ジニーの、今日も気まぐれな感じで・・・

気負わず、気取らず、ありのまま。
ゆるりと思ったことを書いていってます。
お気に召したらうれしい限り。

東野圭吾 「悪意」 読了

2018年01月26日 00時11分39秒 | 読書
連投です、ジニーです。



東野圭吾さんの「悪意」も読み終わりました。


今週末から始まる映画「祈りの幕が下りるとき」の加賀恭一郎シリーズの第4作です。

もともとこのシリーズは好きなのですが、ようやくこの「悪意」を
読むことができました。


物語は動機を探るホワイダニット。

手記をもとに物語が展開していくのですが、比較的早い段階で
あっさりと犯人は捕まります。

そこからの真の動機を探る攻防と調査が進みます。


なるほど、悪意というタイトル。
こういった感情の生まれる大本は、何気ないものなのだと感じました。
理由ではなく、感情。
これほどの悪意、果たして本当に人の中に生まれるものなのか。



「今回の事件であなたは数々のトリックを仕掛けましたが、あれこそが最高の
ものだったと私は感じます」


ここを読みたかった。
なんてことなく装われた一文に、ここまで先入観は植え付けられるのか。



こちらもまた、面白かったです。


コメント (1)
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