
ワイドショーで “相原勇” が、46歳 となっていた。
あれれ?年下だと思っていたのに いつの間に抜かされたんだ?
四十過ぎればサバ読む必要性も無くなったってコト? きゅうです ども。
しかーーーし、この果てしなく続く石段はサバなど読んではくれません。
そう! うどん2杯とラーメン1杯+ケーキセットを平らげたアタシ達は
何かが産まれそうなお腹とカロリーをどーにかする為、急遽
「金比羅山」
へお参りする事にした。
アタシの綿密にたてたスケジュールには当初無かった計画なんだが
ほとんど寝てない運転手の旦那くんが 「全然眠くない、元気元気!!!」
と申し分のないパワーを発揮してくれ、仮眠休憩分の時間が余ったんだわ。
なので、折角来たんだし “釣りで船を操る海のオトコ旦那くん” としては
是非ともごあいさつしとかにゃならんと、やって参りました。
この先に恐るべき石段の洗礼が待ち受けている事など まるっと忘れて…。

下の土産物のお母さん達に 「785段あるからねー」 と言われても
ふ~ん って特にそれほど何も思わなかったアタシ。
すんません。 なめてました。
随分来たなーと、後ろを振り返る。

もうそろそろでしょ? と、表示を見ると まだ365段。
マジか!
ヒーコラヒーコラと上る先に なんか見えた!
着いたか?

と、ぬか喜んだ。 まだ500段程んとこ。
ガビーン。
歩く時は歩く 休む時は休む と、メリハリをつけたいタイプのアタシは
ガアァーーーと上っては立ち止まり、またグオォォーーーと上っては立ちを繰り返す。
それに比べ我が夫旦那くんは、呼吸を乱す事なく ゆっくりゆっくり立ち止まらず自分のペースで上ってくる。
そんなクールジャパンな旦那くんは、イノシシのように突進していくアタシの歩きを見て
「燃費の悪いクルマを見ているようだ。」
と、涼しげに仰いました。
クワァアアアァァァーーー!
当たってる。 普段の行動にも身に覚えがありすぎるくらいにありすぎるので何も言い返せない。
こんな石段を上るだけで 人間性がこんなにも如実に表れるとは、
神様のいけずぅ~。
すっかりキバを抜かれたサル年なのにイノシシ風のアタシは、旦那くんに習ってゆっくり歩く事を心掛ける。
ふと石段の両脇を見ると、石柱一本一本に、寄付をされた企業の名前が掘られていた。
海上安全の神様だけあって、富山県の網元や企業の名前が物凄いたくさんあったよ。 へー。
眺めもイイぞ。

ここで630段程かな~。

トップ画像がやっとの事で到着した御本殿。
ここまで785段って事なんだけど、手水舎のところに一段下がる石段があるんだ。
実際上りは786段あるらしいんだけど、そこで1段下がるので “785段”。
「786」 が 「な・や・む」 と読めちゃうもんだから1段減らしたんじゃないかっていう都市伝説的なハ・ナ・シ。
ちゃんと来たよっていうオマケ画像。

二人とも、足腰は強い方なので 確かにしんどかったけど 心地よさも感じられた。
気温の高かったこの日、どっちかっていうと暑さのほうにヤラレたわ。
さーやりきったぞ香川県。
これからこの日の宿がある徳島県へと向かいます。
この時点で午後2時半前。
いざいざ!
つづく。

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