、 その大きな背景と、今後の世の中の進むところについて、わかっちゃいないためでしょう。

 つまりですね、イラクとイランと北鮮の件で、アメリカの指導層はいまやすっかり学習してるわけなんですよ。――反自由・ 反民主主義的な集団にアブク銭を持たせたら、それは回りまわって「サリン・ガス」や「炭疽菌」や「テポドン・ミサイル」や「1kt原爆」 に化けることになるんだってことをね。
 誰のせいで、アメリカ本土が大量破壊兵器テロの脅威にさらされることになっちまうのか……? その原因の元を糾していったら、なんと、 ヘタレな日本の大蔵官僚にあると分かった。犯人を、やっとつきとめたのです。だから、日本の霞ヶ関よ、 これからはヤクザに脱税させたら承知せんぞ、という一喝なんですよ。

 圧力団体の脱税ってのは今はどうだか知らないが、かつての典型的なやり口はこうです。正業のよくわからない、 しかしコワモテの小ボスがいます。彼の近くに、今年、とても儲かってしまった小企業主がいる。件の小ボスは、その小企業主にもちかけます。 あるいは小企業主の方から先に相談してくる。そういう付き合い関係。
 そこで小ボスは言います。「この業績じゃ、来年の税金は1000万円はとられるわな。どうや、ワシに税務対策を任してくれたらな、 あんたンとこの来年の税金をチャラにしてみせるが、どや? そのかわり、こづかいとして前金でワシに500万もってきてや」。
 この「税務対策」で例の肩書き付きの対策団体幹部の名詞が税務署や自治体のしかるべき窓口に対して使われることは言うまでもありません。
 で、この500万円はどこへ行くのか? 総聯の場合でしたなら、ほとんどがそのまま北へ送られ、1980'sの核開発の原資になっていた― ―というわけなのです。

 政府の次のステップは共謀罪の国会可決でしょう。これも要求はホワイトハウスから出ているのです。 だからもう利権なんて壊滅ですよ。対策団体の役員幹部の肩書きなんか名詞に明記していたら、暴対法のヤクザ名詞出し行為と同じで、 それだけで検挙されるようになるかもしれません。と朝鮮のさらにその次は、創価学会でしょう。

以上抜粋。

(私のコメント)

結局、日本は外圧によってしか変われないのでしょう。アメリカの国益に沿う形とはいえ、アメリカは大義名分を掲げますから、 その意味では良いことです。

や朝鮮、そして創価学会は利権を失い、アメリカがその利権を手にしたところで、庶民には何ら変わりません。 ですがアメリカにや朝鮮、そして創価学会を叩き潰してもらった後で、日本独自の道を歩めば良いだけのことです。


国民健康保険を考える

2006年12月05日 19時52分35秒 | 政治

もう医者にかかれない~ゆきづまる国民健康保険~

「保険料が高くて払えない」「保険証をとりあげられたため病院に行けない」。日頃、 お年寄りの悩みや不安を聞くことの多いNHK生活食料番組(「難問解決!ご近所の底力」「生活ほっとモーニング」などを担当)には、 こんな切実な声が今年になって多数寄せられている。実は今年、全国で国民健康保険料が大幅にアップし、 高齢者を中心に混乱が広がっているのだ。原因は税制改革による所得税・住民税の増大。国は、さらに、国保財政立て直しのために、 保険料の滞納世帯を厳しく見直し、収納率を上げる様々な手立てを講じている。その結果、保険料が払えず保険証を返還させられる人も相次ぎ、 病気になっても医者にかかれない人も増えている。福岡市で左官業を営む60代の男性は脱腸の痛みをこらえながら仕事を続けている。 保険証もなくお金もないため、下腹をサポーターでぐるぐる巻きにして痛みをしのぐ毎日だ。番組は、視聴者から寄せられた声をきっかけに、 ご近所の底力でお馴染みの堀尾正明アナウンサーが、保険料の値上がりにあえぐ人たちの暮らしを取材。値上げに踏み切った福岡市や、 厚生労働省に素朴な疑問をぶつける。そして、加入者4700万人の命綱として長年機能してきた「国民健康保険制度」が、 今なぜ揺らいでいるのか、その構造的な問題点を解き明かす。安心を取り戻すにはどうすればいいのか、 格差拡大の中でのセーフティネットのあり方を考える。

以上抜粋。

(私のコメント)

医療費の高騰は、医療技術の進歩と関係しています。日本では薬価の問題が重視されていますが、 欧米では既に高度医療が医療費を高くしているというのが常識となっています。高い健康保険料(税)は、医療費の問題なのです。

だからこそ医療費を高くしている高度医療をもう一度考えてみる必要があります。かつて結核は死の病でしたが、 今では簡単に治る病気です。一方で心臓移植が必要とされる不治の病もあります。

高々数十年で、結核で死ぬか生きるかという運命の分かれ目があり、結核で亡くなった人はそういう運命だったのです。 こうした運命論は好きではないのですが、医療費を高くしている高度医療を保険の適用外として、健康保険料(税) を安くすることも必要ではないでしょうか?

もっとも国保中央会・国保連合会の人件費を削減することが先です。実際には、自治体職員が徴収を代理しているので、 国保中央会だけで十分でしょう。国保連合会を廃止すべきです。それと無駄なパンフは一切廃止すべきです。 キックバックを貰うためだけにしているだけで、無駄でしょう。


異常なるサヨクの体質ーネット右翼の嫌うものー

2006年12月03日 19時51分18秒 | 政治

悠仁親王は「猿のぬいぐるみ」! 「陛下のガン」も笑いのネタにした「皇室中傷」芝居 (週刊新潮 12月7日号 30-32ページ)

その瞬間、あまりの下劣さに観客も凍りついた。11月19日、日曜日。

東京の日比谷公会堂で開かれた『週刊金曜日』主催の「ちょっと待った!教育基本法改悪 共謀罪 憲法改悪 緊急市民集会」である。 会場を埋めた2000人近い観客の前で、悠仁親王は「猿のぬいぐるみ」にされ、天皇陛下のご病気もギャグにされる芝居が演じられた……。

その日、東京は冷たい秋雨が降っていた。
高橋尚子が参加した東京女子マラソンがあり、交通規制が都内に敷かれていたその時間に、 日比谷公園の一角にある日比谷公会堂でそのイベントの幕は開いた。

安倍政権への対立姿勢を鮮明にする左翼系週刊誌の『週刊金曜日』が主催する緊急市民集会である。 同誌の本田勝一編集委員の挨拶から始まった集会で、問題のパフォーマンスがおこなわれたのは、午後2時半頃からである。

司会を務めるのは、同誌の発行人でもある評論家の佐高信氏だ。
「えー、今日は特別な日なんで、とても高貴な方の奥さんにも来ていただきました。この会場のすぐ近く、 千代田区1丁目1番地にお住まいの方です」

佐高氏がそう言うと、舞台の右袖から、しずしずと美智子皇后のお姿を真似たコメディアンが出てきた。

黒いスカートに白のカーディガン、頭には白髪のかつらと、帽子に見立てた茶托を乗せている。そして、 顔は顔面だけおしろいを塗って女装をした男である。

会場は、拍手喝采だ。

「本日は雨の中、多くの国民が集まっている中、なんの集会だかわかりませんが」と切り出すと、大きな笑いが起こった。

「そう言えば、先日、主人と一緒に、ソフトバンクの王貞治監督にお会いしたんです。王さんは“日の丸のおかげで優勝できました”と、 仰っていましたが、この人が日の丸のおかげなんて言うのは、おかしいんじゃありませんか?」そう言って、コメディアンは笑いをとった。 先日の園遊会で、王監督が、天皇陛下に話した内容を皮肉ったのだ。

続けて、「そう言えば、去年は皇室典範を変えるとか変えないとかで、マスコミがずいぶん騒がしかった。でも、 ウチの次男のところに男の子が生まれたら、それがピタッとおさまっちゃいましたね」と悠仁親王のことを話題に。

そして、「今日は、実はその子を連れてきているの。ちょっと連れてきて」と言うと、 スタッフが舞台の下からケープに包まれた赤ちゃんの人形のようなものを壇上の“美智子皇后”に無造作に手渡した。

よく見ると、猿のぬいぐるみである。

“美智子皇后”は、そのぬいぐるみに向かって、「ヒサヒト!ヒサヒト!」と声をかけながら、その猿の顔を客席に向けたり、 ぬいぐるみの腕を動かしたりする。
場内は大爆笑。

大受けに満足の“美智子皇后”の芝居は続く。

やがて、抱いている猿のぬいぐるみに向かって、 「ヒサヒト! お前は、本家に男の子が生まれたら、お前なんか、イーラナイ!」 と叫んで、舞台の左側にポーンと放り投げるパフォーマンスが演じられた。

だが、このシーンで場内は静まり返った。

若者の中にはクスクスと笑いを漏らす者もいたものの、さすがにここまで来ると観客の大半が凍りついてしまったのである。

そして、ここで登場したのが『話の特集』の元編集長でジャーナリストの矢崎泰久氏と、作家であり、タレントでもある中山千夏さんだ。 二人は何十年もの間、行動を共にしている“同志”である。

★静まりかえる観客

「これはこれは、さる高貴なお方の奥さんではないですか。その奥さんにお聞きしたいことがあるんです」と、矢崎氏。

「天皇なんてもう要らないんじゃないですか。天皇なんてのは民間の邪魔になるだけでしょ?」と聞く二人に“美智子皇后”は、「あら、 アタシは民間から上がったのよ」と、応える。

中山女史が、「そもそも天皇になれるのが直系の男子だけという方がおかしいでしょ? 男でも女でも、 長子がなれるようにすべきじゃないでしょうか。それで、ハタチぐらいになったら、本人の意志で天皇になりたければなり、 なりたくなければ一般人になってそれで終わり。普通の市民のように選挙権も持てるようにすればいい。そうしていけば、 天皇家というウチはなくなります」と、持論を展開。

すると、矢崎氏が、「そう言えば、今日はご主人が来てませんね?」と“美智子皇后”に尋ねる。「ハイ」
「どこか悪いの?」と、矢崎氏。

「ハイ。知っての通り、病でございまして。マエタテセン?じゃなかった、えーと、あ、そうそう、前立腺を悪くしまして。 あまり芳しくないのですよ」
「それはご心配でしょうねえ」
「そうなんです」

そんなやりとりが続いた後、突然、矢崎氏が、「それであっちの方は立つんですか?」と、聞く。

“美智子皇后”は面食らいながら、「私の記憶では……出会いのテニスコートの時は元気でございました」と、応える。

場内はシーンと静まりかえった。

天皇のご病気までギャグにされたことで、さすがに観客がシラけてしまったのだ。

「笑い声なんてなかったですよ。何て下劣なことを言うのか、と思わず拳を握りしめてしまいました」と、当日、 イベントに参加した観客の一人がいう。

「その後も園遊会で来賓とお話をする両陛下の物真似で、笑いをとっていましたね。憲法や教育基本法の集会だと思っていたのに、結局、 この人たちがやりたかったのは、安倍晋三のこきおろしと、皇室を中傷することだけだったんですね」

だが、あきれるばかりの内容は、まだ続いた。

今度は、元放送作家でタレントの永六輔氏が舞台に登場。永氏は、「ここ(日比谷公会堂)は、昔、 社会党の浅沼稲次郎さんが刺殺されたところなんです」「君が代は、実は歌いにくい曲なんですよ」などと語り、アメリカの「星条旗よ永遠なれ」 のメロディーで『君が代』を歌うというパフォーマンスを見せるのである。

当日、集会に来ていた白川勝彦・元自治大臣がいう。

「永六輔さんが、はっきりとした歌声で、君が代を『星条旗よ永遠なれ』のメロディーで歌いました。うまかったので、 自然に聞こえましたよ。へえ、こういう歌い方があるんだ、とびっくりしたというか、妙に感心してしまいましたね」

君が代を『星条旗よ永遠なれ』のメロディーで歌う──
それは、この緊急市民集会とやらの“正体”がよくわかるものだったのである。

★“反権力”に酔う人々

今回“美智子皇后”を演じたのは、劇団『他言無用』に所属する石倉直樹氏(49)である。永六輔氏に可愛がってもらって、 全国各地のイベントで活躍している芸人だ。

「僕たち(注=メンバーは3人いる)は、テレビではできないタブーに切り込む笑いをやっているんです。持ちネタは、色々ありますよ。 杉村太蔵や橋本龍太郎、それに創価学会だって、やってます」と、石倉氏がいう。

「中でも最近は美智子様の芸が目玉になってきてますね。実はお笑い芸人として活動を始めた頃、ちょうど昭和天皇がご病気になって、 歌舞音曲慎め、と仕事が次々キャンセルされたことがありましてね。その時、これはおかしいぞ、と思いました。16年経った今も、 お世継ぎがどうのこうの、とやっている。何とも言えない怖さを感じます。美智子様のことは好きなんで、 出来ればキレイに演じたいんですけどね」

悠仁親王を猿のぬいぐるみにしたことには、「この小道具はよく使うんです。普段は、名前をそのまま言わないんですが、あの集会では、 ついフルネームで言ってしまいました。(ご病気については)矢崎さんと中山さんに下ネタをふられ、乗せられてしまいました。 僕は基本的に下ネタは好きではない。永六輔さんには以前、永さんがやっておられた渋谷の劇場にも出させてもらいましたし、 去年は沖縄公演にも京都のコンサートにも出させてもらいました。京都では、僕が皇后で、永さんが侍従の役で、色々やりましたよ。僕自身は、 これを(市民)運動としてやっているつもりはないし、あくまで自分が面白いと思うことをやっているつもりです」

お笑い芸人としてタブーに挑戦する──石倉氏は腹を据えて演じているらしい。

だが一方、司会を務めた佐高氏の反応は全く違う。

「皇后を中傷する劇? いやいや、そもそも劇の中で皇室なんて一言も言ってませんよ」と、こう語るのだ。

「あくまで“さる高貴なお方の奥様”としか言ってないんですから。だから皇室の中傷などではありません。 それは受け取る側の見方ですから、こちらがコメントする理由はありませんよ。そんなこと言うなら核議論と同じで、こっちも封殺するな、 と言いたいですね」

永六輔氏は、何というか。

「僕はあの日、3時に来いと言われて会場に向かったんですけど、車が渋滞して遅れ、3時半に到着したんです。だから、そのコント自体、 見てもいないし、全然わからないですよ。だから『週刊金曜日』に聞いてくださいな」と、知らぬ存ぜぬだ。

石倉氏に比べて、二人は何とも歯切れが悪い。矢崎氏と中山女史に至っては、取材申し込みに対して、梨の礫だ。

永氏は、かつて、童謡『七つの子』など野口雨情の名作を根拠もなく「強制連行された朝鮮人の歌」などと言ってのけ、 関係者を激怒させた“前科”がある。

その関係者の一人、作曲家のすぎやまこういち氏は、今回のことをこう語る。

「そうですか。まだ(永氏らは)そんなことをやっているのですか。呆れますね。下品です。自分に置き換えて考えてみればいい。 自分の孫が猿のぬいぐるみにされて、放り投げられたり、病気のことを揶揄されたりしてごらんなさい。人権に対する意識も何もない。彼らは、 いつもは人権、人権というくせに、実はそれが彼らの正体なんですよ。」

主催者である『週刊金曜日』の北村肇編集長は、同誌の編集後記でこの集会の模様をこう記している。

<冷たい秋雨の中、2000人近い人びとが集まった。不思議なほどに穏やかな空気が会場には流れ途切れなかった。 永田町の住人に対する、満々たる怒りを深く共有しながら、しかし、そこに絶望はなかった>

“反権力”とやらに酔った人々──彼らに付ける薬は、果してあるのだろうか。

以上引用。

(私のコメント)

異常なるサヨクの体質とは、人権を掲げて正論を述べる一方で、敵対あるいは批判の対象の人権を侵害することです。週刊新潮の記事は、 人権を掲げるサヨクが天皇制を批判するがゆえに、皇族の人権を侵害したことを指摘しているのです。

そしてサヨクによってネット右翼とみなされる者の多くは、こうしたサヨクの一貫性の無さに疑問を感じるのです。 サヨクの男性が女性とナニをしたいためにサヨクぶっていたように、サヨクは清濁併せ呑むことを自然なこととしています。しかしネット右翼は、 ナイーブであるがゆえに清濁併せ呑むことを良しとしないのです。つまり清濁併せ呑むことを否定する思想的潔癖症の持ち主が、 サヨクによってネット右翼とみなされるだけなのです。

問題は、サヨクだけでなく、日教組に代表される異常なる教師に教育された日本人の多くが、サヨクを鏡としていることです。 創価学会員などもそうで、自分のやっていることをやられると人権侵害だと訴えたりします。

だから清濁併せ呑むことを良しとしないネット右翼が、現実に対して力を持った時、日本が変わると思うのです。


「生活保護が日本人と同額なのは差別だ」と主張する在日朝鮮人

2006年11月30日 19時47分11秒 | 政治

在日朝鮮人の生活保護
なに?! 生活保護17万円じゃ少ないだと?

これは酷い!日本人が生活保護を貰えなくて無理心中したりしている最中に・・・

「韓国、朝鮮」籍の生活保護、2000年→2005年で約2倍に増加(大阪生野区)
大阪市生野区の外国人生活保護受給者数、受給世帯数、
「韓国、朝鮮」籍者を世帯主とする生活保護受給世帯数
(出所「人権と生活」No.22)

            外国人全体   「韓国、朝鮮」籍
     受給者数  受給世帯数   受給世帯数
2000年 1331     930        846
2001年 1420    1022        993
2002年 1640    1175        1076
2003年 1878    1344        1294
2004年 2095    1502        1449
2005年 2202    1574        1536
http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2006/01/0601j1031-00001.htm

生活苦や迫害から逃れるため北朝鮮を脱出し、日本で暮らす元在日朝鮮人やその子どもたちに、 「自分たちの境遇を明らかにして支援を訴えよう」という動きが出始めている。民主党は先月、「北朝鮮人権法案」を国会に提出、 自民党も同様の素案をまとめるなど、脱北者をどう受け入れるかの議論も始まった。昨年8月に43年ぶりに日本の土を踏み、大阪に住む女性が、 実名で初めて心境を語った。

http://www.geocities.jp/yotsta/DATUHOKU-ASAHI/DATUHIOKUSITA.htm

我々日本人よりも、彼ら在日韓国朝鮮人の方が
生活保護の受給金額が多いのをご存知ですか? その理由は、我々日本人と同額の金額は、彼ら
在日韓国朝鮮人に言わせると「差別」なのだそうです。
?????・・・でしょう?
我々日本人と同額あげると言ってるのに「差別」。
意味分からないでしょ?

・・・・・・

>>>

日本という国が嫌いで、もちろん日本の国旗・国歌も嫌いで、そのくせ帰ろうとせず。 その嫌いな日本からお金を恵んでもらおうとする卑怯者。強制連行とは名ばかりの密入国・不法滞在者。 これを寄生虫と言わずに何と言う?!

金が無くて餓死している日本人もいるのだ!日本人の血税だ!

以上抜粋。

(私のコメント)

国民年金だけで生活している日本人は、数万円足らずしか貰っていません。生活保護を受けらなくて死ぬ日本人も少なくありません。

にもかかわらず日本人と同額では少ないと言い、差別であると言う在日朝鮮人は、日本の寄生虫に他ならないでしょう。朝鮮人は、 半島に帰ってほしいものです。


在日朝鮮人産業の危険性

2006年11月29日 20時59分44秒 | 政治

北への送金ルートを絶て!   在日社会を洗え!

何をやっているのか分らない怪しい組織

北朝鮮送金ルートを断て
http://www.youtube.com/watch?v=gfUojDy5kkA&mode=related&search=
パチンコ店の3~4割が北朝鮮人が経営し(韓国籍5割)総連は20店舗(50店舗という説もある)の直営のパチンコ店を経営している。 それらのパチンコ業界から寄付という名目で役2000億円が総連経由で北朝鮮本国に送金されている。


つまり朝鮮人が日本人から吸い上げたお金が 核兵器の製造資金源になっていたという訳だ!

パチンコはキムジョンイルへの寄付金になるのだ!パチンコするな!

動画 パチンコで2400万円擦った人。40万円勝たされてハマった人。
http://www.youtube.com/watch?v=Eq-JP-smBlU&mode=related&search=

http://www.osaka-minkoku.info/osaka/no-pachinko.htm
参考サイトより (こちらのサイトにも動画あり)
パチンコ店の7割は在日系だといわれているが、脱税した金額の多くを不正に北朝鮮に送金してきた。 北朝鮮財政はパチンコマネーによって支えられている。その北朝鮮は今まで日本を一貫して敵国と位置づけ、拉致および破壊活動を行ってきた。 日本の一部の政治家・政党は北朝鮮族議員と化し、朝鮮総連関係への捜査にたいする圧力や、不正送金等の後押しも行う。 それらの政治家はパチンコ業界から多額の献金をうけていることは言うまでもない。

人材派遣の北朝鮮!  

パチンコ、サラ金と同様、人材派遣には厳正な査察を!
日本を侵犯する半島系「人材派遣業者」!

人材派遣会社を捜索 川崎 朝鮮籍元社長ら無届けか
 無届けで人材派遣をしていた疑いが強まったとして、神奈川県警外事課は二十九日、労働者派遣法違反の疑いで、川崎市川崎区の人材派遣会社 「大宝産業」事務所と、東京都世田谷区に住む朝鮮籍で同社元社長の男性(74)と現社長の女性(72)の自宅、 派遣先だったとみられる群馬県太田市の電気機械製造の工場の計四カ所について家宅捜索を始めた。 県警の調べでは、 元社長は在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)傘下団体の在日本朝鮮人科学技術協会の元幹部だという。 県警は捜索で押収した資料を分析し、 違法な人材派遣の規模や期間などの解明に乗り出す。東京新聞11月29日
----------

「人材派遣」の北朝鮮!

 すでに3兆円に達する規模の市場を持る人材派遣業業界。大手・中堅と呼ばれる企業だけでも300社に上っている。 アウトソーシングや委託をかねた小規模、個人業者は数知れず、無数に増え続けているようだ。

 今でこそ「人材派遣」。しかし、そのブローカー的な体質は、その昔、「手配師」「人(ひと)入れ稼業」 と呼ばれていた時代と大差は無い。特に、仲介役を果たしている個人業者には半島人があまりに多い。上記に「逮捕」 が報じられている業者もその1人で朝鮮国籍。「無許可」の人材派遣会社を経営。しかも「手配師」を兼ねて「工作活動」を行なっていた。

 朝鮮労働党の工作機関「対外連絡部」が、朝鮮総連(在日本朝鮮人総聯合会)傘下の科協(在日本朝鮮人科学技術協会)を通じて、 「先端技術を本国(北朝鮮)に提供するよう」指示していた。およそ、 派遣社員を通じて得る情報もこれに含まれているであろうことは想像に難くない。

 日本は、どこまで甘くみられているのか。この工作員の逮捕を契機に、派遣業界を徹底的に洗うべきだ。無許可業者は勿論のこと。 在日の半島国籍業者の操業に対しては、厳正な査察を加えるべきである。
----------

オウムの派遣社員と同じルート

 バブル崩壊後に、雇用情勢が急速に悪化して企業はリストラを展開。人件費の大幅削減が続いた1990年代。 それに逆行するかのように、「アウトソーシング」が広く認知され始めた。正社員を雇用するよりは、コストが安くつく。 企業の計画通りの人員増減を図ることができる。そのような「安易さ」から、大手企業、証券会社、銀行などが積極的にこれを採り入れ始めた。

 その後も、度々の「労働者派遣法改正」の改訂によって、「派遣労働者」「外注さん」への需要が広がった。その局面で、 大手人材会社の業績伸張とともに、国内で異常な繁殖を遂げたのが、正体不明の半島系・人材派遣業者である。名刺には通名を使用。 日本人と錯覚しやすい。

 これらが大手業者の懐(ふところ)にコバンザメのように吸いつき、「派遣労働者」の不足を補う役割を担う。 オウム信者が成りすました「派遣社員」が、大手企業や顧客先の自衛隊施設などに潜入。そうした事態を引き起こした要因は、 末端の半島人業者の斡旋によるものであった。

 単純に示せば、顧客と末端業者との間には次の流れがある:

顧客 ← 大手企業 ← 人材派遣会社 ← 派遣業者 ← 派遣社員

 セキュりティの壁は、この「派遣業者」のズサンな、または意図した「人集め」の部分で破られるケースが多い。 日本の企業で派遣社員として働き、機密をコピーして持ち帰る。有形無形のその種の被害は多いのもこのためだ。
----------

「ピンはね」構造と利権

 この人材派遣会社と末端の派遣社員の間に、「人材派遣業者」が2社、3社と介在する。そのようなケースは珍しくないそうだ。 多い場合は、5社、6社と介在することもあるそうだ。まさに「ピンはね」の多重構造である。

 顧客(企業)が支払う「賃金」の中から、先ず、派遣会社が「ピンはね」する。その残りから、派遣業者Aが「ピンはね」し、 そのまた残りの中から、派遣業者Bが「ピンはね」をする。その繰り返しが多くなるほど、派遣社員が貰う給料は「残りカス」同然になる。 おぞましい構造だ。

 派遣会社の正社員には、社会保険も完備。賞与もあるにもかかわらず、派遣社員を経験した人にきけば、社会保険にも加入できず、 交通費も出ないケースが多いとのこと。当然、「賞与もありません」という。

 さらに、以上の「ピンはね」構造の中で、業者なり派遣会社なりは、「派遣社員」を送り込んだらそのまま。「派遣社員」 に対する満足なケアもせずに放置するケースが非常に多いそうだ。言葉を換えれば、自動的に、刻々と「利益」が上がる仕組みになっている。

 この仕組みは、パチンコやサラ金と似ている。何故、都心の一等地に豪勢なオフィスを構えることができるのか。 その謎解きのヒントがここにある。

 元労働政務次官・坂井隆憲氏(元衆議院議員)が、大手人材派遣会社・マンパワー、 キャリアスタッフなどの大手人材派遣会社から1億2000万円に上るヤミ献金を受け取っていたことが発覚。政治資金規正法違反で、 東京地検特捜部により、2003年3月7日に逮捕されたニュースをご記憶の読者はおられると思う。

 便宜を図ってもらいたい、との理由からの「献金」と報じられたが、この坂井氏と半島との関わりも指摘された。人材派遣会社とは、 「ピンはね」で得た利益を政界工作にも遣っている。それを社会が認知した事件でもあった。だが、その向こうに存在していたであろう 「闇の世界」は、解明されずに終わった。

 実態をモニターするほど、パチンコ、サラ金とともに、「人材派遣」にも「闇」「社会の病巣」が徐々に見えてくる。また、 このシステムを利用して、成りすましの派遣社員(中共、半島の工作員)が、わが国の産業の中枢を覗き込んでいる。 体質と仕組みに荒療治のメスを入れるべき業界だ。
---------- ----------- ----------

【筆者記】

 企業が人材派遣会社から、実際に労働者の派遣を受けているのにもかかわらず、形式的に「請負」と偽って、 労働者の使用に伴う様々な責任を免れんとする「偽装請負」の横行が社会問題になっているそうだ。

 人材派遣。正規の企業には、それは当てはまらないケースはあるかもしれない。だが、その奥深い「闇」の部分には、 半島のおぞましい影が見え隠れしている。この問題をはじめ、有志国民の良識の声を送ろう!

以上抜粋。

(私のコメント)

日本には、在日朝鮮人産業があって、利権構造となっています。この在日朝鮮人産業を構造的に崩壊させなければ、 北朝鮮の資金源を断つことはできません。

また人材派遣はセキュリティの問題と関係し、オウム信者が原発で働いていた事実があったりします。日本では、 派遣社員となって容易に情報を入手できるのです(オウム信者の原発の件では、テロの方が怖いですが)。

まずは国営カジノによるパチンコ潰しや、人材派遣の孫請け禁止等(これなら財界の反発はないのですぐに可能でしょう) をすべきではないでしょうか?


もう一度、帰国事業をしませんか?

2006年11月28日 20時27分09秒 | 政治

在日は国内の脅威!  

日本人はどこまで甘く見られているのか!
国民と隣り合わせの「国内の脅威」在日集団

朝鮮総連東京都本部に家宅捜索 - 朝鮮総連都本部など捜索=薬品、万景峰号に-医師が在日女性に無許可譲渡・ 警視庁 東京都世田谷区で開業する耳鼻咽喉(いんこう)科の医師(59)が同区の在日朝鮮人女性(74)に、 無許可で大量の点滴薬などを譲渡したとして、警視庁公安部は27日、薬事法違反容疑で医師や女性の自宅とともに、在日本朝鮮人総連合会 (朝鮮総連)の東京都本部(文京区)など計6カ所を家宅捜索した。 女性は受け取った薬品を北朝鮮の貨客船「万景峰92」 号で同国に輸出しようとしており、公安部は、薬品の大量入手は朝鮮総連の祖国訪問事業の一環だったとみている。 (時事通信) - 11月27日
----------

全国一斉同時捜査を!

 報道によれば、この東京と本部の他に、新潟市の総連祖国訪問新潟出張所、科協幹部の妻と医師の自宅(いずれも世田谷区)などを捜索。 総連施設に対しては、今年3月、警視庁公安部が大阪市の中華料理店店員、原敕晁(ただあき)さん(当時42歳)の拉致事件で、 総連傘下の在日本朝鮮大阪府商工会(大阪市)を捜索している。

 朝鮮総連のサイトに表示されている主だった関連施設だけでも、東京で24ヶ所、関東全体では64ヶ所。 近畿では70ヶ所を超えている。だが、実際は、さらに事細かに分布しているようだ。たとえば、横浜市の 「朝鮮総連関連施設に対する固定資産税減免不許可処分」に関する項目を見ると、横浜市内だけでも対処施設が「10ヶ所」とある。 日本全国にどれだけの実質的な「関連施設」が存在していることか。

 しかし、朝鮮総連の運営体質からすれば、これら個々の施設、組織が細胞のように密接に連携し合って「在日本朝鮮人総聯合会」 を形成していることが判る。その中で、巧みな「証拠」「証人」の移動や「口裏合わせ」があったとしても不思議ではない。局地的、 部分的に行なうよりは、すべてを基本的な関連施設とみなし、全国一斉同時捜査が望ましい!
----------

「国内の脅威」に対峙せよ!

 朝鮮総連のサイトには、「朝鮮人はなぜ日本に住んでいるのか」とうたい、その理由を「日本帝国主義の植民地支配」「強制連行」 等と掲げ、日韓併合の史実を「植民地支配」と、また、「志願動員」を「強制連行」と書き換えるなど、あらぬ言いがかりが満載されている。 まさに“恫喝武装”であり、そのような外国人が、この日本に、韓国系も併せて60万人も同居していることは、日本国民にとって「国内の脅威」 に違いない。

 よく聞かれる言葉に、在日朝鮮人の犯罪、事件が発覚すれば、「真面目な在日の人たちが可哀想」とする論理がある。だが、本当に 「真面目」ならば、日本で生活しよう、生きようとする限り、帰化をして日本国民となり、誠実に生きる道があるはずだ。なぜ、通名を名乗り、 「在日」朝鮮人であり続ける必要があるのか。

 日本がそれほど憎く、忌まわしい国家ならば、この国に住む必要はあるまい。半島に帰還すべきである。そのために、 真正の日本人が多大な不快感と迷惑を蒙り、増大する在日朝鮮人の犯罪に遭い、この「国内の脅威」と隣り合わせに暮らすことは耐え難く、 慢性的な苦痛を受けているからだ。
---------- ---------- ----------

【筆者記】

 何かといえば「差別」を盾にするが、実際に「差別」されているのは、1円の台まで正直に納税し、 そのために朝から汗して働いている真性の日本人である。

 この体質は、、半島系カルトに共通している。日本が健全性を取り戻すために、看過できない集団である!

以上抜粋。

(私のコメント)

そもそも朝鮮総連の社員は、前夜から準備をし(当然、捜査対策のものです)、当日の朝7時に全員出社していたとのことです。 東京都議会公明党は朝鮮総連とズブズブですし(拉致事件は無かったとする一派の集会に協賛している)、 公明党会の幹部は朝鮮総連の幹部とニコニコ記念写真を撮っていますし、公安警察には創価学会員がたくさんいますし、 といったい誰が漏らしたんでしょうか?

ともあれ強制連行されてきた可哀相な方々は、やはり母国で生活できるように支援すべきです。もう一度、帰国事業をして、 母国に送還すべきでしょう。彼らの不満は解消され、日本の治安と将来の不安は無くなります。


何故、愛国心が叫ばれるのか?

2006年11月22日 20時05分12秒 | 政治

これは引用無しで行きます。

筒井康隆の小説だったと思います。主人公が、自分は父親の嫌いなところが
沢山あるが、それでも赤の他人が父親の勝手な悪口を云っていたら腹を立てる
だろうと吐露する場面があります。そして日本を外国から勝手に悪く云われるのは、自分にとってこんな感じなんだ、と続けるのです。

これは、誰もが抱く自然な感情ではないでしょうか? 私は、日本が好きです。日本が褒められれば嬉しいし、 日本の勝手な悪口を海外が言っていれば腹が立ちます(日本の悪口を自分で言っていてもです)。理屈ではないし、それは自然だと思います。

でも一部の日本人と称する人々は、日本の勝手な悪口を海外が言っていても、その通りごもっともとなるのです。 これこそ愛国心が叫ばれる理由なのではないでしょうか?