衆院選が終わりましたが、何か日本中が「スッキリ」しません。
日本は民主国家ですから、国民が主役のはずです。
選挙が終わったら、国民に信任された政策が(前進するのでは?)
と期待感が湧くものですが・・・
何か、日本中に重い閉塞感が漂っているようです。
一言でいうと、
(民意が反映されていない)
(権力者のウソ)が、原因のように思います。
アベノミックスで自公が勝利したわけですが、
出口調査によりますと、国民の五割以上は、原発再稼働・集団的自衛権の行使容認・
武器輸出・経済政策etcに反対であります。
順不同ですが、思いつくままに書きますと・・・
*選挙が終わるのを待っていたかのように、
高浜原発3号機4号機の再稼働がゾロゾロ動き始めました。
地元の京都・滋賀県知事も納得していませんね。
アベ政権と原子力規制委員会田中俊一委員長とのやりとりも、グレーですね。
責任を押しつけあっている感じです。
原子力発電が、安全か?否か? 安全基準に合格しているか?否か?
そんなことではありません。
日本国民にとって、安全か?否か?が重要なのです。
人間の「生命」の問題です。金儲けの話ではありません。
*昨日のブログにも書きましたが、報道機関のベテラン記者と
アベ某さんとのお寿司夕食。これも変ですね。
*スタップ細胞問題。
小保方晴子さんは退職するようです。
小保方さん一人悪者に仕立てるのは変ですね。
そう言えば、理研のトップが出てきませんねー。不思議です。
ノーベル賞受賞者でしたねー。
理研の研究者は「来年度は予算不足で、研究を続けられない人も出てくるのではないか」 と心配しているそうですが、もっと大事なことがありますね。
*群馬の小渕優子代議士。
東京地検特捜部の捜査が続いているのに2万票減とのことですが当選しました。
(扱いが小さいのが奇妙ですが)今日のニュースでは、捜査前にパソコンHDをドリルで破 戒していたとか・・・
*小渕優子代議士以外にも、政治とカネの問題で名前が上がっていた代議士さんもいまし たね。どうなっているのでしょうか?
*報道も「変」ですよね。衆院選翌日の新聞一面のタイトルをブログに更新しましたが、
政府の宣伝新聞になっているような報道機関がありますね。
*オール沖縄対沖縄自民党。
沖縄自民党の完敗でした。
でも、比例区で全員が復活当選。
選挙制度が「変」ですね。
*民主党代表選もどうなることやら?
*クリスマスを前に、いろいろなイベントが賑やかです。
「節電」を忘れてしまったかのように・・・
etc(きりがないの止めます)
政治家も報道も国民も、日本中が「オーバーホール」が必要に思います。
ただ、嬉しいことは沖縄の「民意」ですね。
それと、共産党に投票した人の存在です。
想像するに、共産党支持者というよりもアベ政権に対する批判のお方なのでしょう。
釈尊は、「自灯明 法灯明」の教えをのこしてくれています。
先師・五十嵐先生は、「バカな頭でも、自分で考えよ」と教えてくれました。
12月18日(木) 東京新聞に掲載された
思想家・内田樹さんの「“カネ優先”見直す時」は、読み応えがありました。
12月19日(金) 東京新聞に掲載された
東北大院教授・糠塚康江さんの「次善の策」
ぜひ、お勧めです。
「カネ・モノ至上主義」から、日本人が目覚める時ですね。