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アロマキャンドル...♪

2012年11月09日 | アロマ
芸術館でのアロマキャンドルの講師を担当させて頂く事になり、数ヶ月前より本格的に試作を重ねて、テキスト作りも進めています。



精油を用いてキャンドルを手作りしたことがある方ならわかるかと思いますが、香料を精油のみで作製する場合、本当に香りがほのかなんです・・・と言うか、あまり香らない。



出来上がりのキャンドルの大きさにもよりますが、しっかり香らせようと思ったら本当に、もったいなくて火を灯せない位、沢山の量の精油を使用しなければならないんですね。



今回は、材料費の予算もあまりなかったので、蝋はパラフィンを使用し、香料は合成香料を使用するしかないかな・・・と思っておりました。
雑貨屋さん等で売られているアロマキャンドルって、その殆どがパラフィン原料で、合成香料での香り付けです。そしてとっても強い香りがするんです。



あ~…でもでも…と、悩やみ、やはり心と、身体と、環境の事を考えた時、天然素材だけで作りたい!と強く思いました。



ディーゼル油を原料としたパラフィンだと、火をともした時に出る黒い煙は、環境を汚しますしもちろん体にだって良くありません・・・



そして合成香料だと、化学物資過敏症の引き金となる原因の1つとも言われています。



香り成分が体へ侵入する際、今回のキャンドルは表面積の広い肺胞から...という事になります。
せっかくいい香りで作ってもそれが知らず知らずの内に身体に悪影響を与える...そう考えたらやはり天然の香料(精油)を使用したいですものね。



身体にいい材料で作るという事はクリアしましたが、Xmasキャンドル...やっぱり「いい香り」でなきゃね~



好きな香りの精油を沢山入れればOKと言うことではありません。
香りには、それぞれノート(揮発の速さ)があって...早く言えば精油の体重ですね。
ぽってりと重たい子も居れば、小柄でスリム、体重の軽い子もいます。また中肉中背の子も…



これらの割合が上手にいった時には、しっかり後々まで残る香りができるんです。
芸術館での講座では、この割合も考慮しながら素敵なキャンドルにしていただく予定でおります。



まだもう1つ問題が…
精油の香りを飛んでしまわないように作製しなくてはならないこと。
熱を加え溶かしたミツロウに精油を加えるわけですから、熱によってせっかくの香りが飛んでしまい、出来上がったら、あら無香料?なんてなっては悲しいものね。
これは、精油滴下の順番がキーポイントとなりそうです(^_^) うまく行きますように。



.今回作るキャンドル...もちろん火を灯して使用することも出来ますが、そのまま「香るキャンドル」として飾っていても、うっすらですが、どこからとなくいい香りがしますし、香りもどんどん熟成されるように育っていい香りになるんですね(^_^)



なので、そても素敵なキャンドルが出来るはず! 私自身とっても楽しみです。



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