伊勢原～宮ヶ瀬湖～相模湖～八王子サイクリング・その2。

伊勢原～八王子サイクリングのつづきです。

相模湖から八王子に抜けるルートはいくつかありますが、和田峠というところを選択です。検索してみると、ど素人お断り、麓で引き返したほうが得策、などと恐ろしいことが書いてあってりする峠ですが、それは東側から登る表・和田峠のことで、今回は反対側から。

距離はどこからスタートというのはイマイチよくわかりませんが、それらしい看板画あるところから5.5km強、平均勾配は8%弱。というところ。最後の2.5kmに限ると、平均勾配は10%を超えてくるようですが。

今にしてみると裏・和田峠で検索していればいろいろ情報もゲットできていたのですが、この走行時点ではほとんど知らなく、表よりは軽いから大丈夫だろ、程度の知識。

相模湖からトンネルを抜けてからゆるゆると坂道になっていますが、きつくはないのでのんびり快適なサイクリングルートです。そのうち丁字路にあたり、和田峠まで5.5kmの看板があります。ここが裏和田峠のスタート地点といっていいのでしょうか？

本日はいつものごとくサドルの高さを、シートポストと（ワタクシにとっては恐ろしく小さい）チャリのフレームをいたわるために、ベタ脚まで下げて乗ってきていましたが、この峠のスタート地点と思われるところで5cm程度上げて適正な高さにしました。5.5kmくらいなら多少無理させても大丈夫かと。当然ながらペダリングがすごく楽に。

峠のスタートと言っても、話に聞くほどのすごさは全然なく、やはり裏は楽なのかな？と思いましたが、いつ急勾配が始まるかわからなかったので、一番軽い28x25t、時速7km厳守でゆるゆる登って行きました。そうすると寒くなってきたので、これまで脱いでいた長袖の上着を再び着ることに。

そのうち峠まで2.5kmの看板が。先に目をやると、勾配12%の標識と今までと違った勾配の坂道が……。ここが実質的な峠の始まりですか。ただ残りが少ないのでここからはちょっとペースをあげて登って行きました。といっても時速8～10kmくらいですが。

途中12%や13%の勾配の標識が度々登場しますが、そこそこ見通しがいいので、眼下に走ってきた道を見れたりして立体的に面白く、精神的なきつさはあまりなし。ほどなく峠にたどり着きました。

峠でしばし休憩。ここには商店もありますが、まあ値段が値段なので近寄らず。相模湖で買ってあったパンで補給です。そのあとパラトルーパー氏を迎えに行って、彼が峠で休んでる間に、噂の表和田峠をちょっとだけ見てみることにしました。

峠から丁度1km降った沢みたいなところから登坂開始です。まあ、降るときにわかってはいましたが、裏よりずっと厳しいですね。勾配的にはそれほど変わらないと思いますが、休み場所がなくずっと10%以上が続いてます。道も狭いわりに、車やハイカーは大量。

本日最低速度の時速5.5kmを中盤でマーク。ヘアピンでも対向車が来たりしてインカットせざるを得ないのですが、フレームが小さすぎのせいか、立ち漕ぎがまったく実用にならないのがきついです。丁度10分かかって再び峠に戻ってきました。

さて、和田峠が終わったらあとは八王子まで登りはなし。特に表・和田峠のスタート地点という、陣馬高原下バス停からは勾配も緩やかになり見通しもよくなるので、爽快に走れます。

いずれ表・和田峠もチャレンジしたいところですが、高尾山駅や八王子駅からこのバス停スタート地点までがかなり長い。しかもゆるゆる登っているのでそれだけで体力がなくなりそうです。

伊勢原から峠を走って八王子まで。（ALPSLAB）
今回はいつものキョリ測ではなくALPSで。ここは相当前から知っていたのですが、重たさや手軽さなどでキョリ測に劣るので利用したことは無かったのですが、こないだの鎌北湖のルートを調べるために初めて使ってみたところ、IDもいらないし、標高とかも出て坂道系ではかなり面白いと思ったので、これからも利用したいと思います。

八王子に着いたのは16時ごろ。輪行は中央線～武蔵野線で東浦和まで。日曜とあって特に気を使う混雑度ではありませんでしたが、座れることはほぼなく。16インチ系の折り畳みだったら目の前において座って帰ることは出来るくらい空いていましたが。

東浦和で再びチャリを組み立て、ヘルシーロードで帰宅です。距離が15kmくらいあり、おケツが死亡状態だったので何げに厳しかったですが……。

ちなみに、今回の走行、走行前から1日経った本日朝の体重は1.1kg減でした。昨日の夕飯～就寝までに大量の炭水化物と2リットルくらいの牛乳、お茶を摂取したことを考えると、峠x3走行のカロリー消費はかなりだったようです。


裏和田峠のきりのいいスタートはこの丁字路からですか。実際は5kmより長い距離ですが。


標識的には本日最高の勾配13%。


途中、富士山を一望できるところが。画像じゃよくわからないですが。


最後近くでまた12%の坂。


で、和田峠到着～。


峠にある商店は缶ジュース150円（ペットボトルは不明）、カップヌードル250円とそれなりの価格。トイレは極悪なまでに汚いので、ここで休むくらいならさっさと降って適当な飯屋に入ったほうがいいでしょう。


今回の峠走行は天気もよく、所々で絶景を見ることが出来ました。


表和田峠。こんなのが3km以上ずっと続くわけです。しかも狭くてじめじめ。交通量も結構あるので、降りるときもスピードは出さないほうが吉。


一応表和田峠のスタート地点のバス停。速い人はここから峠まで15分を切るそうで。いやはや。


八王子駅～。

09/10/11:ville
　Dst:99.06km Av:16.2kmh Mx:46.7kmh