昭和時代に言われていて、死語になりつつある言葉を記します。
阿吽の呼吸 (あうんのこきゅう)
「阿」と書いて吐く息を示し、「吽」は吸う息を表し、寺院の山門の左右に配置されている仁王を見ると、
一方は口を開いて息を吐いている、これが「阿」であり。もう一方は息を吸い込み口を閉じている、これが「吽」です。
一つの事をする時に、お互いの微妙な気持ちや調子がピッタリと合う事を言う。
また 相撲の立ち合いでも、二人の力士が息を吐き、八分目まで吸ったところで息を止め、その瞬間に取り組む「阿吽の呼吸」で行われる。
勝手な事を言いますが (かってなことをいいますが)
「勝手な事を言いますが、今度だけは私の好きなようにやらせてください」のように使います。
我がままと言われても、自分の意思を通したいとき「勝手」を優先します。
「失礼な事を言いますが、あなたの言われることは間違っています」。
この言葉も、それが礼儀を欠く行動行動であることを、あえて「失礼」を犯すことです。
勝手も失礼も自分の信念によって行わなければいけない時も有ります。
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