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≪整心療法研究所≫自己治癒力により心身が整っていく

自己治癒力により心身が整っていく。量子力学・宇宙物理学・脳科学の観点から精神を捉えた新しい科学に基づいた療法。

500) 自分の描いていることについて語っている

2019年03月16日 | 生き方
整心療法研究所(埼玉県上尾市・大阪市・和歌山市)のブログへようこそ。
従来型の精神分析(無意識を意識化する)を凌駕し、新しい観点から人間の精神にアプローチする方法を研究・実践中です。

今日は《 自分の描いていることについて語っている》ついて書きます。

「お母さんってどんな人ですか?」
こんな質問をしてみた。
答えは様々。ところが、全く違う答えが返ってくることが多々ある。
どうして?
それには2つ考えられる。
1つ目は、お母さんの違う側面を表現している場合。
2つ目は、答えた人(以下Aさん)にはそのように見えている場合。

ここで考えてみたいのは2つ目の場合。
Aさんが描いているお母さんのイメージ像は◯◯だということ。
それは、これまでのお母さんとの関わりの中で集積したデータからAさんが描いたお母さんのイメージ像。

つまりAさんは、Aさんが描いているお母さんのイメージ像を通してお母さんを見ている、語っていると言える。
とすると、お母さんその人ではない可能性もある。Aさんが描いていないお母さんもいる可能性もあるということ。
もっと広げて言うと、語る人の数だけのお母さんがいるということ。

このように考えてみると、人は自分勝手にお母さんのイメージ像を作ってその像について語っているということになる。

498) 身体からのメッセージを聴く

2018年10月09日 | 生き方
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今日は《 身体からのメッセージを聴く》ついて書きます。

幾度となく書いていることではあるが、身体は無意識からのメッセージをよく反映している。
子どもからお年寄りまで年齢に関係ない。
ただ、大人はその声を何かで紛らし、置き換えて生きている。
時にはそれも適応するためには必要。
ただそれに気づいてコントロールできるかどうか。

少なくとも体調を崩してしまった時には、少し立ち止まり自らに問いかけてみるといい。
そこには何らかの疾病利得があるのではないかと。
そして、このままでまだやっていけるか、他に対処の得策がないかどうか。

身体からのメッセージを無視し続けるとやがて無意識からのしっぺ返しにあう。

最近では長野県の阿智村の星空ツアーが話題になっているとか。
自然は瞬時に非日常の世界へと誘う。
そこに身を置くだけで癒されるという人が多い。
身体が喜んでいるといえないだろうか。
日々いかに身体からのメッセージを聴かずに生きているかを実感するひと時でもある。

自然は偉大な精神分析家として機能する

497) 不安を減らす

2018年09月06日 | 生き方
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今日は 不安を減らす》について書きます。

不安は人間であるがゆえに湧き上がってくるもの。言葉を使うから想像してしまうもの。
言葉を覚えてしまった私たちには、今さら言葉の世界から抜け出すことは不可能。

では、想像を止める方法は何か?
それは行動すること。

人は考えている時には行動が止まる。
考えることと行動することを交互にしているもの。
時には考えながら行動しているという人がいるかもしれない。
それは考えることと行動することが瞬時に交代しているから、そのように感じているのではないだろうか。

とまれ、不安は行動せずあれこれ想像している時にどこからともなく湧き上がってくる。
ならば、まずは行動してみる。
行動すれば何らかの結果が出る。
その結果に対して考え、次の行動に繋げる。

この繰り返しの中に、いつしか不安は姿を消す。

もちろん、不安は尽きることはない。
だがこの繰り返しを重ねて人は生きていくのではないかと思う。
思いついたら即行動。
そうすれば、今の不安はきっと軽減するだろう。


496) 追い詰めないために

2018年08月31日 | 生き方
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今日は《 追い詰めないために》について書きます。

自分も他者も追い詰めないために、まず自分を許すこと。『今はこれでいい』と自分に言ってあげること。

真面目と言われる人ほど自分に厳しく、自らが描く理想の姿から今の自分を見て判断する。
理想から見れば、どんな自分もいつも駄目な自分となる。どこまで努力しても永遠に理想の自分には辿り着けやしない。
そこから自分を責めるエネルギーが生まれてくる。それが許容範囲を超えた時、外に向かえば広義の意味で暴力となり、内に向かえば自傷となる。

ゆえに、自分に厳しい人は人にも厳しくなる。
ただ、それを出すか出さないかの差は人それぞれ。

理想の自分はどこにも居ない、未熟で未完成な自分を「今はこれでいい」と許してあげましょう。

ゆるす→ゆるやか→ゆとり→ゆったり→ゆたか→ゆめ→ゆうき→よゆう
全部「ゆ」が入っている。

湯に入れば温まり、硬く閉ざされた身体も心も次第にほぐれてくる。
そうすれば、自らが描く世界はきっともっと広がることだろう。

493) 目標達成は無数の失敗が支えている

2018年03月08日 | 生き方
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今日は 目標達成は無数の失敗が支えている 》について書きます。

失敗を恐れて、行動する前に他者の口コミや検索を繰り返す。
それは必要な情報収集とは違う。
それをすると足が止まる。
結局知識はあるが経験はない。
頭でっかちで終わる。

成功や目標達成は、例えていえば三角形の頂点のようなもの。頂点だけでは三角形は作れない。他の2点とそれらを結んで初めて三角形となる。
その面積の分だけの失敗が支えていると考えてみたらどうだろう。
失敗を重ねることで一つの頂点ができる。

このように考えてみると失敗をすることが嬉しくなるのではないだろうか。
失敗すればするほど目標達成に近づいていくのだから。
他者の口コミより自らの失敗という経験が、自分の目標達成への近道では?