魚の美味しい季節です、酒は年がら年中旨いです、きゅうです ども。
昨日、日本酒に関しては玄人肌の きゅう妹ちゃんに連れられて、
氷見市にある 『高澤酒造場』 さんの
蔵めぐりに行って来た。
メイン通りに面したところは直売所、裏の海側へまわると醸造場になっている。
青々とした酒琳が、ま…マブいぜ。
受付を済ませ、蔵へと進む。
入口手前で甘酒が振る舞われていたが、それには目もくれず一目散に樽めがけて小走りになるオンナ。
初代 利右エ門さんの名前をつけた “しぼりたて利右エ門” と、“純米生原酒” が試飲出来る。
ドライバーじゃないアタシは 有難く2つの樽の間で行きつ戻りつ。
純米生原酒はサラリと、利右エ門は適度な酸味と旨み。
どっちも美味しい。 (す、するめを下さい。)
二階へ上がって 「室」 見学をさせてもらう。
7年前に建て替えられた総秋田杉で造られた麹室。
7代目の高澤氏が仰るには、麹室には何十年もの歳月によって積み重ねられていく“室の癖”があるそうで、それを会得するには
未熟なうちからの方がよいと、『勝駒』で有名な高岡の酒造所 清都酒造の社長にアドバイスを受け、建替えを決意されたそう。
カビをふき取りやすくする為に、室の中には角が全く無くそれは立派で清潔な麹室だった。
さてさて下へと降りて、仕込みタンクのある方へと移動。
醸造の神様である、京都の松尾大社が祭られている神聖な蔵。 ワクワク感がハンパねー。
タンクの中を見せてもらう。 因みにこれは 大吟醸になるお酒。
フツフツと温かな、甘くてイイ香りが漂う。
嗚呼、肩までどっぷり浸かりたい… なーんて事をしたら完璧に死にます。
酸欠で一気に逝きますのでご用心。
他のタンクで、発酵途中のお酒を試飲させてもらった。
アルコールの度数はまだまだ低く、米の味が強い。
これはこれで旨いなー。
そして高澤酒造さんと言えば “全量槽搾り”。
大量生産と効率化の流れから、多くの酒造メーカーが取り入れているアコーディオン式と言われる(薮田式)搾り方をせず、
昔ながらの“船”と呼ばれる 『佐瀬式』 に拘っておられる。
これは醪が入った酒袋を槽の中に並べ、袋の重みでじっくりと搾るという方法で、
とても手間暇はかかるが、醪が酸素に触れる時間が長い分 繊細で味が軟らかく、ダメージがないお酒が出来るそうだ。
因みに、一番最初に出てくる白く濁ったお酒を “荒走り(あらばしり)” と言い、
搾り始めてから数時間経ったお酒を “中取り”、最後の圧をかけて搾ったお酒を “責め” という。
薮田式は一気に搾りあげる為、一種類の酒しか作れない。
しかし、佐瀬式は搾りの最中で違う味わいの酒が生まれ、また それを熟成させる事によって更に別の顔を見せてくれる。
旨い酒を作る為の手間を惜しまない一連の作業に 只々脱帽。
折角なので(!?)搾りたての“あらばしり”を試飲させてもらった。 (玄人肌きゅう妹の質問攻めにあう6代目社長)
うんま~い!
とってもフルーティー。 日本酒苦手な人でもこりゃ飲めますわ。
何杯もお代わりを要求してご機嫌のアタシ。
お店の方へ移動し、最後にお土産購入。 (もちろん自宅用)
目移りしますぶぁい。
で、結局購入したのが この2本。
試飲させてもらった 『利右エ門』
と、この 『八代仙(はったいせん)』。
氷見の米を使ったお酒は無いか聞いてみたら、これがあったので迷わず購入。
“春陽”という氷見市の八代で栽培されている低蛋白米。
独特の吟醸香があるらしく、呑むのが楽しみでならないゼッ。
そして、蔵めぐりの手土産として “利右エ門”の小瓶と、“曙”の酒粕をいただいた。(ひゃっほーい)
嗚呼、なんてステキな蔵めぐり。
全国の酒蔵をまわりたい、そんな気持ちでいっぱいデス。
さあ、呑むぞぉ!
ん!スルドイ。
行間から漂う 本気と書いて“マジ”臭がプンプンしてますでしょう?
書いた本人が恥ずかしくてクラクラしております。
まぁそんな調子だから こんな調子なんですがね。(笑)
どうぞこれからも宜しくお願い致します。
試飲ですかい??
文を読んでて 試 とは感じれませんでしたが
ort....