京都労演ブログ

1956年12月、京都に生まれた演劇鑑賞組織。お芝居を観て、楽しんで、演劇文化を支えていきます。

★★有馬理恵さんミニ講座報告★★

2016-05-13 14:49:51 | Weblog
 6月例会『先生のオリザニン』に向けて、5月9日、俳優座の女優、有馬理恵さんをお招きしてのミニ講座を開催しました。事務局には総勢31名が集まり、理恵さんのお話に聞き入りました。
 『先生のオリザニン』は”幻のノーベル賞”反骨の農芸化学者、鈴木梅太郎の物語。梅太郎の熟年期を加藤剛さん、青年期を頼さんが親子で共演し、理恵さんは梅太郎を支え続けた妻、須磨子を演じます。理恵さんのキラキラする笑顔とお話にうっとり、例会への期待が高まりました。

 参加者の感想からいくつかご紹介します。
★華やかな笑顔、よく通るすてきな声の有馬さん。終始、笑顔でエネルギッシュ。聞いているうちにイメージがわき、ふくらんできます。鈴木梅太郎の妻須磨子を一人で演じる有馬さんの、髪形や着物で見せる年齢の変化も楽しみ。加藤剛さんは、もう80歳前だそうです。この舞台がお会いできる数少ないチャンスになるかも。見逃さないようにしましょう!(オレンジ)

★とても素敵な女優、有馬さんのミニ講座、感激しました。戦争行為への参加の危機が迫る安倍内閣にきっちり対峙する俳優座。加藤剛さんはじめ劇団を挙げて「戦争をしない日本」、憲法をまもる闘いにいどむ俳優座が伝えようとしているのは何か、心から期待しています。(北白川)

★有馬さんが熱いエネルギーで語ってくださった今回の舞台。「平和を愛した科学者の生き様を今こそ観てほしい」という劇団の思いがビシビシと伝わってきました。稽古の時には九条Tシャツを着ておられるという加藤剛さんの、「僕は平和のために役者をやってきた」というメッセージにも大変感銘を受けました。(TaTaTa)



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