親鸞聖人の年表を開いてみますと、生涯にわたり法然上人や兄弟子の著作を
(書写)していることが理解できます。
また、主要著作である『教行信証』では、経・論・釈からの引文(書写)をしておられます。
その(書写)に関してですが、ボクはボンクラで、(昔の人の勉強は書写なんだ)
(昔の人は字が上手いな)(親鸞聖人は90歳まで書写に集中していたんだ)位の表面的な理解で、
深く考えてきませんでした。
最近になって、学びの王道は(書写)(音読)にあると実感しています。
例えば、
世尊の教えを学ぶ場合、
学者の方や僧侶の講演を聞いたり著作を読む学び方があります。
もちろん、この学び方も大切でしょう。
でも、この場合は、間に学者や僧侶の考えが混じり込みます。
直接に世尊に学ぶには、(読経)(書写)が一番であります。
ということで、ボクは、親鸞聖人の学び方を真似して、
『教行信証』の書写をしてみようと決めました。(写真)
また、『教行信証』の音読は、《くりのみ会》でお仲間と一緒にすすめているところです。
この4月で、「真仏土巻」が終わり「化身土巻」の音読に入る予定です。
『教行信証』の音読や写経・書写に関心のあるお方は、
《くりのみ会》にお出かけくだい。