川越雑記帳2(川越見て歩き)

冬の田谷堰

 自分の位置を確かめるため地図を見た。アレ!
いつの間にか田谷堰のすぐ近くに来ていた。堰の真北、距離にして約300m。



 食品流通センタの角に戻り、その脇の道を南下した。



 少し行くと、見覚えのある景色が現れた。
田谷堰の少し上流、川沿いの道に出るT字路だった。



 冬の田谷堰。桜も5本ポプラもすっかり葉を落としていた。
左岸を見ると、3個所ほど、取水口のようなものがある。
一番手前の丸い頭のところへ行って見た。



 田谷用水樋管と書かれている。
ネジを切った棒が、丸い頭を縦に貫通している。
水平の棒もあり、四角い断面の棒が飛び出していた。
これを回すことにより、樋管の口を開閉するようになっているらしい。



 対岸からこの樋管を見た。
位置は、食品流通センター脇の道から少し上流にずれている。
水面からもかなり高い。
水が必要なときは、田谷堰を閉め、水面を上げ、ここから取水するようだ。
その水は、道路の下を通り、流通センターの角から、川に流れこむのだろうか。
いままで辿ってきた道が正しければ、流通センター脇の道は、旧赤間川の上に造られたことになる。

 水土里ネットあらかわ右岸の資料にあった略地図では、旧赤間川は田谷堰から直ぐ東に進んでいた。
これは分かりやすくするためで、一旦北上したあと、東に向きを変えていたらしい。
現在の川の向きと、堰の向きを見て、どこから流れ出ているのか疑問だったが、なんとなく分かった気がした。

 これからまた、5月に辿った川下りを、田谷堰下流から再開する。

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コメント一覧

山竜
お疲れ様でした。
実は私も田谷堰から伊佐沼までの旧河川を歩いたことがありますが、
やはり堰から食品流通センター付近までは流路を判別しにくく、
水田地帯は農業用水路になっているので不安になりましたね。

流路が確認できる今のうちに写真に撮っておくことは
非常に重要なことだと思います。

それでは、よいお年を。
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