兵庫県内で今年上半期のエイズウイルス(HIV)感染者とエイズ患者が昨年一年間の報告数に迫る二十三人になっていることが、県のまとめで分かった。半数近い十人がエイズ発症後に初めて報告されており、県は早期発見のための検査を呼び掛けている。
また、県への報告のあった一九八七年以降、県内感染者・患者の累計は二百人を突破し、二百七人になった。内訳は感染者が百三十一人、患者が七十六人だった。
県内の新規報告数は二〇〇一年に初めて二十人を記録。〇三年から四年連続で二十人以上となっており、昨年は二十六人。今年は半年でこれに迫る倍増ペースとなっている。また、患者として報告された数は昨年初めて十人となり、今年も六月までに十人を記録。感染者との合計の半分近くを占め、割合も増加する傾向という。
二十三人の感染原因別にみると、「同性間の性的接触」が十二人、「両性間の-」が一人、「異性間の-」が四人。過去一人いた薬物注射と、二人いた母子感染は、いずれも報告されなかった。日本以外の地域で感染したとみられる人は二人で、地域不明も二人だった。年齢別では三十代が最多の十二人、二十代と五十代が四人。女性は一人だけだった。
HIV感染者への治療は進んでおり、発症する前に服薬などの治療を開始すれば、エイズ発症はかなり抑えられるといわれる。県は「気付かないまま患者になるのを防ぐには、発症まで十年程度といわれる感染段階での発見が重要」とし、県内の健康福祉事務所(保健所)での受検を呼び掛けている。
■ コメント
兵庫県統計です。
「「同性間の性的接触」が十二人、「両性間の-」が一人、「異性間の-」が四人。年齢別では三十代が最多の十二人、二十代と五十代が四人。女性は一人だけ」
と読むと、「なんだ、どうせ同性愛の人たちの病気だし、大人の病気じゃん」と思う人がいるかもしれませんね。
しかし無防備な性体験の低年齢化(高校生ではもう遅いらしい)、県を越えた通勤・通学を考えると、もっと感染者は多いと考えるべきでしょう。
何せインフルエンザなどと違って「潜伏期間が5~10年もある」「そうした潜伏期間もウイルスは爆発的に増え続けて体内では確実に免疫機能を破壊していく(気づいたときには日和見感染症・・・ひどい人はいきなりエイズ脳症です。)」「無自覚の間に性交渉を通じて複数の他者に移していく」「移された人たちも気づかぬままに・・・」のですから。
自分と家族とパートナーを大切にしようと思ったら、危険情報を早いうちからしっかり学んでほしいですね。
また、県への報告のあった一九八七年以降、県内感染者・患者の累計は二百人を突破し、二百七人になった。内訳は感染者が百三十一人、患者が七十六人だった。
県内の新規報告数は二〇〇一年に初めて二十人を記録。〇三年から四年連続で二十人以上となっており、昨年は二十六人。今年は半年でこれに迫る倍増ペースとなっている。また、患者として報告された数は昨年初めて十人となり、今年も六月までに十人を記録。感染者との合計の半分近くを占め、割合も増加する傾向という。
二十三人の感染原因別にみると、「同性間の性的接触」が十二人、「両性間の-」が一人、「異性間の-」が四人。過去一人いた薬物注射と、二人いた母子感染は、いずれも報告されなかった。日本以外の地域で感染したとみられる人は二人で、地域不明も二人だった。年齢別では三十代が最多の十二人、二十代と五十代が四人。女性は一人だけだった。
HIV感染者への治療は進んでおり、発症する前に服薬などの治療を開始すれば、エイズ発症はかなり抑えられるといわれる。県は「気付かないまま患者になるのを防ぐには、発症まで十年程度といわれる感染段階での発見が重要」とし、県内の健康福祉事務所(保健所)での受検を呼び掛けている。
■ コメント
兵庫県統計です。
「「同性間の性的接触」が十二人、「両性間の-」が一人、「異性間の-」が四人。年齢別では三十代が最多の十二人、二十代と五十代が四人。女性は一人だけ」
と読むと、「なんだ、どうせ同性愛の人たちの病気だし、大人の病気じゃん」と思う人がいるかもしれませんね。
しかし無防備な性体験の低年齢化(高校生ではもう遅いらしい)、県を越えた通勤・通学を考えると、もっと感染者は多いと考えるべきでしょう。
何せインフルエンザなどと違って「潜伏期間が5~10年もある」「そうした潜伏期間もウイルスは爆発的に増え続けて体内では確実に免疫機能を破壊していく(気づいたときには日和見感染症・・・ひどい人はいきなりエイズ脳症です。)」「無自覚の間に性交渉を通じて複数の他者に移していく」「移された人たちも気づかぬままに・・・」のですから。
自分と家族とパートナーを大切にしようと思ったら、危険情報を早いうちからしっかり学んでほしいですね。