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『ウォルト・ディズニーの約束』

2014-04-04 | 

 ★★★★ じんわり何かがこみ上げて、涙がこぼれてしまいました
 映画製作50周年を経て、いま明かされる『メリー・ポピンズ』誕生秘話--。

メリーポピンズの映画化に向けて情熱を燃やすウォルト・ディズニー。
しかし 原作者パメラ・L・トラヴァースは20年もの間それを拒んでいたという。
彼女がこの話に乗ったのは・・生活に窮し、しかたなくだったようだ
しかし彼女は脚本を厳しくチェック!原作者なら当然---といいたいところなんだけど
それは 家、庭、番地名にまで及ぶ徹底っぷりで スタッフ全員大困惑!
原作者パメラさんは どうみても好感の持てない人----だったようだ(笑)

しかし--ラストでは すっかり彼女に同調し号泣してる自分がいました。
周りからも聞こえるすすり泣き・・・。
ソレは 誰もが彼女を、ちょっと好きになった証しなのかもですね♪

ラストで流れた彼女の肉声に「--さはホントなんだ~(汗)」とは思ったけど
なんだか笑ってる自分がいましたわ---。

  
ミュージカルはダメ
アニメはダメ----!

製作者と原作者との間ではずっとバトルが続いている。
というより必死で彼女の意向に添おうとする
製作者たちの涙ぐましい努力が続いている・・・。

何とか気持ちを和ませようとウォルト(トムハンクス)も 
ディズニーランドに招待したりと おちゃめっぷりを大放出(笑)

そんな努力が少しずつ実って---

今までは1人でも平気だった彼女が
カフェで人と話したそうにしていたり
嫌いだったぬいぐるみをだきしめたり
運転手に 気を遣ったり・・・。

すこしずつ変わっていく彼女の姿ににんまり♪

人は誰かと関わることで逆に
 寂しさを意識するものなのだと・納得。

そして 素晴らしい歌が出来た時--
彼女は躍るまでに変化しちゃうのだ。

それは製作者たちがようやく報われた瞬間でもあったので
私のテンションも一気にダダ上がったのでした(笑)

しかしそのすべては
「ペンギン(アニメ)」により泡と消えたのでしたーーがっくり!!

東の風に乗って現れたメアリーポピンズ-----。
つんと澄ました奇妙なお手伝いさん。
でも子供たちは彼女が大好き。
それは彼女といると不思議なことがおこって楽しいから・・

ウォルトや彼の娘たちにとって彼女は空想の世界へいざなう ファンタジ~。
だから とことん楽しく 描きたかった(ようですが)----。

そんな彼に彼女は叫ぶ---

「メリーポピンズは
 子供を救うために現れたとでも思ってるの?」


彼女と ウォルトら製作者たちのの間には
やっぱり 大きな隔たりがあったのだ----。

トラヴァースにとって 「彼女」は何なのか・・?
その答えは--
時折挿入される彼女の過去に見え隠れする。


困窮する家に現れたしっかりものの叔母。
彼女の描くメリーポピンズは彼女---?
でも彼女は大好きだった父(病死)を
救ってはくれなかったのだ。
「嘘つき。必ず救うと約束したのに---!」

トラヴァースは父の死でしった悲しみ 寂しさ 孤独。後悔・憎しみ
全ての感情を 封じ込めたーーーそれが彼女のメリーポピンズだったのだ

そんな彼女にウォルトはつぶやく。

「この作品は君のものだよ---」と
彼もまた ミッキーという作品に救われ導かれてきた
彼女と同じ思いを抱いていた人だったのだ。

それを知った時、彼女の中で また何かがはじけた・・
いやでもやっぱりそれはあの製作者たち皆の----
熱すぎるメリーポピンズへの愛が届いたからだったのでしょう!

でもやっぱり出来上がった その映画は
 ミュージカルあり、アニメありで・・・トラヴァースは 困惑顔。

でも・・そこには
次から次へと 涙が零れ落ちているトラヴァースの姿が。

それは ウォルトの描くメリーポピンズによって
彼女が 本当に救われた瞬間だったんだと思う。

「酷過ぎて泣けるのよ~~。」 
彼女は最後までツンだったけどね・・・・(わははは!!)

ホントに憤慨してたと いう記載もあけれど----
私はあの本物の肉声を聞いて改めて
ツンデレな彼女のジョークよ♪
って確信しましたけどね~~(笑)

トムハンクスにハズレなし---♪
 私の中ではまたも更新です(わはは!!)




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