KAZUの雑記帳

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昭和レトロ 言葉編 28

2020年04月20日 11時30分54秒 | 昭和レトロ 言葉

昭和時代に言われていて、死語になりつつある言葉を記します。

川の字に寝る (かわのじにねる)

父と母の間に子供がすやすやと眠っている、平和で幸福な庶民の暮らしが印象的な情景です、

この言葉は、貧しさや親子の深い結びつきや、悲しさが底に流れている。

川の字に寝るのは畳の部屋で せんべい布団、パジャマと違い寝間着で、子どもはまだ小さい、三つの布団を寄せ合ってお互いの温もりの中で眠りにつく。

現在の豊かな生活をしている人には、この幸福感は理解できないかも・・・

大の字に寝るのも、両手、両足を広げ、何の心配もない爽やかで快い眠りの姿勢です。

 

汽車は出て行く煙は残る (きしゃはでていくけむりはのこる)

今は汽車と言っても通じない人が増えたが、電気が動力になるまで、

鉄道は汽車でした、石炭を焚いてボイラーから得た蒸気を動力とした、

石炭を焚くから煙が出る、汽車は出て行くが 黒い煙は長くいつまでも後に残る、

そして、窓を開けたまゝトンネルに入ると、煙で鼻の穴が真っ黒になるから、真夏でもトンネルに入る前には窓を閉めた。

そんなノスタルジックな風景を楽しむため、日本でも数ヵ所 汽車を走らせています。

 

 前 話        https://blog.goo.ne.jp/kw1555/e/1c6dd20ece27490d79e7b38032aa7173

言葉編の意図 https://blog.goo.ne.jp/kw1555/e/cc3ee1249061a4b60bb520f9b053806a


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