法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

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主宰者の《日乗》

Fさんからの寒中見舞い

2012年01月15日 23時33分16秒 | 日乗

知り合いのFさんから寒中見舞いが届いた。

早々と年賀状を頂き誠にありがとうございます。
あなたさまの温かいお気持ちや近況を知り、うれしく思います。
私と妻は、無病息災とはいきませんが、年相応に元気でくらしております。
3人の子ども夫婦と3人の孫たちは、それぞれの道を歩んでおり、それを見守るのが喜びです。

昨年の重大ニュースの中で私が最も重く受けとめているのは原発事故です。

「原発を語るとき」

廃止論であろうと
再開論であろうと
原発を語るときに
心を福島に置いて語る習慣を
身につけよう

福島でつくられた原発電力は
東京で消費されたから
つまるところ
福島の子どもは
東京の子どもの身代わりになった
福島の親たちは
東京の親たちの身代わりになった
大阪の消費される原発は
どの県で作られているのだろう

五年後の甲状腺がん
十年後の白血病が
春夏秋冬気にかかる
福島の子どもたち親たちを棚に上げて
原発を語ることの
恥ずかしさよ

(カタログハウス発行「通販生活」2011年秋冬号の封筒に書かれものです。)

あなたさまとご家族の平安を末永くお祈りいたします。

2012睦月

(追伸)「原発を語るとき」は、私の【落穂拾い】です。
今年もよろしくお願いします。

心にしみる寒中見舞いです。
この頃、原発関連のニュースが少なくなっているように思います。
日本人は、「喉元すぎるとすぐに忘れる」と言われます。
福島原発を今後どうするのか、日本の原子力発電をどうするのか、
しっかりとした疑論が見えないのが、本当に不安です。

大本営的な発表も困りものです。
関心がうすれるのは、もっと困りものです。

 

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