暑中お見舞い申し上げます
東京も、この夏一番の猛暑日でした。
夏に良く見かけるヒマワリに似たキク科の花
「ルドベキア」は暑さに強そうです。
ずっと気になっていた、この植物の名前がやっとわかり、
近所の川べりに実が成っているのを見つけ、スケッチしました。
▲10年前の秋、セーヌ川のほとりを散歩しているとき、
珍しい形の実(莢)を見つけ、家に持ち帰って飾っていましたが、
どんな花からできる実なのか、ず~と気になっていました。▲
▼2年前の春、ゴッホの終焉の地を訪ねる途中の街角で、偶然、出会いました。
花は明るい紫色で、実は緑色でしたが、間違いなく同じ植物でした。▼
花が「紫大根」に似ているので調べたら次のように分かりました。
学名 ルナリア Lunaria annua アブラナ科
ルナは月の意味で実の形が月に似ているから。ヨーロッパ中央部が原産地。
1901年に合田清がフランスから持ち帰ったのにちなみ 「ゴウダソウ」ともいう。
実の形から、ギンセンソウ(銀扇草)、ギンカソウ(銀貨草)、オオバンソウ(大判草)の別名もある。
日陰や湿り気のあるところに梅雨時に良く見かけるドクダミ。
子供の頃の家の背戸にも生えていて、匂いがちょっと苦手でしたが、
今では、さわやかな匂いと感じるようになりました。
ここ1ヶ月ほどで白い花(実は総苞弁で葉が変化したもの)が茶色に変化し、
真ん中に突き出た穂(実は雄蕊と雌蕊が集合した花)も茶色になり、葉や茎の色も赤みが増してきました。
ドクダミは薬草として効用があり、子供のころ、葉っぱをもんでかぶれたところにつけてもらった記憶があります。
最近は、どくだみ茶をときどきいただいています。
近く取り壊されるらしい誰も住まなくなった公営住宅の空き地にもたくさん咲いています。