喜多院からの帰り、山車庫の向かいにあるお宅の十月桜を見るとほとんど咲いていない。 いつ満開になるのだろうと、通る度に見ているが、この時期になってもそうならない。 木の下から見上げても、ぽつぽつと咲いているだけである。 その一つ一つは奇麗に咲いている。 ピンクの濃い花もある。 しかし近くの枝にも蕾らしきものが見えない。 ことしの秋はこれで終りなのだろうか。 これでは、春に咲く桜の狂い咲きにしか見えない。