きゅうちゃん出たとこブログ

行きあたりばったりの人生、そして愉快な仲間達との日々をちらほらと・・・

氷見『高澤酒造』蔵めぐり。

2013-02-18 18:55:33 | ドライブ

魚の美味しい季節です、酒は年がら年中旨いです、きゅうです ども。


昨日、日本酒に関しては玄人肌の きゅう妹ちゃんに連れられて、

氷見市にある  『高澤酒造場』 さんの

蔵めぐりに行って来た。

メイン通りに面したところは直売所、裏の海側へまわると醸造場になっている。





青々とした酒琳が、ま…マブいぜ。

受付を済ませ、蔵へと進む。

入口手前で甘酒が振る舞われていたが、それには目もくれず一目散に樽めがけて小走りになるオンナ。





初代 利右エ門さんの名前をつけた “しぼりたて利右エ門” と、“純米生原酒” が試飲出来る。

ドライバーじゃないアタシは 有難く2つの樽の間で行きつ戻りつ。

純米生原酒はサラリと、利右エ門は適度な酸味と旨み。

どっちも美味しい。 (す、するめを下さい。)


二階へ上がって 「室」 見学をさせてもらう。





7年前に建て替えられた総秋田杉で造られた麹室。

7代目の高澤氏が仰るには、麹室には何十年もの歳月によって積み重ねられていく“室の癖”があるそうで、それを会得するには

未熟なうちからの方がよいと、『勝駒』で有名な高岡の酒造所 清都酒造の社長にアドバイスを受け、建替えを決意されたそう。

カビをふき取りやすくする為に、室の中には角が全く無くそれは立派で清潔な麹室だった。

さてさて下へと降りて、仕込みタンクのある方へと移動。





醸造の神様である、京都の松尾大社が祭られている神聖な蔵。 ワクワク感がハンパねー。

タンクの中を見せてもらう。 因みにこれは 大吟醸になるお酒。



フツフツと温かな、甘くてイイ香りが漂う。

嗚呼、肩までどっぷり浸かりたい… なーんて事をしたら完璧に死にます。

酸欠で一気に逝きますのでご用心。


他のタンクで、発酵途中のお酒を試飲させてもらった。



アルコールの度数はまだまだ低く、米の味が強い。

これはこれで旨いなー。


そして高澤酒造さんと言えば “全量槽搾り”

大量生産と効率化の流れから、多くの酒造メーカーが取り入れているアコーディオン式と言われる(薮田式)搾り方をせず、

昔ながらの“船”と呼ばれる 『佐瀬式』 に拘っておられる。





これは醪が入った酒袋を槽の中に並べ、袋の重みでじっくりと搾るという方法で、

とても手間暇はかかるが、醪が酸素に触れる時間が長い分 繊細で味が軟らかく、ダメージがないお酒が出来るそうだ。

因みに、一番最初に出てくる白く濁ったお酒を “荒走り(あらばしり)” と言い、

搾り始めてから数時間経ったお酒を “中取り”、最後の圧をかけて搾ったお酒を “責め” という。

薮田式は一気に搾りあげる為、一種類の酒しか作れない。

しかし、佐瀬式は搾りの最中で違う味わいの酒が生まれ、また それを熟成させる事によって更に別の顔を見せてくれる。

旨い酒を作る為の手間を惜しまない一連の作業に 只々脱帽。

折角なので(!?)搾りたての“あらばしり”を試飲させてもらった。 (玄人肌きゅう妹の質問攻めにあう6代目社長)





うんま~い!

とってもフルーティー。 日本酒苦手な人でもこりゃ飲めますわ。

何杯もお代わりを要求してご機嫌のアタシ。

お店の方へ移動し、最後にお土産購入。 (もちろん自宅用)





目移りしますぶぁい。

で、結局購入したのが この2本。

試飲させてもらった 『利右エ門』




と、この 『八代仙(はったいせん)』。




氷見の米を使ったお酒は無いか聞いてみたら、これがあったので迷わず購入。

“春陽”という氷見市の八代で栽培されている低蛋白米。

独特の吟醸香があるらしく、呑むのが楽しみでならないゼッ。

そして、蔵めぐりの手土産として “利右エ門”の小瓶と、“曙”の酒粕をいただいた。(ひゃっほーい)





嗚呼、なんてステキな蔵めぐり。

全国の酒蔵をまわりたい、そんな気持ちでいっぱいデス。

さあ、呑むぞぉ!







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2 コメント

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酔いどれ、、、、 (のぶです。)
2013-02-19 00:05:40
購入したうちの1本は試飲させてもらった。

試飲ですかい??

文を読んでて 試 とは感じれませんでしたが
ort....
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Unknown (きゅう)
2013-02-19 00:42:07
>のぶさん。
ん!スルドイ。
行間から漂う 本気と書いて“マジ”臭がプンプンしてますでしょう?
書いた本人が恥ずかしくてクラクラしております。
まぁそんな調子だから こんな調子なんですがね。(笑)
どうぞこれからも宜しくお願い致します。
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