砂のバス通りを旭橋へ向かう途中、勝光寺の近くで二股に分かれる道がある。
その別れ道に、マンホールのフタが集まっていた。
中央部の4つの他に、手前の道と先の二つの道を入れると7、8個ある。
4つの内一つは、川越市の下水道のものである。
マンホールのフタ1で紹介したものより、こちらの方が一般的で、市内各所で見ることができる。
三枚の葉に実が三つ付いたものはカシ、その間を埋めているの花はヤマブキか。
川越市の木と花をデザインしたものであろう。
他の3つには帆掛け舟の意匠がある。新河岸川の舟運を表わしたものか。
上に「荒川右岸」、下に「埼玉県」、「フロ8-脱1」の文字が見える。
3つのうち、二つは写真のように、三方に四角がとび出し、取っ手が付いている。
他の丸いものには「フロ-8」、取っ手のあるものには「フロ8-空」の文字があった。
帰って、ネットで検索すると、埼玉県荒川右岸下水道事務所のホームページがあり、つぎのように書いてあった。
「埼玉県荒川右岸下水道事務所は、新河岸川流域を計画の中心とし川越市・所沢市・狭山市・入間市・朝霞市・志木市・和光市・新座市・富士見市・上福岡市・大井町・三芳町・川島町・吉見町の10市4町からなる荒川右岸流域下水道事業を推進するために設置されています。」
すると、あの地下には、県と市の両方の下水道が通っているのか。
いったいどんな状態になっているのだろうか。
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