魏・蜀・呉の三つの国が戦いを繰り広げた壮大な物語 『三国志』。
裏切りに次ぐ裏切りの繰り返しに アタシを「もう誰も信じない」状態にさせたところへ
やっと、やっとお会いできましたわね という感じで諸葛孔明がババンと登場し
かと思えば手に汗握る心理戦の応酬の嵐で疲れ切り心休まる暇も無いし先は長い。
きゅうです、ども。
さて、先日久しぶりに映画館へと足を運び話題の映画
『この世界の片隅に』
を観てきた。
長くSNS上で これはいい、是非観るべき、今年最高の映画(まだ1ケ月しか経っとらんが)と
これでもかこれでもかとお勧めしてくるので観念して観に行ったらば
「とにかく観てください。」
と言ってしまうアタシになって帰って来た。
あまりに良かった(ヨカッタ?)ので原作本も購入した。

内容や感想をどう伝えたらよいのか、
想いはあるのだがそれを具現化出来るような言葉や表現の仕方が見つからない。
言葉にできない尊さと、
アタシにはアタシという入れ物や背景があり、
そこで汲み取った感じ方をそのまま変わらず誰かに伝える事も難しく
それらが 「とにかく観てみて」 になってしまうのだろう。
映画ならエンドロールが全て終わり会場の照明がつくまでスクリーンから目を離さず観てほしいし
原作本は表紙からあとがきまで線の一本一本に込めた空気を感じてほしい。
そして、主人公 すず の人生をたおやかに生きてみてください。
きっとそれぞれの 何か を感じると思います。