しなやかによりしなやかに美しく

ディスポ医療機器 京中貿易(1992年設立)を主題に会社のこと、
製品のことを。小田個人の太極拳も併せて。

2012年3月25日(日)足立美術館

2012-03-25 22:03:57 | Weblog
8:38のJRで米子~安来に。ひと駅だが随分距離が長い。
9:05、足立美術館リムジン。15分ほどで美術館に着いた。

こんな何もない不便なところに、よくこんな素晴らしい美術館を
造ったこと。そればかりか、日本庭園まで。
この日本庭園は連続9年、日本庭園トップだそうで、二番目は
あの、桂離宮だ。ハガキで申し込んで、指定の日に拝観できるという
システムに馴染めなくて桂離宮は1時間もかからないところにあるのに
未だ行っていない。

入ってすぐのお茶室は、木々の間の風の音が何とも心地よい。
こんな空間を作りたいなあ、、、

横山大観の美術館と言われるだけあって大観の作品を
130点ほど所蔵されているそうだ。
今回は、「大観VS栖鳳」のテーマで作品が陳列されていた。

大観と栖鳳の部屋が一室、大観の作品だけの部屋が一室。
日本画家の部屋が一室。今回は紫峰さんの作品はなかったが
安田靫彦の「王昭君」は目に焼き付いている。

王昭君


大観VS栖鳳(横山大観VS竹内栖鳳)

足立美術館のもう一つの楽しみは、喫茶「大観」のハヤシライスで
これも絵のような味わいがある。

きれいな鯉が足元を泳ぎ、時折サ~ッ、と吹きつける風に
水面がキラキラと波打つ一瞬は一幅の絵画のようだった。

ほとんど足立全康一代でこれだけの庭園と絵画を成し遂げてしまった
という。人の情熱のすごさに毎回感心することだ。
生涯に31の事業を興し、とは七転び八起き、なんてものではない。
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2012年3月24日(土)米子~足立美術館

2012-03-25 21:24:31 | Weblog
土日の休みを待ちかまえて、米子~足立美術館に行った。
足立美術館は長年ぼんやりと頭の片隅にあったが、年末に行って
その静けさ、美しさに心を奪われてしまった。

今回は、京都駅から京阪高速バスで米子に。
4時間のバスは乗り換えもなく、料金もJR利用の半分以下で快適だ。

蒜山の手前の山々は、淡い色の雑木と緑の杉、桧のコントラストが
美しく、春の山ってこんな風なんや、一人感激していた。


春の山

JR米子に着いたが人は少なく、時雨の天気は北欧を思い出した。
JR境線で、米子~境港に。近年はゲゲゲの鬼太郎シリーズで売り出している
境港は、それなりに子供連れの姿が見られた。
窓に当たる雨は跳ね返り、霰が降ってきた。
レンタサイクルで港まで走り、釣りをしているおじさんと
黒鯛の話をして、旅は新鮮だ。


境港駅。駅員さんが切符にハンコを押している珍しい光景。

米子泊まりは、ホテルα1米子で、室内でのんびり夕食をとる。
窓から見える山々がほっとする光景で、米子は山に囲まれた
地形なんやわ、と来てみて分かった。
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