≪整心療法研究所≫自己治癒力により心身が整っていく

自己治癒力により心身が整っていく。量子力学・宇宙物理学・脳科学の観点から精神を捉えた新しい科学に基づいた療法。

467) 落ち着きがなくてもいい

2017年08月19日 | 育児・子育て
整心療法研究所(埼玉県上尾市・大阪市・和歌山市)のブログへようこそ。
従来型の精神分析(無意識を意識化する)を凌駕し、新しい観点から人間の精神にアプローチする方法を研究・実践中です。

今日は《落ち着きがなくてもいい》について書きます。

育ち盛りの子どもは特にあらゆる事に興味津々新しい刺激に翻弄されているようなもの。
その刺激を睡眠中に処理しているのだとか。
大人は経験からその刺激を限定して生きている。それを適応すると呼ぶのかもしれない。

とまれ、子どもはその結果落ち着きがなく、注意散漫で、多動で、集中し続けるのも一時的。すぐに他のことに興味を移してしまう。
探索行動は自らの世界を作り上げる途上の行為やがて自分固有の世界を持つに至るだろう。

その時期は一人ひとり違い、その幅もかなり広い。その間、周りの大人が見守ることができるかにかかっている。余計な口出し手出しはしないでいられるか。

この意味において、あまり早くに落ち着いてしまうのは、大人が子どもの世界を限定することになりはしないか?早くに落ち着いてしまわなくてもいいのではないか。

その道の天才、エキスパートも素晴らしいが、人生90年も目前だと叫ばれる中、もっとゆっくり歩く視点も必要ではないかと考えている。

世界はすでに存在するのではなく、個々人が自ら描く幻想だというのだから。


コメントを投稿