川越雑記帳2(川越見て歩き)

和歌でみる源氏物語の本来る/~おばあさん的~とはこれいかに

数日前、ポストを開けると厚紙製の封筒が入っていた。
最近本を注文していないので何だろうと思ったが、表に赤い字で「贈呈」とある。
差出人の所には「たなべ書店」の印が押してある。
この名前にも覚えはないが、目録のようなものを送ってきたのかと思った。
封筒を開けてみると、この本が入っていた。
「和歌でみる源氏物語 ~おばあさん的~」 田辺真知子
「源氏物語」と言えば田辺聖子、しかし名前が違うし、「おばあさん的」とはなんだろう。


本には細長い紙が添えてあった。
 この度は、「日本の古書店」メールマガジン313号のプレゼントに
 ご応募いただき、誠にありがとうございます。
 ここに『和歌でみる源氏物語 ~おばあさん的~』(たなべ書店)を贈呈いたします。
                            田辺 真知子
と書いてある。

これで、やっと思い出した。
「日本の古書店」メールマガジンに、この本の短い紹介があり、
その後に、「続きはこちら」として、つぎのURLが載せてあった。
日本の古本屋

さらに、
━━━━━━━━━━━【読者プレゼント】━━━━━━━━━
今月号でご紹介した、『和歌でみる源氏物語~おばあさん的~』
を5名様にプレゼント致します。
応募申込は下記ページにてお願い致します。
 締切日 12月28日(月)午前10時

5名様では、どうせ当たらないだろうと、軽い気持ちで応募した。
それから2ヶ月近く経っているので、すっかり忘れていた。

本の裏を見ると、定価や発行所は書いてあるが、バーコードがない。
一般に流通する本ではないようだ。


発行所のホームページを見ると、通販専門店のようである。

たなべ書店

このホームページを見ても、この本については書かれていない。
入手方法は、先の「日本の古本屋」の記事の最後に書かれている。

副題に「おばあさん的」とあるように、著者はいわゆる団塊の世代で、本文の冒頭に次のように書かれている。

 『源氏物語』をおよそ一年かけて、原文で、それも和歌に注目しながらゆっくり読んでみた。六十八歳から六十九歳の一年間、まさにおばあさんの読書である。それは楽しい一年で、読み終わるのが惜しいと感じるほどだった。

 内容紹介は「日本の古本屋」のページに任せて、「もくじ」だけを載せておく。

  もくじ
一 和歌を中心に読もうと思ったわけ
二 『桐壺』の巻は源氏物語の「根っこ」
三 空蝉と夕顔という「中の品」の女性
四 『若紫』に描かれる三人のヒロイン
五 藤壺の悲しみの行方
六 六条御息所の遊離魂VS優艶
七 別れの歌、独泳歌満載の『須磨』の巻
八 明石の入道と明石の娘
九 紫上と明石上、女性たちの物語
十 紫上の終焉と救済
十一壮大な家続の物語
あとがき

せっかく送って頂いた本なので、ちゃんと読みたいと思っているが、
なにせ、積読の状態の本が溜まってしまい、それらを少し消化してから読もうと思っている。

川越に関する本ではないが、便宜上このカテゴリーに入れておくことにした。

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