昨年の秋の頃だった思います。
あるお寺の80歳になる前坊守さんに教えてもらいました。
「東京大学医学部救急分野教授の矢作直樹さんの著書読んでいますか?
読んでなかったら、ぜひ読んで下さい。仏教の教えに重なります…」
その後、書店で、何度か矢作さんの本を手にした。
前坊守さんの言葉通り、面白い内容です。
何度か、書店で手にしたが、購入して読むところまではいかない。
最近の自分の中での勝手な思いだが、
売れ筋の本は、読まない。
この頃の売れ筋の本は、全て仏典に書かれている。
etc
といった内面の声が聞こえる。
マア、老化現象で、フッとワームも鈍くなってきているのだろう… (笑)
マア、ブームが落ち着い頃、区立図書館で借りて読めば良いと思っている。
その時は、彼方かもしれませんがねー…
ちなみに、区立図書館での貸し出し状況をみると、矢作さんの著作は、どれも予約が二桁台。区民の方々も、関心が高い著作のようだ。
昨日の、朝日新聞に『おかげさまで生きる』新刊広告が掲載されていた。
ちょっと気になったところを【落穂拾い】。
古神道に「中今(ナカイマ)」という言葉があります。
過去はどうであったにせよ、
今を行き切ることが大切だという意味です。
もっと拡大解釈すると、過去も未来も、今の連続です。
時間というのは今の意識が連続して
作り出された集合体だかです。
だから過去が、未来が、とことさら執着する必要はないのです。
今を楽しむこと。たったそれだけ、人生は変わります。
「中今(ナカイマ)」という言葉、知りませんでした。(冷汗 笑)
ただ、『仏説無量寿経』の中に、「去来現」という言葉があります。
また、道元さんの『正法眼蔵』の中にも、「而今(ニコン)」の言葉もあります。
またまた、ロジャーズのカウンセリングを学びはじめの頃、「いま」ということを繰り返し教わった。
ですから、内容的には、何も驚きません。(笑)
仏教は、凄い。
カウンセリングは凄い。
仏教を学んできて、良かった。
いま、仏教を学ぶ時代(トキ)。
と思ったものです。
感謝。南無阿弥陀仏。
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