草花図

花や草木を描きとめて・・・

キュー王立植物園(イギリス)

2008年05月22日 | 外国編

庭園めぐり (最終回)

植物の宝庫・キュー王立植物園
Royal Botanic Gardens, Kew

ロンドン郊外のテムズ川沿いにあるキュー王立植物園は、
120万m2もの広さと6つの温室があり、歴史ある世界最大級の植物園です。

18世紀以来、大英帝国は世界中にプラントハンター(植物収集の専門家)を派遣し、
持ち帰った珍しい植物を栽培し、学術研究・品種改良に生かされてきました。
現在約3万種の植物が保存され、各地で失われている種の保存の役割も担っています。

 

大きな温室パーム・ハウスです。1899年の建築で、絶滅危機にある
世界中のヤシ科の珍しい植物が集められています。 



数年に1度しか花が咲かない タイアンアルム(Titan arum)。
世界最大の花で高さ3.5、直径1.5メートルもあるそうです。
スマトラオオコンニャクとも燭台大蒟蒻ともいわれる珍しい植物です。
開花直前の2メートル近い姿を見ることができました。
1週間後に開花、その写真が、キュー王立植物園のHPに載っています。
 

 

 温室や園内の花々です。桜も咲いてました。

 
 
子供たちが見学にきていました。先生がサボテンについて説明しているところです。 


広い園内の風景です。日本や中国の庭園もあるようですが、行けませんでした。 

 

今回の旅行で一番行きたかった植物園です。
歴史的なたくさんの植物画も保存されており、展示もされているそうです。
数時間の見学だったので見ることができず残念でしたが、またの楽しみに!

ショップで水彩絵具と来年のカレンダー、そして植物画集を買いました。
固形の水彩絵具(12色)は高級品で、この旅行での一番高い買い物でした。

 

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ロンドン市内の写真です。

35年ぶりのロンドン、当時の写真と見比べながらなつかしく思い出しました。

 

▲テムズ川べりに2000年にできた巨大な観覧車「ロンドン・アイ」

 

▲国会議事堂の大きな時計塔「ビック・ベン」

 

▲ショッピングの中心街「ピカデリー・サーカス」と周辺▼

 

▲雨のタワー・ブリッジ(左)とロンドン塔

雨が降ったり止んだりの一日です。▼

 

▲ホテルに面している運河。2012年オリンピックのボート競技場に予定されている。

コメント (4)
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