男女の恋愛に関する和歌や詩。
恋心の切なさをよんだ歌。
あかねさす紫野行き
野守は見ずや君が袖振る
額田王
(紫草の植えてある野や、立ち入り
禁止の野を、あちらこちらへと行っ
て私に袖を振って合図するあなたの
姿を、野の番人は見とがめないでし
ょうか)
紫草のにほへる妹を憎くあらば
人妻ゆえにわれ恋ひめやも
大海人皇子
(紫草のように美しいあなたを、
私が憎く思っているとしたら、
あなたが人妻であるのに、どう
して私が恋するでしょうか)
恋心の切なさをよんだ歌。
あかねさす紫野行き
野守は見ずや君が袖振る
額田王
(紫草の植えてある野や、立ち入り
禁止の野を、あちらこちらへと行っ
て私に袖を振って合図するあなたの
姿を、野の番人は見とがめないでし
ょうか)
紫草のにほへる妹を憎くあらば
人妻ゆえにわれ恋ひめやも
大海人皇子
(紫草のように美しいあなたを、
私が憎く思っているとしたら、
あなたが人妻であるのに、どう
して私が恋するでしょうか)