≪整心療法研究所≫自己治癒力により心身が整っていく

自己治癒力により心身が整っていく。量子力学・宇宙物理学・脳科学の観点から精神を捉えた新しい科学に基づいた療法。

473) 考えるということ

2017年09月30日 | 生き方
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従来型の精神分析(無意識を意識化する)を凌駕し、新しい観点から人間の精神にアプローチする方法を研究・実践中です。

今日は《考えるということ》について書きます。

通常、人が考えるという時、2通りある。
1つは想像(感情)的に考える方法、もう1つは論理的に考える方法。

想像(感情)的に考える方法とは、言葉通り想像や感情で考える方法。
例えば、あんな風ににできたらいいなあ、できるかな、やりたいな、いいなあ、好きだなどなど。
その反対もある。
これらはすべて想像の域を出ていないので、必ずと言っていいほど、その反対の想像や感情の間で揺れ動くことになる。
その結果、迷い悩む。

もう一方の論理的に考える方法は、事実を基にして可能性や方向性を導き出す。
数学的なものの考え方に似ている。
そこには少なくとも感情は入り込まない。
その結果、できるかどうか、やるかどうかの結論に至る。

考えるということはどういうことか。
考えているつもりでも、実は考えているのではなく想像している感じているだけなのかもしれない。

少し乱暴な分け方かもしれないが、普段どちらの方法を使って判断し、行動しているだろうか。
時にはこのように問いかけてみるのも自らに気づく一つの機会になるかもしれない。

472) バランスをとって生きている

2017年09月27日 | 育児・子育て
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今日は《バランスをとって生きている》について書きます。

人の身体にはホメオスタシス(生体恒常性)、自己治癒力と呼ばれるものが備わっていると言われている。
重い荷物を右手に持てばバランスを取るために体は左へ傾く。左足が痛ければ右足が体重を支えようとする。そんな時、人は体が傾いているのを治そうとはしないだろう。
荷物を降ろしたり、痛みがなくなれば元に戻るだろうと考える。

心にも同じように当てはめて考えてみる。
バランスを崩している時、何かとバランスを取るためにそのようになっているのでは、いわゆるホメオスタシスではないのか。
このように仮定してみる。

そして、バランスを崩していることそれ自体に直接触れずにそのままにしておく。
先ほどの体の例でいう「荷物」や「痛み」に相当することは一体何なのか?
それが予測できた時、それに対して適切な対応や対処ができるようになる。そうすれば、やがてバランスを取る必要がなくなり元に戻るだろう。

なぜなら、すべての人にはもともと自己治癒力が備わっているというのだから。

471) 私の世界は私が描いてある

2017年09月24日 | 生き方
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今日は私の世界は私が描いている》について書きます。

人はそれぞれ自らの価値観という世界を生きている。そしてその価値観は生まれ育った環境の中で作り上げられる。
自ら取り入れたもの、躾という名の下に外部から教えられたもの、意識しない間に染み込んだものなどなど。

それらが私という形を作り、外界と関わる時の衣服として機能し、時には私を守る。
ところが逆にその価値観が私を縛ることもある。
ここから、苦悩が生まれてくるのではないか。

外界から守ってくれるはずの価値観が、時には私を縛り付け、時には責めることもある。
まさしく諸刃の刃だ。
ここに葛藤が生まれ人は苦悩する。
そして早く楽になりたいと切望する。

つまり、私がみている世界は私が持っている価値観によって作り上げた世界だといえる。
このように考えた時、「では私はどのような価値観の中で生きているのかと問いかけてみる。
そしてそれに気づいた時、私の世界は変わり始めるに違いない。


470) コロコロ変わる気持ちを言葉で止める

2017年09月17日 | お知らせ
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今日は《コロコロ変わる気持ちを言葉で止める》について書きます。

人の気持ちはコロコロ変わるもの。
今好きだと思っていても、次の瞬間にはそうでもなくなってしまう。時には嫌いになる。
そんな体験は常にある。
それはきっと目くるめく刺激(環境)に対処するために、すべての人に備わっている機能かもしれない。

その反面、日々の生活の中では逆に混乱する元にもなる。なぜなら今思っていたことが次の瞬間に違ってしまったとしたら、自分はどうしたいのか分からなくなってしまう。
そんな混乱を回避するために、言葉で一時固定するのではないだろうか。
今感じている、考えていることを言葉に置き換える。そして、その言葉を再度自分の中に取り込む。

大切なことは忘れないように記録する。
文字にする、音声として記録する。
現在なら、スマートフォンなどSNSを活用する人が多いだろう。

このように言葉で一時固定しなければならないほど、人の気持ちや心はコロコロ変わるもの。
迷ったとき、悩んだとき、人は一時固定した言葉に立ち返る。

「そうだ、あの時そのように決めたんだ」
このように、人は自らの人生という時を刻んでいくのではないだろうか。
何を語るかではなく、語ること自体が大切だと考えている。

469) 9月度関西出張のお知らせ

2017年09月04日 | お知らせ
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今日は《9月度関西出張のお知らせ》について書きます。

* 5日(火)~6日(木) 大阪市・和歌山市
面談・精神分析活用講座・≪鏡の段階講座≫他
フリートーク(テーマは「 自分の外にあるもの」)
* 4日(月)・8日(金) 埼玉県大宮市

詳しくは、シニィアン研究所のHP http://signifiant-lab.com/ 
Twitter https://twitter.com/rakuhomanamiを参照、連絡ください。