キュー王立植物園（イギリス）

花と庭園めぐり　（最終回）

植物の宝庫・キュー王立植物園
Royal Botanic Gardens, Kew

ロンドン郊外のテムズ川沿いにあるキュー王立植物園は、
120万m²もの広さと６つの温室があり、歴史ある世界最大級の植物園です。

１８世紀以来、大英帝国は世界中にプラントハンター（植物収集の専門家）を派遣し、
持ち帰った珍しい植物を栽培し、学術研究・品種改良に生かされてきました。
現在約３万種の植物が保存され、各地で失われている種の保存の役割も担っています。

 

大きな温室パーム・ハウスです。１８９９年の建築で、絶滅危機にある
世界中のヤシ科の珍しい植物が集められています。 

数年に１度しか花が咲かない タイアンアルム（Titan arum）。
世界最大の花で高さ３．５、直径１．５メートルもあるそうです。
スマトラオオコンニャクとも燭台大蒟蒻ともいわれる珍しい植物です。
開花直前の２メートル近い姿を見ることができました。
１週間後に開花、その写真が、キュー王立植物園のＨＰに載っています。
 

 

 温室や園内の花々です。桜も咲いてました。

 
 
子供たちが見学にきていました。先生がサボテンについて説明しているところです。 

広い園内の風景です。日本や中国の庭園もあるようですが、行けませんでした。 

 

今回の旅行で一番行きたかった植物園です。
歴史的なたくさんの植物画も保存されており、展示もされているそうです。
数時間の見学だったので見ることができず残念でしたが、またの楽しみに！

ショップで水彩絵具と来年のカレンダー、そして植物画集を買いました。
固形の水彩絵具（１２色）は高級品で、この旅行での一番高い買い物でした。

 

□  ■　□  ■　□  ■

ロンドン市内の写真です。

３５年ぶりのロンドン、当時の写真と見比べながらなつかしく思い出しました。

 

▲テムズ川べりに２０００年にできた巨大な観覧車「ロンドン・アイ」

 

▲国会議事堂の大きな時計塔「ビック・ベン」

 

▲ショッピングの中心街「ピカデリー・サーカス」と周辺▼

 

▲雨のタワー・ブリッジ（左）とロンドン塔

雨が降ったり止んだりの一日です。▼

 

▲ホテルに面している運河。２０１２年オリンピックのボート競技場に予定されている。

ケンジントン ガーデンズ（イギリス）

花と庭園めぐり

ケンジントン宮殿の花と緑

 ブリュッセルからユーロースターでロンドンまでは１時間５１分、
ドーバー海底トンネルも２０分ほどで通過、速いです。
ロンドンの天気は晴れたり降ったりと何度も変わります。

ロンドン市内にたくさんある庭園の一つ、ケンジントン　ガーデンズへ。

ケンジントン宮殿の隣にある庭園。

 

 

ケンジントン宮殿はダイアナ元妃がなくなるまで住んでおり、

門の所にたくさんの花束が献じられたところです。

 

花もきれいでしたが、公園の広いこと広いこと、

池があり、鳥やリスがたくさんいました。 

 

 

 

人なつっこいリスが近づいてきます。

 

水の都・ブルージュ（ベルギー）

運河の街めぐり
中世の街並みを運河クルーズ

北海の貿易の拠点として中世に栄え、その後、港が砂で埋まり衰退したが、
そのため当時の街並みが現在も残り、世界遺産に登録されている。

橋と運河の街を遊覧船に乗り、水上から古都を観光しました。

< < < < <

< < < < <

▲木立の中のベギン修道院。

▼マルクト広場。高さ88㍍の鐘楼。街の中に多い、ギザギザ三角屋根の煉瓦の建物。

グランビガール城庭園（ベルギー）

花と庭園めぐり

グランビガール城の花風景

オランダからベルギーに来ました。北西にあるグランビガール城の庭園です。

チューリップの季節にだけ公開され、近郊の方々がたくさん訪れてましたが、観光バスは私たちの１台だけでした。

チューリップはじめたくさんの球根花が咲き誇っていました。

 

 小さなお城ですが、入口の城門です。

 

 

 

古城内の庭園には大きなスズカケの並木があり若葉が美しい。

温室もあり、チューリップ以外の花もたくさん咲いていました。 

 

当日は日曜日だったので、家族づれがとても多かったです。 

運河の街アムステルダム（オランダ）

運河と自転車の街めぐり

 アムステルダムは運河の街。網目のように運河が交差し、

水上をたくさんのボートが行き交っています。

運河の両側には道路が続いており、たくさんの橋がかかっています。

一方、道路には自転車専用路が整備されているのが素晴らしいです。

起伏のない国土のため、自転車で移動している人をたくさん見かけました。

 

 

 

街中の道路は自転車天国。子供を二人乗せられる自転車があります。 

お土産に買ったTシャツにも自転車のイラストが、、。

 

アンネ・フランクの家

第二次大戦中、アンネ一家が住んでいた家を見学。

裏部屋に通じる回転式の本棚の通路から、細い急な階段を登ると

アンネが日記を書き続けた屋根裏部屋などが保存されています。

たくさんの方が入場の順番を待っています。右角は新しい展示場で、

その左側がアンネの家で、運河に面しています。

キンデルダイクの風車群（オランダ）

花と運河めぐり

 国土の４分の１が海抜０メートル以下のオランダ。
ゆったりと流れる運河やのどかな風車、咲き乱れる花々は、
自然との調和を成し遂げた人々の努力の風景といえるでしょう。

１７４０年頃に排水用として作られたキンデルダイクの風車は
世界遺産にもなっており、今はオランダでも一番多い１９基が残っています。

 

 

 

 

観光ボートも運行され、たくさんの人々が見学に訪れています。

運河の水辺には、日本でも見かける草花が咲き乱れていました。 

 

（右上・コンフリー）

キューケンホフ公園（オランダ）

花と庭園めぐり

キューケンホフ公園の花風景

たくさんの花々が咲いている広大なキューケンホフ公園です。
キューケンホフ城の跡地に約６００万株の球根が栽培されているそうです。
木々の若葉と色とりどりの花々と池の調和が美しく、今年一番の賑わいも感じさせません。
チューリップを中心に、ヒヤシンス、クロッカス、ムスカリ、フリージア、スイセンなどがアレンジされています。
花の写真スポットは多く、たくさん撮った中からどうぞご覧ください。
































以下に続きます

キューケンホフ公園（オランダ）

花と庭園めぐり

キューケンホフ公園の花風景

これもチューリップ！？　驚くほどたくさんの品種や新種があります。

花びらの形で区別すると、一重咲き、八重咲き、切れ込みがあるパロット咲き、

先端がとがっているユリ咲きなどがあります。

<

<

<<<<<<<<<

▲小さい画像をクリックしてください。▼　　

<>
<>	<> <> <> <> <> <> <> <> <> <>
	小さい画像をクリックソース提供：JA6EI

日本庭園の入り口です。八重桜が満開です。







最後に、キューケンホフ公園の入り口です。「ようこそ」の日本語が見えます。



たくさんの写真をご覧いただきありがとうございました。

（１回のテキスト字数10,000字をオーバーしたので２つに分けて掲載しました。）

花のパレード（オランダ）

 

 花と庭園めぐり

オランダ・ベルギー・イギリスの旅

チューリップの絵を描いていたら花を観に行きたくなりました。
オランダの春を告げるイベント「花のパレード」から旅がはじまりました。
チューリップやヒヤシンス、スイセンなどの球根花で作られたカラフルな山車が、
北海沿岸地方４０キロをパレードする１日限りのイベントです。
出発地のノールドワイクで、花の香りとユニークな形を近くで楽しみました。