『WOOD JOB!～神去なあなあ日常～』

★★★★　夢って、ちょっとの思いこみと行動で見つかる！のかもね♪（笑）
　私は信じたい。面白かった～～！

受験に失敗し夢もない都会育ちの主人公・平野勇気（染谷将太）が
あるチラシの美女に惹かれ１年の林業研修に参加することに。
ところがソコは携帯も通じずバスも　コンビニもない超～ド田舎の「神去村」
そんな彼を支えたのは--やっぱりチラシの美女だった？のでした（笑） 

パンフレットの美女につられた？
親とか　いろんなことから逃げ出したかった・・・？
まぁ理由はともかく　そんな彼が林業研修プログラムに参加！
なんとその期間は1年間------！！
どうやらよくわかってなかったっぽい(笑）でもそれもある意味凄い！！
なにかを始めるときって考えすぎないほうがいいのかも？（ガハハハ）

でも　実際　そんな中途半端な気持ちでできるのか？ていったら絶対無理。
この仕事は山や自然との闘い。谷に落ちたり　ヒルに襲われたり・・・
一歩間違えれば死も待ってる厳しい仕事だからだ。

しかし---すぐに逃げ出すつもりだった彼をこの山に引き留めたのは
おおらかでゆかいな山の男たち。
そして美しい－－－自然だったのかもしれない。
いや・・やっぱ美女(長澤まさみ）か・・・・（わははは！！！）

印象敵なシーンがある(うる覚えだけど・・・）
「１本８０万円～！？これ全部売ったら億万長者じゃないですか～！」
そう歓喜する勇気に村の人々は言う。

今の恩恵はすべて先祖がくれたもの。
一本切ったら新たな木を植える---。
林業にとって１番大切なことは未来を思うことなのだと。

林業って　何十年何百年ごしの仕事なんだもんね～。
１本の木を切る-----その凄さが心に響いてくる。

監督さんは毎度、こうした知られざる世界を興味深く面白おかしく--
描くのが上手いです！そして毎度惹かれてる自分がいます。

染谷君はどこかちゃらんぽらんながら　憎めない青年を好演！！
野性味あふれる山の男たちの中で成長し変わっていく勇気の姿が嬉しくも頼もしく思えました。
彼の指導役伊藤英明さんもワイルドでおちゃめな山の男を好演！！
別れの際彼が涙する姿には思わずもらい泣きしてしまいましたよ～。

１年の研修を終えた勇気君がその後　選ぶ道とは----！？
期待を外さないっ終焉にもにんまりです。
笑いあり涙あり学びあり---心地いい青春作品だったと思います。