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プレシャス

2010-04-29 | ふ へ ほ
満足度 ★★★★ 
ガボレイ・シディベは評判通り
新人とは思えない存在感でしたね~。
辛い物語を、さほど暗く感じさせないのは彼女ゆえかも。
意外にもおしゃれな彼女からも生への前向きさを感じました。

  

プレシャス(クレアリース)16歳。
幼少期から性的虐待をうけ父親の子供2人を妊娠。
母メアリー(モニーク)はそんな娘を
あろう事か嫉妬し憎んでいる
---それはまさに腐りきった家族関係---

そんな現実を「幻想」で乗り越えてきた彼女は
フリースクールのなかで本当の救いを見つける。
それはレイン先生(ポーラ・パットン)との出会いだ。
-先生といると なんだか心がほわほわする-

こんな気持ちを今まで1度も感じたことがないという・・
この暖かさが何なのかもわからない・・それが悲しすぎる(涙)
 
--賢い人はトンネルの中にいても
 自分で光を見つけることができる。
 そして、今度は人に光をてらすことができるんだ---

先生から学ぶことの大切さもしるプレシャス。
いつしか先生は「なりたい自分の姿=目標」に
なっていったようですね♪
彼女に心の内、総てを吐き出すシーン。
圧巻でした--!!(涙)

  

母メアリもすごい存在感でした。
ラスト彼女の思いを吐露するシーンも圧巻。
私も思わず涙がこぼれてしまったけど。
でも・・同情はしたくないです。
あなたは母として・・人として失格です(涙)

それに引きかえプレシャスの決断はまさに母だ!
でも私も先生と同意見。
母じゃなく、あなたはまだ女の子として生きていいんだよ。
そういってあげたい。
だって・・あなたこそがまだ子供なんだから・・(涙)

離婚が増える昨今、子の虐待も後を絶たない。
子供に罪成し。親の事情は子供にとって無関係。
子供を生むと決めた時から
女は「母」に。男は「父」にならなきゃね(涙) 


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4 コメント

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Unknown (KLY)
2010-05-01 18:37:25
ショックだったのはこの物語が1987年が舞台だったということでした。私とプレシャスは1つしか歳が違いません。どうしても自分と引き比べてみてしまいます。我ながら情けない…。己がいかに恵まれていたのか、いかに親に愛されて来たのかを痛感しました。
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KLYさんへ♪ (くろねこ)
2010-05-06 23:54:20
コメントありがとうです!
わかりますその気持ち。
彼女ほどの悲しみを抱えて・人は正常でいれるものなのか?生きていけるものなのか?
とても無理だよ~!って思いに行き着いちゃいますよね~(涙)
そして彼女に生きる力を与えていたのが
子供だったのか・・と思うとなおさら
彼女の強さに驚かされちゃうんですよね~。
母よりも母だった彼女。その優しさは愛はどこから生まれたのかを・・考えたいですね!
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泣きました (ノルウェーまだ~む)
2010-12-05 08:08:39
くろねこさん、ご無沙汰です。
ようやくこの映画を見ました。
もう泣いて泣いて・・・
本当にこのような辛い状況で、正気を他も保っていられるものなのか・・・・
?と思ってしまいますね。
プレシャスだからこその包容力なのかもとおもいました。
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ノルウェイまだ~むさんへ♪ (くろねこ)
2010-12-12 22:11:18
コメントありがとうです。
まさに私も鑑賞後・・言葉を失いました。
何をどう言えば・・
実話だけに切なすぎでした。
虐待された末、彼女を救ったのが愛す事だとは・。
まさに彼女ゆえの包容力だったと思いますー。
彼女には誰もなれないよねーー(涙)

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