本日・午前、9月の《教育とカウンセリングコース》が終了しました。
ご参加は、総勢5名(男性3名 女性2名)でした。
2名の方から、欠席のご連絡をいただきました。
ご連絡ありがとうございます。
学習会は、次のように進みました。
①テキスト・懐奘『正法眼蔵随聞記』 を全員で音読しました。
②ロジャーズ著 「パースナリティと行動について一試論」
今回は、講師のS先生が持参してくれた教材(コピー)を検討しました。
教材:佐治守夫・飯長喜一朗『ロジャーズクライエント中心療法 新版』のコピー。
第4章 2 ロジャーズのパーソナリティ理論
幼児についての仮定された特徴
本書の狙いとしては、ロジャーズのパーソナリティ理論を紹介するつもりなのであろうが、
ロジャーズのパーソナリティ理論が幼児理解のための仮定とられそうな誤解を誘いそな内容。
それと、治療という経験と仮定との関係が、本書の記述ではボクには理解出来ない。
どうも、この章の執筆者は、ロジャーズのパーソナリティ理論を読んでいない印象を受ける。
③井戸端(楽談)
特別支援通級学級の担任W先生の報告が深刻だった。
クラスに情緒に不安定な児童がいる。
担任は、その児童を自分の学級で安定させる教育的配慮を投げ出し、
通級学級に送ることで自分の仕事が終わったように思うらしい。
また、介助員のてあてがつくと、
担任は配慮を必要とする児童への関わりを介助員にまかせぱなしになりがち。
ボクも、昔、スクールカウンセラーをしていた時、そのような場面に出会したことがある。
学校に、時間講師・介助員・ボランティア・通級学級・・・
いろいろの手だてが充実することで、また、新たな課題が顕著になってきた感じがする。
《教育とカウンセリングコース》は、
(子どもに関わる仕事をしている方々)にお勧め学習会です。
次回の《教育とカウンセリングコース》の予告
■日 時 10月 12日(日) 午前10時~12時
■会 場 タワーホール船堀 (都営地下鉄新宿線船堀駅前)
(部屋は、入口の掲示板をご覧ください)
★テキスト類は事務局で用意していますが、お手元にある方はご持参ください。
★会場は、9時から使用できます。
9時から10時は、自主学習タイムです。
お時間に余裕のある方は、お早めにお出かけください。
皆さまのご参加をお待ちしています。