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ジニーの、今日も気まぐれな感じで・・・

気負わず、気取らず、ありのまま。
ゆるりと思ったことを書いていってます。
お気に召したらうれしい限り。

A WILL for my dear.

2014年04月14日 20時59分34秒 | 散文詩
いつか いつの日か 僕の命は消えていく

遠い遠い未来か もしくは今日を終える前か

それはいつか必ず訪れる

命あるものに等しく与えられた運命

悲しいでもなく 切ないでもなく

ただそれは小指で交わす約束よりも確かなこと



あなたと共にいる時間は

時々そんなことを考えさせられます

この体があるうちに

この声が届くうちに

この温度を伝えられるうちに

何かを伝えたいと思うのだけど

それがなにかずっと解らないでいました



ふとした時 たぶんその答えに一番近い想いに気付きました

それは 僕がどこにいたとか

何をしたとか

そういうことではなくて

僕があなたを愛していたということ



命が消えたあと

僕は星になっているのか

それとも風になっているのか

どちらにしても

体はなくなり

声は届かず

温もりも失ってしまう

自分で 自分の想いを伝えられなくなる

だから 伝えられるうちに 目一杯の想いを伝えようと思う

そう思うのだけど

命あるうちにその全ては伝えきれないんじゃないかな

そんな気がします



だから 僕のそばにいてくれる

理解ある大切な人たちにお願いをしたいのです

いつか僕の命が消えたその後に

僕が確かにあなたを愛していたことを伝えてほしいと

あなたが見つける幸せがどこまでも続くようにと祈っていると



愛をくれるあなたに 愛してると伝える

いつかあなたも あなたが愛する人に 愛してると伝えてほしい

そうやって 時を越えて愛が繋がっていけばいい

そして 自分自身が色んな愛に包まれていたと

そう気づいたときは

少しだけ僕を思い出して 微笑んでください

それだけで 僕はとても嬉しいから


そんな想いをようやく言葉にしながら

これが僕の『A WILL for my dear.』
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