法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

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主宰者の《日乗》

親鸞聖人の(書写)

2014年03月11日 23時13分35秒 | 日乗



親鸞聖人の年表を開いてみますと、生涯にわたり法然上人や兄弟子の著作を
(書写)していることが理解できます。
また、主要著作である『教行信証』では、経・論・釈からの引文(書写)をしておられます。

その(書写)に関してですが、ボクはボンクラで、(昔の人の勉強は書写なんだ)
(昔の人は字が上手いな)(親鸞聖人は90歳まで書写に集中していたんだ)位の表面的な理解で、
深く考えてきませんでした。
最近になって、学びの王道は(書写)(音読)にあると実感しています。

例えば、
世尊の教えを学ぶ場合、
学者の方や僧侶の講演を聞いたり著作を読む学び方があります。
もちろん、この学び方も大切でしょう。
でも、この場合は、間に学者や僧侶の考えが混じり込みます。

直接に世尊に学ぶには、(読経)(書写)が一番であります。

ということで、ボクは、親鸞聖人の学び方を真似して、
『教行信証』の書写をしてみようと決めました。(写真)

また、『教行信証』の音読は、《くりのみ会》でお仲間と一緒にすすめているところです。
この4月で、「真仏土巻」が終わり「化身土巻」の音読に入る予定です。

『教行信証』の音読や写経・書写に関心のあるお方は、

《くりのみ会》にお出かけくだい。


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東日本大震災から丸3年目になります。

2014年03月11日 22時35分52秒 | 日乗

午前中、手習いの稽古に出かけました。
会場は、文京区のJ寺様。
先生は、前坊守様。
80歳とのことですが、お若くて魅力的な先生です。
生徒は、ベテランのご婦人方が十数名がお集まりになられます。

本日の稽古日は、東日本大震災の日と重なりましたので、
先生の提案で、本堂で役僧さんに調声をしていただいて、
追悼と応援のためのお経を読ませていたできました。

3年が経過しても、まだ不便な生活をしている全ての皆さまにお見舞い申し上げます。
また、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りします。


合掌  南無阿弥陀仏


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