亡くなった老婦人の遺産整理をするため、館を訪れた若き弁護士アーサーは
「黒衣の女」を目撃する。それは呪いの連鎖の始まりだった---。
★★ 捻りなし。ほとんどが 「ダニエル・ラドクリフの1人芝居---」
ある意味ビックリな作品でございました~。
ダニエル・ラドクリフの脱ハリー・ポッターとして選んだ作品!とあって
応援を兼ねてみにいったんだけど。
なるほど・・選んだ理由は 「ソレ・・・」か?
引き潮の時だけその屋敷へ通じる道が現れる---。
この不気味な屋敷の存在感はすばらしい。
村人たちはこの屋敷に彼が踏み入ることを怖れていた・・
『黒衣の女』を見ると子供が死ぬ----。
その呪いの連鎖に怯えていたからだ・・。
案の定アーサーはソコで黒衣の婦人を目撃し・・・
その悪夢は再び村を、子供を襲うことになる。
妻をお産で失ってから 彼女を見近に感じていた彼にとって---
霊の存在はもはや怖ろしいモノではなかった?とはいえ
屋敷で起こる「霊現象」の数々に
驚きも悲鳴も あげることもなく突き進んでいくアーサーさん。
抑えた演技--!?たって
いやいや・・こりゃ、 ありえない心臓の強さだよ・・・(苦笑)
次第にこの屋敷で起こった出来事がぼんやりと明らかになり
彼女がなぜ子供を奪うのかを、彼はどうやら感じとったようで・・
ある驚愕の行動に出るのですが------
いや~。コレもまた・・できることじゃないわ~。
う~~ん。
彼がここまでする心情や苦悩も描き不足と感じたし
この婦人に起こった出来事も、ともかくぼんやりしてるから
彼女の憎しみや 悲しみに 今一つ寄り添えないんだよね~。
「逆恨み」のようにも感じちゃったし。
もはや彼女はタダの迷惑な幽霊---になり下がっちゃてる。
コレは本当にイタイところだと思う。
このラストも・・なんだろ??
彼女なりのお礼--?と好意的に受け取りたいとこだけど・
最後まで 「許さない~!」~と叫んでいたしな~。
やっぱよくわかんない。
『永遠の子供たち』のような切なさも
残念がら感じることはできませんでした。
私には久々に上映時間が長いと感じた作品でしたわ(涙)
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