6日(金)夜、参議院で特定秘密保護法が可決されました。
ノーベル賞受賞の学者をはじめとする大勢の学者、学会、ジャーナリスト、
映画関係、ペンクラブ・・・・・国民の反対を押し切っての、強行採決でした。
憲法を改悪して、アメリカと一緒になって(手先かな?)の戦争は、
どんな錦の御旗でも反対ですね。
南房の里山の住人・永野さんからのTEL。
戦争に向かいそうな安倍自民党・特定秘密保護法案についても話が及びました。
永野さんから、
「財界のも、憲法9条守りぬこうとした人がいたんですよ。
経済同友会終身幹事の品川正治さんというお方です」
と教えてもらいました。
7日(土)の【くりのみ会】。
楽談タイム(井戸端)で、講師の関川先生から、
品川正治著 『戦後歴程』岩波書店
の紹介がありました。
偶然のことですが、お二人の先輩からの同一人物の紹介でした。
昨日、8日(日)図書館に出かけたのですが、『戦後歴程』は貸し出し中でしたの
『品川正治対談集 立ち位置を変えず』新日本出版
を借りてきた読んでいます。
対談の中からの、品川正治さんの言葉。
60年安保闘争を通じて憲法9条の理念は深化しました。
戦争を国家の眼でなく人間の眼で見て、
人間として許せないと国家を律しているのが9条ではないのか、と。
いまの戦争は必ずミサイルを使い爆弾を使う。その背景には核がある。
戦争になれば、必ず無辜の母親が死ぬ。赤ん坊が死ぬ。
人間として許せない。もはや戦争はあ出来ない。
しかしどこの国も成文憲法では、戦争を国家の眼でしか見れない。
国連といえども国家間の条約である以上、戦争を国家の眼で見ざるを得ない。
憲法9条は安保理がいかなる取り決めをしようと、「人は殺せない」と明言している。
そう私は考える。
戦争を人間の眼で見る。
憲法9条を守り抜く。これが私の信念です。
品川さんは、今年8月29日 お亡くなりになりました。
南無阿弥陀仏
合掌