ファンタシースターⅢを久々にやってみる。

ここ最近、PS2の電源を入れて、積んであったゲームを消化しようと気分になっているのですが、まずチョイスしたのが、今年の春に出たファンタシースターコンプリートコレクション。

全然新作ではなく、セガ・メガドライブの復刻版。アレンジも何もなくほぼ素のまま。古き良き時代を存分に堪能させてくれる訳です。


例の如くサントラも同時購入。

このコレクション、ファンタシースターシリーズの１～４+アドベンチャーが入っているわけですが、他には目もくれず真っ先にⅢを起動です。まあ、名作と名高いⅠ及びⅡは２年ほど前にセガサターン版ファンタシースターコレクションでプレイしたばかりだったので。

Ⅲはシリーズ中、迷作として（極々一部のユーザーに）絶大な支持を得た作品ですが、現在プレイしてみると、うむむむ、凄いゲームです。とりあえず４つあるエンディングのうち１つ終えましたが、わりかし収まりの良い終わり方をします。もっと破綻してると思ったんですが。

Ⅰ，Ⅱ，Ⅳはそれぞれ完成度が高く、まあ、あまり突っ込みの入れ所がないのですが、Ⅲは突っ込み入れまくり。ただ懐がすごく深いゲームではないかと感じます……ヵ。システムやストーリーの”基礎”はそのままに、ニンテンドーDSとかで、今風にアレンジして出せば結構面白いゲームになるのでは、と思えなくもないかもしれないです、はい。



Ⅲの美点。敵キャラのデザイン。SFファンタジーRPGなんですがね……。

サントラのほうですが、これもコンプリートエディションで、１～４と、セガサターン版コレクションのメニューの音楽まで網羅されています。面白いのがⅡで、日本版と海外版が収録されています。ハード的には同じもののはずで、曲も同じかと思ったのですが、若干違いました。

メロディーの音色というか、鳴らせ方が多少違うのもありますが、大きな違いは海外版はリズムが普通になっています。日本版で強烈だった、”どこかに引っかかっているようなスネアドラム”が普通。これはつまらない。絶対に日本版支持ですね。

あとは、CD収録において、Ⅲの実機では絶対削除できない効果音（ロボットの変身シーンとか）とかがきっちりなくなってるのはいいとして、全体的に音割れ気味になっているのが大いに不満です。これでは旧サントラと同じではないか（旧サントラはⅠのFM音源とⅣの収録は無かったが）。

＊　＊　＊

PS2といえば、１０月発売予定で、スクリーンショットに非常に落胆させられたサンダーフォースⅥですが、ムービーを見てみると、非常にスピード感もあり結構面白そう。かなり期待度アップしました。発売日買い決定。