薬害エイズを忘れない!

1500名の被害者を出した薬害エイズ事件が一応の終結を見て早10年。「薬害エイズってなあに?」と言う若者が増えています

文科省「魅力ある大学院」46件選ぶ・財政面で支援

2006-08-10 12:24:46 | 薬害エイズに関する情報
文部科学省は12日、優れた大学院教育を選んで重点的に財政支援する「魅力ある大学院教育イニシアチブ」の本年度分として、129大学268件の申請の中から、35大学の46件を選定した。

 文科省によると、選ばれたのは国立が24大学の34件、公立は2大学の2件、私立は9大学の10件。件数が多い大学は、京大、大阪大、九州大で、いずれも3件だった。

 分野別では人文社会が16件、理工農19件、医療11件。

 お茶の水女子大は、学部の4年次と大学院の5年間を一体化させた6年制の教育プログラムを計画。試験やインターンシップの成果を点数化し、一定の基準に達した場合に学位論文の提出資格を与える「博士学位取得ポイント制」を実施する。

 熊本大は、エイズの基礎研究の成果を治療薬や治療法開発につなげる人材養成に取り組む。〔共同〕 (23:00)

コメント 新研修医制度によって熊本大学も有望な人材確保に四苦八苦しているという噂を聞いたことがあります。エイズパニック発生時は不適切な対応もあったようですが、それを率直に認識し反省・謝罪するところから、熊本大学のエイズ医療は本格化したように思います。累積患者数は100名以上と決して多くはありませんが、一人一人の症例に対するきめ細かな分析と治療戦略の立て方は驚きに値します。上記制度を活用して、世界に通用する人材をこれからも数多く育てて言って欲しいものです。