渋谷会館が閉店するというので最後に覗いてみた。

東京に住んでいた子供の頃、ゲームセンターといえば渋谷に行っていたものですが。その中でも、渋谷会館・モナコは、一番行ったゲーセンだったわけで。

それが今月に35年の歴史（ワタクシよりは若干年下ですが、それでもワタクシが小学生の頃、東京に引っ越してきた時には既にあったわけだ）に終止符を打つというので久々に寄ってみることに。

前回行ったのが5年前と、当時の当ブログでも記載されてたりするわけですが、外観は全然変わってませんでしたが、中のゲームは結構違う感じ。

つーか、ほとんどが対戦ものという。正直レトロゲームを期待して最後に半日くらい遊んでいようかな、と思っていたので、ちょっとショックでした（5Fのリアルパンチャーもなくなっていた）。

モナコ、というかアーケードゲームシーンに関して語りだすときりなくとりとめのない内容になってしまうので自粛しますが、このモナコは50円という財布に優しい上に一連のセガ体感ゲーム、アウトランやアフターバーナー、パワードリフト、ちなみにスーパーモナコGPもしっかり入っていて、もちろんタイトーの3面筺体ダライアス・ニンジャウォーリアーズとか、密閉式のトップランディングも素早く入荷して、擬似3Dの最高傑作ナイトストライカーは当然、さらにはエアインフェルノなんてなんてマイナーなものも押さえるという抜かりの無さに加え、意外に大型筐体に思い出がないナムコに関しては、よく思い出すと、ファイナルラップやウイニングラン、当然ながらリッジレーサーも、はてはダートダッシュまで入ってたな、とか思い出しつつ、テーブルゲームの方といえば、そこら辺は普通に時事のものをきっちり押さえてくれてベーマガやゲーメストの情報に乗り遅れる心配をする必要もなくサイバリオンやベラボーマンみたいな変な操作系も対応、と思えば微妙に時期を外して突然、飛鳥＆飛鳥を入荷するという衝撃の政策を実行したり侮れない面もあり以下略。

そして、これからのゲームセンター事情に思いを馳せたいところですが、最近はゲーム自体ほとんど触っていないので（情報は取っているけど）、イマイチ語れる経験がないわけです。

ただ、2Dシューティングゲームはまだかろうじて生存しているとうですが、15分などでクリアできる密度の高いアクションゲームは絶滅模様？もちろんニーズは少ないでしょうがそういうものを開発するクリエイターとか出ないものかな、と思ったり。さてさてね。


センター街。お盆休暇のせいか平日昼間なのにすごい人混み。


入り口。


ボロいエレベーター。ちょっと怖くて乗れない。


地下1階。格ゲー色の薄いフロア。でもレトロゲームは殆ど無かった。


本日唯一プレイしたのが無印ストⅡというオチ。ケンのCPU超反応昇竜拳にやられてしまった……orz。


なんぞこれ。


1階はなく、2Fは音ゲーフロア、3Fからは対戦ゲームフロア。


以前は4階5階はレトロゲームが多く設置されていましたが、現在は皆無。残念。


ツインスティック操作のバーチャロン。残念ながら初代ではなかったのでプレイせず。



なんでもないような趣。


全体的に暗いイメージですが、最上階の5階は明るめ。では、さらば、モナコ……。