昭和時代に言われていて、死語になりつつある言葉を記します。
いとはん
関西で一般的にお嬢さんのことを「いとはん」と言うが、厳密にはその中でも長女を指した、
「いと」は「いとけない」の「いと」で、幼いことを意味する。
長女の「いとはん」に対して末の娘は「こいさん」、これは「こいとさん」からきている、
真ん中の娘は「なかんちゃん」、いずれも関西と言っても厳密に言えば、大阪 船場の言葉です。
深窓の令嬢 (しんそうのれいじょう)
深窓は家の中の奥深い居間のことで、そのような居間の有る大きな家で世間の風に当てないようにして大事に育てられた令嬢のことをこの様に言った。
実際 昔は、各地の高級住宅地を日曜日の午後にでも歩けば、あちこちの家からピアノの音などが聞こえてきた、時には琴、バイオリンなどの音も、
だから深窓の令嬢と言う言葉に実感が伴いました。
前 話 https://blog.goo.ne.jp/kw1555/e/e421c56665447bad948c69a3b286a9c5
言葉編の意図 https://blog.goo.ne.jp/kw1555/e/cc3ee1249061a4b60bb520f9b053806a
大阪の真ん中である職人さんの親方でした。
そして10人以上の職人さんを抱えていた
そうです。
なので、職人さんからは
母のお姉さんは「いとはん」で
母は「こいさん」って呼ばれていた事を
自慢してました。
でもその会社は時代と共に需要が無くなり
後を継いだおじさんの代で
消えてしまいましたとさ
めでたし!めでたし!
めでたく無い!!
これまでの無礼ゴメンやで、