かなり距離があるが、そこへ行くことにした。
不老橋から川越街道を市街地方向へ向う。
坂に入る手前の交差点を右折する。烏頭坂に上るとき、旧川越街道の先に見えた交差点である。
道は東上線のガードを潜り、150㍍ほどで左に曲がり川越線の踏切になる。

その角を曲がり左へ行こうとしたら、真っ直ぐ進む細い道があったのでそっちへ行ってみた。
道は下り坂になり川越線の線路脇に出た。線路は顔の高さにあった。
道の先には右へ曲がる道があるように見えた。
線路から離れてしまうなと思いながらそこまで行くと、左に曲がる道がある。
道は線路を潜って向こう側に続いていた。
高さは低く、ここを通っていいのかなという感じだった。

そこを過ぎ右折し反対側から見ると、コンクリートの柵の陰に線路を潜る入口が見える。
写真を撮っていると、私の脇を自転車が通り過ぎた。

自転車に乗っていたのは若い女性だった。
その人は、線路の手前で自転車を降り、自転車を押しながら、頭を下げて線路を潜り抜けた。
そこへ行ってみると、ガード下の入口は低かった。
自分の体で高さを測り、後でメジャーで確認すると、1.15㍍ほどしかなかった。

私も身を屈めて、線路下を潜った。
反対側から見ると、線路脇には鉄の柵が取り付けられていた。
この線路沿いの道は何度も通っているが、このガード下の道には気が付かなかった。