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アドバンスクラス精油の蒸留法について・・・♪

2013年05月28日 | 募集
昨日のアドバンスクラスでの理論テーマは、「精油の蒸留法について」でした。



私たちアロマセラピストが使用する精油の殆どが、「水蒸気蒸留法」によるものですが、この原理を詳しく見ていくと、更に4種に分類されるんですね。
植物の性質などにより使い分けるようです。



そして柑橘精油は、「圧搾法」により得られたものが一般的ですが、現在は水蒸気蒸留法による抽出や、その他もあるようです。



さらにごくまれに、芳香分子が熱に弱く、水蒸気蒸留での抽出が難しいと言われる、主に花の香りなどは、「有機溶剤抽出法」などを用います。



この有機溶剤、そもそもどう言った物なのかを知ると鳥肌モノだったりします(笑)
ですが、精油だけではなくこの溶剤抽出法は、食用油などにも利用されるといいますから、(笑)ではすましたくない気持ちにもなります。



そして、「マイクロ波減圧抽出法」、これは割と新しい方法かと思いますが、ゆずなどはこの方法で採っている所が多くありますし、エステー化学では、道東のトドマツからこの方法で抽出したものを芳香剤に使用しています



また現在研究段階と言う、「低温真空抽出法」…この方法で得られた精油は残念ながらかいだ事はありません。芳香蒸留水は香りをかいで、そして手に使用させてもらった事があります。
この抽出法での精油が市場に出てくるのは少し先になりそうですが、個人的にとても楽しみです。



そして「超臨界二酸化炭素抽出法」、Co2抽出とも言いますが、これは水蒸気蒸留のように水や、熱を加えることなく抽出し、本来の植物の成分を壊さないと言うのが特徴ですが、どの本を見ても、コストガ高く一般的ではない…と書いているものですから、私も今までそう思っていました(笑)



ですが、そうでもないようです。AOFさんでかなりの種類を取り扱っています。(ヴィーヴルでも来月よりお売りする予定です)



現在、技術の進化で蒸留法も様々なものが研究されているようです。



もしかすると、私がおばあちゃんになっている頃には、「え~~!? 水蒸気蒸留法~?そんなコトやっていたの~?」と驚愕される時代が来るのかもしれませんね(笑)



アドバンスクラスでは、上記の様々な蒸留法について詳しく見ていきましたが、改めて調べてみると、今まで何気なく香りをかいでいた精油ですが、精油の蓋を開けるたびに、かなり真剣な目つきになりそうです(笑)



さて、アドバンスクラス今回も、再度リクエスト講座を下記日程で行います。
受講時間は、当初1時間半を予定していましが、今回のクラスは2時間半を見てください。



【アドバンスクラス募集】




○テーマ:精油の蒸留法

○学習精油:エストロゲン様作用のある精油3種

○アロマトピア:No.116より

○クラフト実習:Co2抽出精油による香油作り

○昼クラス:6月5日(水)11:00~13:30
○夜クラス:6月4日(火)19:00~21:30

○受講料(材込):一般3,675円  Vivre卒業生:3,150円

○お申し込み:ヴィーヴル(0154-6461)



今回の講座では、Co2アブソリュートのみを使った香油を作製頂きます。



↑この香油、もうびっくりですから! 何がって、それは・・・作ってからのお楽しみ♪



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香道講座…♪

2013年05月26日 | 芸術
志野流香道の光岡先生による、「香道体験講座」を土曜日に行ないました。



昨年11月に続き、2度目となる今回は、聞香炉(もんこうろ)の灰を自分で作り、香木も自分で切り出し、そして聞いてみる…と言う、何とも贅沢で、レベルの高い濃い内容を体験させて頂きました。


灰の入った聞香炉と、右は灰型を作る為の火道具。



火道具は7種あり、灰型を整えていくものや、火箸、羽箒、香木をすくう匙、等など….



まずは、香炉に入っている灰を淵からかき上げ、真ん中に穴を開けて、火のついた炭団を埋めます…この炭団を埋める場所によって、香木の香り方が違ってくるので、とっても重要、そして難しい(汗)
(始めは、火を付けていない炭団で練習しました)



炭団を埋めたら、灰押(はいおさえ)で、押さえていきます。
押えた所は、綺麗な筋になるんですね。



皆んな、もの凄い集中力!



そして羽箒を使って、もう一度灰押を使って整え…


更に、火箸を使って10本の筋を入れ、最後に中央の炭団の所まで、空気を通す穴を開けます。



そして銀葉ばさみで、銀葉を載せ…手がプルプル(笑)



最後に、自分で切り出した香木を香匙で、銀葉に載せます。またまた手がプルプル。



ここまでで、かなりな燃え尽きた感(笑)



全員同じ「真南蛮(まなばん)」と言う、香木を使いましたが、この火合の具合がそれぞれ違うので、全く聞こえ方が違うことに驚きました。



当然、火が近ければ香木は良く聞こえ、遠ければ聞こえにくく…



火が近ければ良いというものでもなく…  難しい。



香道…香木をいかに上手に焚きだすかが基本になると言います。
お稽古では、まずこのお灰手前を行うと言うのもうなずけます。



自分で作った香炉を皆んなで回して聞いてみた後、「伽羅」、「羅国」、「真那迦」などの香木も聞かせていただきました。



100%自然の物である香木、同じ香木であっても、切り出す場所によって含まれる成分や水分も微妙に違うはず。そして火合によってもまた違ってきます。



香木の香りをただ一心に聞く…程よい緊張感と、香木の香りに酔いしれた非日常的で、幸せな時間でした。



いつか組香体験をVivreで行えるといいな~と夢は膨らむのでした。



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誰も言わなかったアロマテラピーの本質・・・♪

2013年05月22日 | アロマ
私がAromatherapyの仕事を本格的に始めるようになって、早いもので15年程が経ちます。



その数年前に、初めて手に取った本が、「アロマテラピー 芳香療法の理論と実際」(ローバート・ティスランド著) この本に出逢って、アロマを本格的に学びたいと思ったのを想い出します。



その後。沢山の本に出会いますが、しばらくの間手元によくあり活用させてきた本の中に、「ホリスティック・アロマテラピー」(ローバート・ティスランド著)や、「アロマテラピーのための84の精油」(ワンダー・セラー著)や、「アロマテラピー辞典」(パトリシア・デービス著)などがあります。



また詳しいことを調べるときなどは、「フランス・アロマテラピー大全」や、



「精油の安全性ガイド」なども役立ててきました。そしてこれらは、今でも活用しています。



これら海外のアロマセラピーの巨匠と呼ばれるような方達の本を翻訳されて来たのが「高山林太郎」先生です。



今から28年前に、翻訳という形で初めて日本にアロマテラピーを紹介した人物が、アロマテラピー・植物療法家であり、英米仏独露文献翻訳家である高山先生です。



その高山先生が新刊を出すということを先月知り、予約をして先月末に届き読みました。
題名は、「誰も言わなかったアロマテラピーの本質」と言う著書です。



翻訳家として知り得た情報の他、自身で調べた真実などが書かれてある1冊です。



日本にアロマテラピーが伝わり30年弱、一般にこうして広く普及され認知度が高まった事と引き換えに、プロとしては残念に感じる精油の品質面や、商品なども広く流通されるようになってきたことを感じる事があります。



「アロマ」…と言う単語が、おゃれなモノと言う認識で広まり、CM等で「アロマが香る」…などと言う言葉を耳にする度に、ガクッとさせられてしまいます。



アロマセラピストとして、お客様の身体に精油を使わせていただく立場として、本物を提供していきたいと言う思いが私には強くあります。



本物の精油を使用する責任を改めて感じていたこの頃、この本を読んで改めて正しいアロマテラピーと、真実を知って行きたいと、感じました。



初心者向けの本ではありませんが、アロマセラピストや、講師活動をされている方などは読まれるといいかも知れません。



Vivreでも20冊ほど在庫ありますので、お問い合わせ下さいね。
本は完売致しました。


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函館その3…♪

2013年05月21日 | 旅行
ひっぱって、すみません(^_^;) 函館旅行、まだ続きがあます。



実は今回の一番のメインは「土偶」さん…だったんです!



北海道初の国宝、中空土偶に一目会いたくて、ずっとその機会を逃し今回お初にお目にかかれて大感激なんです。



まずは、噴火湾に面した魚介で有名な「南茅部町」にある、大船遺跡へ。



ここでは、竪穴式住居を復元していて、縄文時代の人が実際にここで生活していたことを想像させます。



縄文時代ですよ!縄文時代っ! 今から3300年もの前に私たちのご先祖様が生活していた…と想像するだけで何だか興奮する私です…(笑)



そんな私に、冷静な視線を送る主人…(笑)



この小高い丘に集落として100人以上もの縄文人が暮らし、見下ろす海や、森に囲まれた自然豊かな地で、草や花を摘み五感をふんだんに活用していたことを想像しました。



若干つまらなそうな主人と、ここから10分ほどの場所にある、「函館縄文文化センター」へGoo!
(ここのセンター、何と写真OKでした。)


この施設の1階では、縄文人が季節の移り変わりとともに生活していた様子が、出土された遺跡とともに展示してありました。



そして、いよいよ地下の展示室に安置されている、土偶さんの元へ…



いらっしゃいました!土偶さんがっ!(←小声)  さすが国宝と言うことで、土偶さんには、学芸員さんらしき方が付き添っておりました。
たまたまお客様も少なく、色々お話を沢山聞かせて頂き感激です。



高さ40cm程で、中空土偶としては、国内最大級の大きさと言います。
中が空洞で、頭部から足元まで、美しい文様が丁寧に施されています。




両腕と、頭部の一部が破損しているは、故意に壊したものと考えられるそうです。




宗教的儀式や、死者を埋葬する際、神へ何らかの祈願をしたものなのでしょうか…



そして何と言ってもこの土偶さん、可愛いでしょ~!
若干かしげた顔…小さめのたらこ唇…ぽってりとした目…絶対に可愛い(笑)



縄文時代に暮らす人々の様々なことを考え、想像して随分この土偶さんの所におりました。
なんとここに来て、私より主人の方が土偶さんに惚れてしまったよう(笑)



売店では何と、土偶さんが色々なお土産になっていました。
土偶まんじゅうに、土偶煎餅、特別注文にて、土偶弁当までも。
土偶ッキー…には、笑いました。



太陽を始めとする宇宙、大地や大気、野や山、草花や石ころまでにも精霊が宿り、その精霊を崇拝して共存していたと言う、縄文人…



日本の八百万神(やおよろずのかみ)の発祥は、縄文時代だったのかもしれないですね。



全てのものを分かち合い、平等社会を築き争いのなかった縄文人を今私たちは顧みなければいけないのかも...と思うのでした。



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アドバンスクラス追加講座のご案内・・・♪

2013年05月20日 | 募集
この十数年の間で、アロマセラピー業界は飛躍的に急成長を遂げています。
アロマセラピーが社会に根付いている一方、様々な情報や商品があふれる中、プロとしてどんな風にアロマセラピーとかかわり、お伝えしていくかは難しくなってきている部分があると思います。



雑貨扱いである一方、薬理作用も謳われる精油と、どう向き合っていくかは、プロの方それぞれの考え方によって大きく違ってくるものと思います。



少しでも、アロマセラピー業界のこと、そして精油のことを詳しく知って行くことは私たちプロの責任でもある気がします。



私もまだまだ勉強不足ですが、今後も愉しみながら、少しずつ色々なことを深めていきたいなと思っています。



先月からスタートしたアドバンスクラスは、アロマの基礎知識を習得されている方であれば、どなたの参加も自由です^^



特にセラピストとして活動されている方、アロマ講師として活動されている方にはオススメですが、ご自身や家族のために更に詳しい情報…と思っている方も大歓迎ですよ。



リクエストがありましたので、4月に行った第1回目をクラスを追加講座することになりました。
興味のある方は、ぜひ参加お待ちしています。



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○夜クラス:5月21日(火)19:00~20:30
○昼クラス:5月23日(木)11:00~12:30
○理論テーマ:精油の品質の分析
○学習精油:クローブ
○受講料:Vivre卒業生3,150円・一般3,675円
○お申込:0154-46-6461(vivre-yk@gray.plala.or.jp)
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毎回、テーマに沿った理論と、1つの精油の学習、アロマセラピーと自然療法の専門誌「aromatopia」から抜粋した記事について、シェアし意見交換します。



今回はの理論テーマは、「精油の品質と分析」…現在のアロマテラピー業界で流通している精油についての話しと、分析表の読み取り方についてです。



学習精油は「クローブ」、使い方次第で活用大なクローブについて見ていきましょう。



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