川越雑記帳2(川越見て歩き)

蓮の花見上げる空はどんよりと/蛙は鳴かず人の声のする(善長寺)

梅雨の戻りのような天気が続き、時おり小雨が降る。
雨が強くなるのが心配だったが、善長寺のハスを見に行った。
咲いているのかも気になったが、小さな池には多くの花が見えた。
先客の二人連れがいて、池の近くで写真を撮っていた。


ハスの花はわりと前から咲いていたようで、すでに花びらが落ちかけているものもある。


近くでもっとも新しく見えたのはこの花である。
池が浅いため花は高いところにあり、見上げる状態になる。


池の周りを歩き始めると、すでに花の散ったものもある。
ちょうど、蕾と花と種が一緒に見えるところがあった。


ハスの葉の中心には、雨が集まって小さな水溜りが出来ている。
その写真を撮ろうとすると、近くの枯れ枝の先にトンボが止まった。


アキアカネだろうか、薄赤い色をしている。


別の葉の水には、茎を通って来た空気が、小さなアワになっていた。
アワは次から次へと出ては、水面を移動して消えていく。


中央の橋の方へ行くと、葉の中心にまだ落ちたばかりのような花びらがあった。


この花から落ちたようだ。


花の散った後の実は、まだ青々としている。


中央の橋を挟んで北側(本堂側)は、ハスよりもスイレンが多い。
以前はもっとハスが多かったが、次第に少なくなり、今は橋の直ぐ脇にしかない。


広い場所を占めたスイレンは、まだあちこちに花が咲いている。


花の写真を撮っている間も、ときおり小雨が降ってきた。

いつもは鳴いているウシガエルが、この日は一度も鳴かなかった。
人の話声に驚いていたのかも知れない。

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コメント一覧

川越原人
杭には、古代蓮(大賀蓮)と書かれています。
goodtyan11221
立派なハス田ですね。
古代蓮の下の文字が大賀蓮のようにも見えますがはっきりわかりません。
千葉市の宝「大賀蓮」でしたら嬉しいです。
いつも素晴らしいご案内をありがとうございます。
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